9月10日:富山1日目(大阪〜富山)

 土曜日と日曜日、彼女の仕事が休みになるかどうかはっきりとしていなかったのだけどおそらく休みになるだろうということで、万が一出勤になった場合は行けないことになるのだけど、久しぶりにふたりで彼女の実家に帰ろうかという話を木曜日にしていました。
 土曜・日曜のことなのだから金曜日の早い段階で連絡があってもいいようなものの音沙汰なく、金曜日の仕事を早めに終えてボクが家に帰ったときもまだ彼女の会社からは次の日の出勤についての連絡がないというので、何も言ってこないんだから行かなくていいんだろうと少し立腹しつつ、彼女の実家に行くことにしました。さっさと荷物をまとめて(着替えくらい)、ツタヤにDVDを返しに行って車にガソリンを入れてコンビニで食料を買ってから高速道路に乗る。その時点でだいたい9時半くらい。
 高速では途中ほとんど休憩することなく、一度だけ尼御前でトイレに行ったくらいで、新しくできた(ボクが最後に富山に来たときにはまだなかった)金沢森本インターチェンジで降りる。そこが一番近いらしい。久しぶりに長距離にわたって車に乗ったボクは普段の平日の寝不足も手伝ってか頭痛を抱え込んでしまっていた。
 高速を走っているときはほとんどずっと喋っていました。とくに、カステラの語源についての話は1番の盛り上がりを見せ、ボクはそれがオランダから伝わったものだと記憶していて言葉の意味はわからないけどオランダ語だと主張したのだけど、彼女の主張は、今現在スペインがあるところにかつてカスティーリャという王国があって、カスティーリャのお菓子を別の国が日本に伝えたときにそのカスティーリャのお菓子を『カスティーリャ→カステラ』と呼ぶようになった、というものでした。ボクは恥ずかしながらカスティーリャ王国の存在を知りませんでした。今となっては恥ずかしながらと言うのだけど(次の日に書店で高校の世界史の参考書を見て確認したのです)、そのときは彼女の突飛な説明を笑い飛ばしたものでした。ホントにそんな国あったの? でも彼女の落ち着いた自信を目にするうちに徐々にカスティーリャ王国がボクの中で信憑性を増していったのですが。
 家を出るときに彼女がお母さんに連絡して、だいたい1時くらいに着けると思うと言ってたのだけど、着いたのはホントに1時くらいでした。彼女のお母さんは、まあ途中で休憩とかするだろうから2時かそこらかなと思っていたと言って、思っていたより早く着いたことに驚いていました。けっこう早く着いたと思います。夜で道も混んでいなかった。
 ほぼ1年ぶりに彼女の家族と再開し、いつものように台所でテレビを見ながらお母さんにうどんを作ってもらって食べたりして、3時くらいまでそこにいました。金曜日の昼に宅急便で届いていたアフターダークを持ってきていたのだけど、彼女の部屋に戻ってふとんに入ってから少し読んでみる。でも眠くてほとんど読めなかった。彼女は隣で漫画を読んでいた。でもふたりともすごく眠かったのですぐに電気を消して眠りました。

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