慌ただしい出発、雪のための遅延、外界からの隔離

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 ネットの繋がらない国にやってきてもブログに載せる文章は毎日書いている……むしろネットに繋がらないからこそ書き留めておかないとあとですべてを思い出すことは難しいという思いがはじめからあるのかどうか、普段より書く頻度が上がっているかもしれません。あるいはそれは単にネットに繋がらない状況というのがボクにとっては非日常であってどこかへ旅行しているというような普段の日常生活の場所から離れたところにいる状態を指すものだからかもしれません。普段の生活から離れてみると様々なことが新鮮に感じられたりするでしょうし、いつもとは違う土地にやってきたとなればなおさらでしょう。正月休みに彼女の実家に帰ってきているとかいうようなね。

 29日の夕方にバスに乗って大阪を旅立ちました。前日、天気予報で明日は大阪でも雪が降るというのを見ていたのですが(たしか Wii のお天気チャンネルでも見た)そんなこともなく、でも昼過ぎくらいからは窓の外に雨雲らしき暗い領域が広がり始めていました。その前日くらいからとても寒くなっていて出発の日も寒さは増していたように思います。とにかく寒かった。それにバスに乗るときに少し手間取ってしまった。金沢行きのバスは2台あったのだけど1号車の席を予約していたボクたちは間違って2号車に荷物を積んでしまって係の人に取りだしてもらったのだけど、1号車でも彼女とボクは席が離れていてそれぞれの席に着いたとたんに運転手が『2号車なら並んで座れる』というので再び1号車の係の人に荷物を出してもらって2号車に荷物を積んでからボクたちは隣同士の席に座ることが出来たのでした。席に座るやいなやバスは出発し、なんともまあ慌ただしい旅立ちとなったのでした。
 高速道路に乗って京都に入った辺りからうとうととし出して、彼女に起こされて気がつくと滋賀県に入っていて道には雪が積もっていました。最初の休憩箇所の多賀サービスエリア(滋賀県)では雪がけっこう降っていて、そのときは時間のことをまったく意識しなかったのだけどあとで考えてみるとその時点でかなり遅れていたようです。とりあえず温かい飲み物と温かくない食べ物を買ってバスに戻って食べました。バスが出るとしばらくして米原から北陸道に入ったのでボクはまた眠りに落ちました。次の休憩箇所の南条サービスエリアでも雪は少し降っていたけどそこから先に進むにつれて雪はだんだんと減っていき、金沢ではほとんど積もってませんでした。バスを降りて歩いていたら霰のようなものがぱらぱらと降っただけのような。ボクたちを車で迎えに来てくれる彼女のお母さんを待つ間、金沢駅前に新しく出来たショッピングモールのスターバックスで温かい飲み物を飲んで待ちました。大阪から金沢まで5時間半の長旅。でもそれで約1時間の遅れだというので通常時でも4時間半くらいはかかるのか。何度もバスで大阪と金沢を往復しているけど、数値としてどのくらいかかったかを覚えていません。彼女のお母さんの車で富山へ向かう山中にはたっぷり雪が積もっていました。富山といっても金沢と県境の町なのです。
 家について夜ごはんをいただき、初日にしては珍しく1時くらいに眠りました。彼女の実家に来ると初日はかなり遅くまで起きているのが常なのですが、今回は眠くてギブアップしました。脚に疲れがたまっていてだるくてなかなか眠れなかったけど、自分でほぐしているうちに眠りに落ちました。夢の中でボクは中東のどこかの国の隔離された施設に入れられ外界との連絡を遮断されていました。けして居心地が悪い訳じゃなく、居心地は良いのだけど外界から隔離されているというその状況にはじめのうちは気がつけないでいるのだけどそのことに気がついていくごとにボクは怒りを覚え始めるのでした。
 そんな風にして昼の1時くらいまで約12時間のあいだ、ボクは外界から隔離された夢の世界に閉じこもっていました。

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