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10年前のコピー屋さん 10年前のコピー屋さん

  • 2005-05-18 (Wed) 15:25
  • Walk

copy shop 知る人ぞ知ることなのですが、ボクは歩くのが好きです。歩くのが特に好きでもない人が聞いたら『何故そのタイミングで歩くのか?』と思われると思います。ボクの歩き方は『隙あらば』という感じでして、たとえば仕事でよく打ち合わせに行くところがあるのですが、会社からだと歩いて1時間くらいなので歩くのにはちょうど良いのです。天気が良くて時間があればたいていは歩いていきます。調子が良ければ帰りも歩きます。
 会社帰りにも歩くことがあります。普段は30分くらい歩くにとどめるのですが、昨日は1時間強歩きました。天満橋から京橋方面に向かってビジネスパークを通り抜けて大阪城公園へ、そのまま森ノ宮まで歩きました。そして、その途中で発見が。
 かれこれ10年ほど前に仲間内数人で集まって本を作りました。それぞれが小説を書いて、自分たちで製本したのですが、そのときにお世話になったコピー屋さんを見つけたのです。天満橋から京橋方面に歩いて行ったという記憶はあったのだけど、当時でも繁盛しているとは思えない店構えだったので、あれから10年も経った今はたしてまだ存在しているのだろうか、『まだかな』『やっぱりもう潰れてしまったのかな』と思いながら歩いていました。そのうちに『カラーコピー』の店構えが見えてきたのですが、ちょうど反対側の歩道を歩いていたので信号が青に変わるのを待って店の前まで確かめに行きました。少なくともボクが記憶しているいくつかの要素をそこに見ることができました。その要素とは、1.シャッターが半分閉まった状態で営業しているのかどうかわかりにくい、2.店内にはコピー機が所狭しとひしめいている、3.外から見ても中はどうにもほこりっぽい、というようなものです。10年ぶりに見たその店は、シャッターが半分閉まっていてコピー機が所狭しと並んでいて(前より増えたような気がする。人が歩くスペースがどこにあるのかと疑いました)埃っぽく、そして中には誰もいませんでした。
 当時、一緒にコピーをしに行ったMさんとはそのコピー屋のことを笑い話にして楽しんだものです。たとえば、ボクたちは電話帳でその店の所在を調べて(当時はインターネットなんてしてなかったなあ)今から行くと告げたのにもかかわらずシャッターが半分閉まっていて営業しているのかどうかわからなかったこと、いざコピーをはじめようとすると店主がどこからともなくティッシュペーパーの箱を持ってきて読み取り台を拭き始めたこと、コピー機のパーツを取り付けたり外したりする店主の動きがどうにもせわしなかったこと、コピーの代金があとで計算してみると破格な安さであったこと(『計算を間違ったにちがいない』)などなどです。
 帰ってきてMさんにこの興奮を伝えました。今度本を作るときには絶対ここで印刷しなければ! という意見で一致を見ました。

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