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財布紛失の顛末 財布紛失の顛末

  • 2003-12-30 (Tue) 15:26

 結果的には財布はボクの手に戻ってきましたが、現金はきれいになくなっていました。多く見積もっても2千円台しか入っていなかったと思うのでまだよかったのだけど、もちろん、いい気分ではありません。
 今日はまず、昼前に近所の交番にはじめて行きました。よい感じの警察官がいて、連絡先を記入し、財布をなくした時間や場所、中に入っていたもの、現金がいくら入っていたかなどを話して帰ってきました。でも、何が入っていたかって完璧に覚えていないものですね。クレジットカードとキャッシュカードの枚数くらいは(ボクの場合少ないので)覚えているけど、その他となると曖昧になる。現金いくら入っていたかということになると、もうほとんど思い出せません。お札の枚数を朧げに覚えているくらいで、硬貨なんてものはいちいち覚えていない。覚えていないといっても警察官は『だいたいでいいから』と聞いてくるので、千円札の枚数は2枚くらいだと覚えていたけど、硬貨の枚数は適当に言いました。あ、でも、千円札は1枚だったかもしれない。そのくらい、記憶は曖昧なのです。
 交番を出て家に帰ってきて、財布にカードを入れていた銀行2行と郵便局に電話をして、キャッシュカードの使用停止の手続きをしました。再発行しなくてはならなくて、それは年明けになるということです。ああ、面倒。
 それから、もしマンション内で財布を落としていたときのことを考えて、1階にある管理人室の新聞受けにメモを入れに行った。『もし何か御存知でしたら御連絡ください』、と。
 それらの仕事を終えてゆっくりしようと、風呂場で湯船につかっていると家の電話が鳴る音が聞こえてきた。警察かもしれないと思ってぬれた身体で電話に出ると、『財布を拾ったんですけど……』という声。話を聞くとうちから二駅離れたところで拾ったという。その駅まで持ってきてくれるというので、身体を拭いて着替えてすぐに家をでる。
 駅の前でしばらくまっていると、自転車に乗ったおじさんが、何かカードを見ながらやって来た。そのカードはボクの写真が載っているコミュニティカレッジの学生証に似ていた。そして、自転車のカゴにはボクの黒い財布にそっくりの物体。これは、と声をかけると向こうも反応してくれた。1日半ぶりくらいの再開。自転車で去って行くおじさんにお礼を言い、帰り道に財布を開けて現金がきれいになくなっていること、財布に入れていたものの位置がバラバラになっていることを確かめた。さらに電車の中で現金以外になくなっているものは(たぶん)ないことを確かめた。重要なカード類はとにかく無事。だけども、すでにすべてのクレジットカードとキャッシュカードの使用停止の手続きを取っていたので、手元に戻ってはきたけど、使うことはできない。
 まあでも、この世のどこかで誰かの手にあるよりは、使えないにせよ戻ってきただけでも良かった。
 一時はどうなることかと思ったけど、とにかく財布が戻ってきてよかった。拾ってくれ、わざわざ連絡までくださった方に感謝します。実際にこういった恩を受けると、自分自身の行動も改めなければなと切に思いました。

 はじめて交番に行って警察官と話したのだけど、こういう人たちは必要だなと思った。ボクは権力なんてものはキライだけど、落とし物係というのは必要だなと、少なくともそう思いました。
 それと、財布を拾ったという電話をもらったときに、財布の中身でボクの電話番号がわかるものなんてあったかな、と思っていたのだけど、手元に戻ってきて確かめてみると、郵便局か宅配便かの荷物の差出人控えが入っていて、そこにボクの住所と電話番号が書いてありました。こういうものは入れておいた方がいいのかな、と少し思いました。

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