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anti-starbucks? anti-starbucks?

  • 2002-10-22 (Tue) 13:38

 別にスタバが嫌いになったわけではない。コーヒー一杯に何百円も払わされることも、過剰に愛想の良い店員も、煩わしいけどどうしても許せないというわけではない。静かな音楽が流れていて落とし気味の照明の店内は、客で混雑していないかぎり居心地が良い。トロントでも何件かスタバに入ったけど、日本よりテーブルの間隔が広かった。店内のレイアウトをゆったりととっているので居心地ははるかに良かった。

 でもまあ、どうして今更アンチ・スタバなどという言葉を持ちだしてきたかと言うと、最近、家の近所にコーヒー豆屋さんを見付けてそこで豆を買うようになったからなのです。店主によると、毎朝豆を煎っているそうで、実際にコーヒーを作ってみると確かに新鮮な豆だった。

 豆を買い、コーヒーを作るときに飲む分だけ豆を挽く。やかんでお湯を沸かしている間に豆はだいたい挽き終わるし、作る直前に挽くようにした方が豆の保存にもいいと思うから。久しぶりにペーパードリップでコーヒーを作るようになったので粉がお湯を含んで膨らんでいくのを見ていると懐かしくて楽しい。自分で豆を挽いてコーヒーを作るようになったのは大学受験を控えていた頃だったと記憶している。豆を挽いていると不思議と気分が落ちついてくる。また、落ちついた気分で挽かないと美味しいコーヒーは作れない。

 この1年か2年くらいはずっとスタバで豆を買ってコーヒープレスで作っていた。それはそれでおいしかったのだけど、スタバのコーヒーはどう考えても高いと思う。近所のそのコーヒー豆屋さんではブレンドが200gで300円。スタバだとその倍はするはず(種類によってはもっと)。

 そんなわけで、近所のコーヒー豆屋さんをボクはとても気に入っている。そこには“まっとうさ”が当たり前のものとして存在している。豆のまっとうな鮮度。まっとうな料金。お湯を沸かしている間のまっとうな時間。豆を挽いていると、まるで世界が時間を刻む音に耳を澄ましているような気分になる。

 家の近くにまっとうなコーヒー豆屋さんがあるということは人生における幸福のひとつであると(コーヒーにこだわりを持つ人ならば、という話だが)ボクは確信している。

17:20//と書いたあとですぐに昼にスタバに行ってしまいました。昼ごはん食べようと思っていたカフェが満席でコーヒーを飲み損ねたので。コーヒーの高さも場所代と考えれば納得できなくもないのだろうけど。。。

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