- 2003-02-18 (Tue) 13:38
こうして日記録みたいなものをつけていて便利なことのひとつに、いつどんな本を読んでいたかということが記録に残ることがある。年がら年中、傾向はばらばらながらも小説ばかり読んでいるボクのような人間にとっては、あの小説を読んだかどうかということがかなり重要になってくる。同じ本を買ってしまわないためにもね(それだけじゃないけど)。
カポーティの『カメレオンのための音楽』を読み終えてすぐにビーティの『燃える家』を読み始めたのだけど、短編集であるこの文庫本の最初の1編を読んだだけで、何かしっくりこなかった。自分が今読みたいのはこういう感じじゃないと思ったので、その次に読もうと買っておいたドストエフスキーの『悪霊』を読むことにしました。こっちはしっくりきて、毎日ちょっとずつしか読み進められないでいるけど、楽しく少しずつ読んでいます。昔はポップなものだとかミニマムなものをより好んで読んでいたけど、ある時点からは複雑な、入り組んだ、一筋縄では行かない多声的な小説を好むようになりました。そうなったきっかけのひとつには、やはりミラン・クンデラの多声的な語りだと思う。あと、ロシアの偉大な小説家たち。よくもまあこんな長い小説を書けたものだなあと感心する。
ドストエフスキーは『罪と罰』も『カラマーゾフの兄弟』もすごくよかったので、未読な方にはぜひ一読をお勧めします。
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