失われたものとの再会、風邪と味噌と牡蠣

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 木曜の夜に仕事帰りの電車で村上春樹の1973年のピンボールを読んでいたら泣きそうになった。もちろん泣いてはいないし泣くわけにはいかないし泣くはずもないのだけど、それでも心はふるえた。22章の後半、探し求めたピンボールの台と再会を果たした場面はものすごく悲しい。生きることと失うことについて書かれているのだけど、まるでそう読めないあたりがすばらしいと思った。電車の中では最後まで読めなかったので家に帰ってきてからお風呂で湯船に浸かって最後まで読んだ。
 一週間分の仕事を終え一週間分の疲れをきっちりと持ち帰ってきた金曜の夜は彼女が友達と外食して帰ってくるというので家でひとりでビールを飲みながらテレビを見ていた。テレビをつけたらたまたまやっていたデスノートの劇場版を途中から見る。実はデスノートはまったく読んだことがなかったのだけどテレビを見ているとなかなかおもしろくて、それで夜中には原作の漫画の最初の2巻くらいを読んでみた。さっきもまた読んでいて4巻まで読み終えた。
 土曜日の昼に起きてみると彼女が風邪っぽいというので安静にしておくことにした。昼ごはんにうどんを2人分作って食べ、彼女が寝ている間にボクは洗濯物を干したりお気に入りのワイシャツを洗ったりソファに寝そべって小説を読もうとしたりプログラムの勉強をしようとしたりしていたけど、テレビを見ているうちに眠ってしまった。目が覚めると外はもう暗くて夜ごはんの材料を買いに出かけた。味噌煮込みうどんが食べたいという彼女のリクエストに応えるため赤味噌にはじまり一切の材料を買い込んだのだけど、味噌味といえばこの季節は牡蠣ということでちょっとした牡蠣鍋の様な感じにした。
 夜になってソフトバンクが新規加入や解約などの受付を夕方に停止したというニュースをネットで読んだ。利用者が殺到して処理が追いつかないためということらしいけど、実はあまりに他社への流出が多くて嘘ついて止めたんじゃないの? とか疑ってしまう。そういうボクはJ-フォン時代からの現ソフトバンクユーザーなわけですが。

1973年のピンボール
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