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ターミナル ターミナル

 ターミナルを見ました。
 母国がクーデターによって消滅してしまったため無国籍となりアメリカに入国できなくなったクラコウジア人のビクター・ナボルスキーが空港ターミナルでの生活を余儀なくされた様をおもしろおかしく、ときには人情味豊かに描いています。ビクターがアメリカへの入国に固執するのも理由があってのことなのですが、そのあたりの大仰さもスピルバーグ特有の臭さでしょうか。意味はわかるけど感情移入はできません。つまり、ボクならそんなことはしないだろうということですが。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるアメリアとの関係の描写も消化不良。
 またアメリカ人の同盟意識みたいなのも強く感じました。結局、ビクターがターミナルで働く人々に受け入れられたのも彼が空港警備局主任であるディクソンの陰湿さに負けず毅然とした態度で対立しているからであって、『敵を同じくする』『敵の敵は味方』というような論理を感じたわけです。もちろんそれだけではないビクターの魅力というものもあるわけですが。
 それにしても映画の舞台である空港ターミナルがすべてセットだというのがまず驚きです。

 ターミナル

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