- 2005-01-26 (Wed) 12:19
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- Book, Literature, 阿部和重
そういえば書くのを忘れていましたが、阿部和重が芥川龍之介賞を受賞しました。芥川賞は新人賞ですので、すでに現代最重要作家の位置を獲得している阿部和重が受賞するというのも変な感じがするのですが。
阿部和重はちょうど去年の秋頃から読み返していた(一度読んだものを読み返したり、未読のものを読んだりしていた)ので、その流れで受賞作グランドフィナーレも読んでいたのですが、まさかこの作品で受賞するとは。それならシンセミアで受賞させてあげた方がよっぽど良いような気がします。
ここのところ、数回(3回かな)続けて芥川賞受賞作を読んでいます。昔は今よりも意識して貪欲にいくつかの文芸誌の新人賞受賞作を読んだりしていたのですが、ずっとそんなことなかったから、また少しそういう意欲が戻ってきているのかな、とか他人事みたいに思ったりして。
阿部和重は自分が何を書いているのかわかっている作家だと思います。もちろん作家たるもの自分が何を書いているのかわかっているものだとは思うのですが、書いたものがどのように読まれるとか、読者にどのような効果をもたらすかとかいうようなことにすごく意識的であると思うのです。だから読んでいて『ちょっとあれ?』と思うような箇所に出くわしたとしても『いや、何かあるのではないか』と勘ぐってしまうことになるのですが。それが良いか悪いかは別として。
阿部和重についてざっくり知るのには、阿部和重 - Wikipediaが良いかと思われます(ちょっと褒めすぎだと思いますが)。
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