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味覚から遠く離れて 味覚から遠く離れて

 お〜いお茶が20年ぶりにリニューアルされるというので先週くらいから少し楽しみにしていたのですが、今朝コンビニで買って飲んでみた感想は『よくわからない』です。
 たぶん昨日の朝にリニューアル前のを買って飲んだと思う(正直言って昨日の朝にコンビニで何を買ったかなんて覚えていない)。それに比べたら少しお茶の味が強くなっているような気はするけど、でもそれは本当にそんな気がするだけかもしれない。並べて飲み比べでもしてみないことには味の違いなんて分からないのです。
 お〜いお茶以外にもペットボトルや缶の緑茶はいろいろあるけど、どの味が好きだとかいうのはボクにはありません。まず違いが覚えられない。たぶん飲んでいるときには『このお茶はこういう味だな』と思ったりもしているんだろうけど、次にお茶を買う時にはそんなことはもう忘れてしまっている。覚えていたとしてもそれはただ印象として残っているだけで、味覚からはもう遠く離れてしまっている。
 同じことは缶コーヒーにも言えます。缶コーヒーも種類が多いけど、味の違いはよくわからない。その中でもブラック・コーヒーだけは違いがわかります。他の甘かったりミルクが入っていたり何とか豆を使っていたり何とか製法だったりするヤツはどれも同じに見える(味がする)。これもたぶんいくつか並べて飲み比べでもしてみないことには違いがわからないのでしょう。
 ボクの恋人はどうも生茶がお気に入りのようなのですが、ときには伊右衛門を選んだりもします。好みのものがあるということは、いちおうそれが他のものと違うということをわかっているということでしょ? それなのにときどき違うものを選んだりするということは、そのときによって飲み分けているということなんでしょうか。今はこういう気分だからこのお茶が飲みたい、とか思うのかな。だとすれば、彼女の中ではそれぞれのお茶の味の違いが整理されているということになるのか……なんかすごい。

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