Home > Archives > October 2003 Archive > 良いことだけを考えること

良いことだけを考えること 良いことだけを考えること

  • 2003-10-06 (Mon) 23:48

 今日は本当に会社を辞めようかと思いました。でも辞めなかった。とりあえず、今日はまだ。

 仕事が終わって家に帰る途中でキムチを買って、彼女が買ってくれていた韓国冷麺を作ってみた。麺を茹でて、スープを水で薄めるだけ。キムチを載せて一気食いしたらお腹がパンパンに膨らんで苦しいです。

 今朝から、Travisの新しいアルバムを聴きはじめました。う〜ん、いい! これはすごくいいです。秋って感じがする。季節にマッチしている。
 それで朝から気分が良かったのに、会社では相変わらずしょーもないヤツらがいつもと同じしょーもないことをべらべらと下品に喋るし、社長が社員に配る本のコピーというのが、お決まりの“社会人とはこうあるべし”みたいな、知性のかけらもない代物で、お前こんなもんばっかり読んでて、ちょっとは自分の頭でものを考えろよと思っていた。ああいうものは自分で何も考えることができないヤツが読むものなんでしょ?
 それで朝から気分悪かったら、昼過ぎになって先週遅刻した分の反省文を書けというし、それで、この反省文を拒否して会社を辞めようかと真剣に小一時間考えてみた。まず最初に思ったのが、とにかく彼女に相談してからじゃないと決めてはいけないなということだった。でも、彼女は仕事中に連絡がつかないので、夜にならないと相談できないから、どっちにするにしても、今はがまんしなくちゃいけないかと考えるようになった。最初は、ホントにもうこのまま帰ってやろうとまで思ったのだけど、やりかけの仕事もあったし、前述のような考えの流れがあって、帰るようなことはしなかった。できていたらどれだけ気持ち良かっただろうか!
 それで仕事しながら、あまりそのことは考えないようにして、反省文も書いて、10時前に会社を出ました。

 なるべくたくさんの夢を寝ている間に見たいと思ってるのと同じように、なるべくいろんなことを思い出したいと思っている。ふとした出来事から物語が生まれそうだから。小説を書こうとしているのです。
 帰りの電車で、昔、友達の女の子が骨折して入院しているところにお見舞いに行ったことを思い出した。たしか、バイトの帰りに行ったような気がする。誰かのお見舞いに行ったなんて、親に連れられたりした子供時分のを除けば、その人のところにいったのと、バイト仲間が入院してるところにいったのと(ボクはほとんど口をきいたことがないくらい親しくなかったのだけど、仲の良いバイト仲間に連れて行かれた)、大学生の頃に祖父が入院しているところに行ったのと、あとは思い出せない。
 たとえば、誰かのお見舞いに行ったということを思い出すと、入院していたのが実際に誰でどんな人であったかということは問題ではなく、そこがどんな病院で、時刻はいつで、入院していたのがどういう人で、その人とボクは(あるいは物語の登場人物は)どのような関係で、窓の外には何が見えて、静かな夕方にどんな音が聞こえてきて……というようなことに思いを馳せる。想像力の好きなようにさせる。
 そうすると、実際に起こったこととボクが空想したこととが混ざり合って、だんだんと現実感が遠のいてゆき、想像力の世界がリアルに進行していく。
 というような状態を目指しているのだけど、なかなかそこに到達できないでいる。もどかしい。

blog comments powered by Disqus

Home > Archives > October 2003 Archive > 良いことだけを考えること

Popularity
  • feedburner
  • このブログのはてなブックマーク数
  • blog scouter
  • あわせて読みたい
  • Firefox meter

Return to page top