Vフォー・ヴェンデッタ

 Vフォー・ヴェンデッタを見てきました。
 スバラシイ映画でした。抑圧的な管理社会と化した近未来のイギリスで民衆の自由を勝ち取るために戦う主人公とヒロイン。それぞれにそれぞれの事情があって、抑圧的な政府に立ち向かう理由がそれぞれにきちんとある。政府に立ち向かうことを民衆に呼びかけるのも、1年間の猶予を設けてそれぞれの判断にゆだねている。もちろん、主人公は民衆の心をつかむ術を駆使するわけではありますが、けしてそれは強制ではないし、革命には血が伴ってもいます。
 それでもボクはこの映画に感動しました。この映画の世界観は極端だしそのまま今のこの日本に持ってきて、さあ明日から政府の建造物を爆破しましょうとはもちろん思わないけど、このような抑圧的な構造は確実に存在しているし、目に付きにくい形で存在しているだけ余計にたちが悪いように思えます。あるいは、ボク自身が世の中に対して穿ったものの見方をしているのかもしれません。
 いずれにせよ、この多少(かなり)非現実的な映画にボクはえらく感動してしまいました。民衆を抑圧する政府が倒れていくさまは見ていて爽快だったし、主人公にもヒロインにもそれぞれ個人的な動機があったのもよかった。個人的な動機がなかったら彼らの行動は実際のものより嘘くさく感じられたかもしれません。もっとも、すべてがVによって操作されていもするのですが。
 革命万歳

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