初恋を見ました

 初恋を見てきました。
 ある日突然、『懇親会費で映画のチケットを購入した』と会社から一方的に告げられ、それからしばらくして手元に実際のチケットが届けられたという経緯があったのですが、映画はとても良い出来で、こんなに良い映画のチケットを黙って、しかも市場価格より安く取っておいてくれるなんて、なんて良い会社なんだろうと思いました。
 宮崎あおいという女優が出演する映画を始めてみました。とても演技の質の高い、頭の良い女優だという印象を受けました。また映画の時代設定(1970年前後)もなぜかボクには染みてくるものがあったのです。その時代を生きて経験したわけでもないのに。一度も手にしたことのないすでに失われた時代の空気とその中にいる人たち、かわいいけれど芯の強い少女、いつも本ばかり読んでいて無口ではあるが仲間思いの青年、不器用に権力に対峙することしかできない青年たち、さまざまな目的を持つ、あるいは見つけた人間がそこにはいて、1人ボクはそこから疎外されているような気がして寂しい気持ちにもなりました。
 3億円事件の実行犯が女子高生だったという奇抜な発想がどこから来たのかは知らないけど、時代の雰囲気はすごく良かったし、少女と青年のキャラクター設定も魅力あるものとなっていたと思います。
 ただいろんな場面でタイミング良く降り出す雨はいかがなものだろうか。まあ映画だから仕方ないか。

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