- 2004-05-08 (Sat) 02:48
今朝、目が覚めたときに左腕の感覚がなかった。右手でつかんで持ち上げても、手を放すとそのままパタンと落ちてしまうし、そもそも『つかまれている』という感覚すらまったくない。
寝ている間に左腕が体の下敷きになってしまって血の流れが止まっていたのだと思う。これまでもたびたびそういうことはあったのだけど、ここまで強烈なのははじめてだった。
そのときボクは自分の力で左腕を動かすこともできず、反対の手でつかんでみてもその感触もなく、自分の体には繋がっているものの、左腕がまるで枕元に置いてある目覚まし時計や何かと同じただの物質と化してしまったように感じた。左腕の死。
死ぬということはこういうことなのかもしれない。まったくの無感覚。それまで自分の一部だと当然のように思ってきたものがまるでそうでないかのように振る舞い出すこと。そしてただそれを見ているだけしかできないこと。
そのようにしてボクたちは徐々に死んでいく。肉体においても、感情においても。
