金曜日の夜は彼女の韓国人の友達の旦那さんとその同僚の人と食事に行くことになったので、残業もそこそこに会社を出ました。彼女の友達の旦那さん(ヨンスンさん)には韓国で一度あったことがあります。何年か前に韓国に行ったときに車に乗せてもらって料理屋や彼女の友達(ヨンスンさんの奥さん)の姉妹の家に連れて行ってもらったりしました(その夜は泊めていただきました)。そのヨンスンさんが先週くらいから大阪勤務になり本格的に生活をしているとのことで、電化製品の買い物に一緒に行くのは月末だと彼女に聞いていたのだけど、とりあえず食事でもということになったみたいです。
そもそもは、彼女が大学の時に留学していたトロントで知り合った韓国人のひとりがヨンスンさんの奥さんなのですが、そのときはまだ結婚していなくて、2002年のワールドカップ開催中に彼女は2人の結婚式に出席しに韓国へ行ったのですが、ボクが行ったのは(そしてはじめて2人に会ったのは)それから1年弱後くらいのことでした。
彼女から待ち合わせに少し遅れると連絡があったので時間に間に合うようにボクは急いだのですが、この間の連絡もずっとメールで彼女がしていたので、前日にヨンスンさんの写真を彼女に見せてもらっていたのがかなり役立ちました。ボクの方はそれですぐにわかったのですが、近づいていっておそるおそる名前を聞いてみたら向こうも気がついたのか『おおー』と言って握手をしました。同僚の方を紹介されたのですが、ボクは韓国語がわからないし、ヨンスンさんは英語をしゃべるのが億劫みたいで、とりあえず彼女が来るまでは無言状態でしたが、彼女が来て少し迷った結果入った店でビールを飲んで落ち着くと、言葉も沢山出てくるようになったし、ヨンスンさんはノートとペンで英語を書き始めるし、同僚の方(結局、名前を聞くことが出来なかった)は日本語も少し理解できていたし、日本語と韓国語と英語が(英語は特に会話も書き文字の両方)入り交じった会話で、そのうちボクには分からないはずの韓国人同士の韓国語での会話もどのようなことをしゃべっているのか分かってくるような気がしてとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ヨンスンさんはお酒が強くて好きなようで、同僚の方はまったくお酒が飲めなくて彼女もあまり飲めないのに、最初から生ビールをピッチャーで頼もうとするし、結局は彼女が1杯飲んだ以外はボクとヨンスンさんだけで飲んでいたのだけど、ピッチャー2つを空けました。
ヨンスンさんと同僚の方はIT関係の会社で働いていて、同僚の方はブログ関係の仕事をしていてFLASHでアニメーションを作っているというので同業者同士でした。大きな会社で(サービス名を言えばけっこう知っている人は多いんじゃないかな)もしウェブディレクターが必要なときは声かけてくださいと冗談で言っておきました。韓国から日本に赴任してきているという事情はあるのだろうけど、住宅手当に結構な額が支給されていてうらやましかったです。
ヨンスンさんの奥さん(彼女の友達)とお子さんが日本にやってきて生活するようになるのは来年の秋だそうです。まだだいぶありますが、彼女もボクも楽しみにしています。来週末には電化製品を一緒に物色しに行くことになりますが、そのときもまたピッチャー2つくらいは飲みたいものです。自分と同じくらいお酒が強い人と飲むのは爽快ですね。そして、ヨンスンとボクは1つしか年が違わないということもわかりました(向こうの方が年長)。