- 2003-05-03 (Sat) 15:57
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- Book, Novel
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読み終えました。
この小説は、たぶん大学に入る前に翻訳(『ライ麦畑で捕まえて』)を読み、大学で専攻していたアメリカ文学のゼミで翻訳片手にペーパーバックを読み、今回の村上春樹による新訳を読み、と何度か読んでいます。その度に小説から受ける印象が少しずつ変わってきたような気がする。最初に読もうとしたころはなぜかなかなか読み進めることができずに、本を買ったまま途中で放り出していました。たぶん、『ライ麦〜』のあの独特の文体になかなか馴染めなかったのだと思う。そりゃあたしかに、あれは癖のある文体だからね。
大学のゼミで読んだときは(読まされたときは)クラスで小説について何か論じなければならず苦労した記憶がある。もし小説を読むたびに何かを論じなければならないのだとしたら、世の中のほとんどの人は小説を読まなくなるだろう。だけど幸いなことに世の中はそのようにはなったおらず、大学を卒業した今のボクは「小説について論じる」という行為を少し懐かしく思ってさえいる。ただ読むだけなのは物足りないのも確かなんだけど。
次は読みかけだったドストエフスキーの『悪霊』を読もうと思っているのだけど、もしかしたら図書館に何か借りに行くかもしれない。連休中はヒマなので、せっかく近所なのだから図書館にでも行ってみるかという気分になっているからです。
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