- 2003-03-16 (Sun) 07:35
ジュースに精神安定剤投入? 泣く幼児の鎮静で元乗務員
ミシガン州デトロイト(AP) 米大手、ノースウエスト航空の元客室乗務員(33)が13日、機内で泣き出した1歳7カ月の女児を静かにさせようと、規制薬物を混入したリンゴジュースを与えたことが発覚、起訴された。
一昨年の年末から正月にかけて、当時うちの彼女が留学していたトロントに行ったのですが、それがボクのはじめての海外旅行でした。そのとき利用した航空会社がノースウエスト。関空からデトロイト経由でトロントというフライトでした。関空からデトロイトの飛行機の中では(つまり、それはボクの人生においてはじめての空中飛行ということなのですが)恐怖and安堵の連続で(言いたいだけ)たしか13時間くらいの飛行時間中ほとんど眠れずに、機内で上映される4本の映画のすべてを見るという偉業を達成したのですが、いちおう、外国語大学を出たこともあって、単純な意志の疎通(ビールが飲みたい、とか、電話をしたい、とか)は可能だったのでこれだけでも外大に行ってて良かったよなあとほとんどはじめて思えたのでした。
関空を離陸してデトロイトに着陸するまでもちろん一度も着陸できないわけで、そういう抜け道のなさが飛行機初体験者にはハラハラドキドキものだったわけですが、ボクの感情には関係なく飛行機は飛行し、デトロイトで着陸態勢に入って窓から真っ白な地上を見た折りには、ああ、死なずに済んだと本気で思ったのです。ボク一人だけ命がけ?
デトロイトでトロントの彼女に電話をかけ、無事デトロイトに着いたことを告げ、13時間くらいの飛行中にボクはどのような精神的困難をくぐり抜けてきたかをただ話したかったけどその時間もなく、というのも、トロントの空港に彼女に迎えに来てもらわなくちゃならず、デトロイトからトロントはすぐに行けるので(2時間もかからないのではないか)、電話を切ったら彼女はすぐ家を出るくらいの勢いだったのです。
つたない英語でさまざまな難所をくぐりぬけて、やっとトロント行きのゲートまできたら飛行機の到着が遅れている。しかし、ボクはもう彼女にその遅れを連絡できない(もう家を出たから)。そんなわけで、ボクはただ飛行機の到着と出発を待つしかなく、座ってモニターのCNNを見たり、ときどき歩いたり、はたまたジョン・アーヴィングの『未亡人の一年』のペーパーバックを読んでいる白人女性を見つけたり、のどがかわいたけど日本ではカナダドルしか用意してこなかったので何も飲めなかったり、まあそれはそれで我慢できる程度のものだったりしたのでおとなしく座っていて、ようやく飛行機に乗り込むことができたのでした。予定より5時間くらい遅れたために、トロントで待っていた彼女は心配したそうです。その前の9月にはニューヨークであのようなことがあったし、心配の種を見つけることはいくらでもできる時代なのです。とくに、トロントの空港でのボクの便の情報が後追いだったみたいで、それが彼女の心配を助長していたのでしょう。
そんな風にして、ボクはデトロイトからトロント行きの飛行機に再び乗り込みました。ボクの人生2度目の飛行機ということで余裕もでき、デトロイトに着陸したときは表は明るい時間だったのですが、デトロイトを出たのはすでに夜、窓の外からカナダの街のネオンを見る余裕もありました。
ちなみに、帰りの飛行機で極力アルコールを飲むように心がけたのは、少し酔ってる方が飛行の恐怖が和らぐからです。自分から客室乗務員にビールをもらいに行きました。あ、そうそう、行きの関空ーデトロイト便では機内食をほとんど食べられなかったのですが、帰りはぜんぶおいしくいただきました。眠ることもできたし、やっぱり初飛行ではかなり緊張していたのだと思う。
そんなボクも今度の金曜(21日)に韓国に行きます。関空から2時間くらいで行けるのでホントに近いなあと思う。アシアナ航空を利用するのだけど、ボクは韓国語がまったくわからない。英語はそりゃあ通じるだろうから、またビールをいただこうと思っている。
引用の記事には、“女児の母親がジュースの味がおかしく、泡が立っていて、青や白の斑点模様などが浮いていたことに気付き、不審に思って大学に調査を依頼。”とあるが、母親はそのジュースを取っておいたのだろうか?きっとそうなのだろう。
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