- 2003-05-12 (Mon) 03:04
- Movie
The Royal Tenenbaumsを見ました。前から見たいとは思ってたのだけど、なかなか機会がなくて見られないでいた映画。
このような感じの軽めの(押しつけがましくない)映画がボクは好きです。なにより、この映画は趣味がいいですね。音楽もそうだし、セットもそう。登場人物も、それぞれが病んでいて精神的に問題を抱えながらも生きている。小説家や劇作家が登場するのも良い。
Gwyneth Paltrow演じるマーゴの病みっぷりは最高だった。ほとんど生気がなくてまるで死者みたいだった。あるいは、彼女は死者のメタファーとして描かれているとも言える。彼女には死の要素がつきまとっていて、たとえば、彼女は唯一の養子なのだけど、あるとき実の親を探して旅に出て、薪に手を出したために薪割りをしていた実の親に誤って指を切断される。
彼女を死者と呼ぶことが行き過ぎならば、彼女には何かが欠けている、と言うことにしよう。養子であることから本当の親を欠いている。その親に指を切断され、体の一部を欠くことになる。そんな彼女はいろんな男と(女とも)肉体的な関係を持つようになるが、どれも長続きしない。ようやく、物語の後半で彼女の弟(彼女は養子なので血のつながりはない)から愛を告白される。彼女が欠いていた何かを弟のリッチーは埋めることができるかもしれない。
長男のチャスは妻を飛行機の事故で失う。末っ子のリッチーはマーゴへの愛に苦しむ。そのように兄弟それぞれが問題を抱え、欠けた部分を抱えながら生きている。
音楽の趣味も良くて、サントラが欲しくなった。映画を見たあと、ネットでMP3を探したりしました。あんまり見つからなかったけど。
それで、家にあるもう一台のMacからVelvet UndergroundやLoo Reedやその他似たような香りのするMP3ファイルをたくさんPowerBookにコピーしました。
売り上げランキング: 6,882
- Newer: ものを考える
- Older: 休日とKung-TunesとiTunes

