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March 2007 Archive

無気力感におそわれて このエントリーを含むはてなブックマーク無気力感におそわれて

 今日は暖かい1日でした。
 彼女が朝ごはんを作ってくれたので目覚めが良かった。休日にしては珍しく午前中に起きることが出来ました。洗濯物を干すときも半袖で表に出たし、日中は家の中で半袖で過ごしました。
 昨日の土曜日は何もしなかった。なぜ何もしなかったかと言うと、何もやる気が起きなかったのです。やるべきことはたくさんあるのに、無気力感に囚われてしまったボクは何一つ成し遂げることなく、ただぼんやりと1日を過ごした。DVD で映画を見たり(レディ・イン・ザ・ウォーター)ぼんやりテレビを見たりぼんやりネットをさまよったりぼんやり音楽を聴いたりぼんやりゲームをしたり。
 ゲームといえば、遅ればせながらニュー・スーパーマリオブラザーズを買いました。仕事帰りにレイトン教授と不思議な町を買いにヨドバシカメラに行ったら売り切れていて、でもそのまま手ぶらで帰ることが出来なかったので(何か現実逃避出来るものが必要だった)買ったのです。やり始めてしばらくしたらいきなり無限1UPが出来たので思わず携帯電話で動画を撮ったりして、コイン集めに勤しんでおります。隠しゴールとかあってなかなか面白い。ヨドバシカメラで売り切れていたのでアマゾンで予約したレイトン教授と不思議な町もさきほど出荷したようです。

 週の後半は気分が重かった。特に土曜日は本当に意欲というものがまったく沸いてこなかった。日曜日の今日は少しはましだったけど、それでもまだ昨日の気分を引きずっていたようで思い切って何もしないことにした。夕方に髪を切りに行く予約の電話をしたあと、昼過ぎに彼女が出かけてしまうと1人になったボクは家でのんびりと過ごしました。いっさい仕事をしないでおこうと決めてしまうと少しは気分も良くなった。明日のボクや来週のボクや再来週のボクや来月のボクには悪いけど、先週のボクや先月のボクや先々月のボクはそれなりに良くやったと思うから、昨日と今日のボクは休ませてもらうことにします。

 そういうわけで、夕方に髪を切りに行って(美容院はものすごく混んでいた)、出かけ先から帰ってきた彼女と近所の居酒屋で軽く飲んでスーパーで買い物をして帰ってきました。

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東京出張、寝不足と二日酔い、Wii 東京出張、寝不足と二日酔い、Wii

 木曜の早朝に大阪を出て、土曜の夜に大阪に戻ってきました。
 半年ぶりくらいの東京本社への出張でしたが、いつにもましてハードなスケジュールでした。

 水曜の夜も普通に仕事をして帰ったので、木曜の朝5時半起きがまずキツかった。新大阪で同僚と合流したのですが同僚もすでに疲れている感じ。10時過ぎに本社に到着して、初日は日中は仕事、夕方に打ち合わせをして夜は副社長との会食がセッティングされていたので銀座に中華料理を食べに行きました。料理はどれもおいしかったけど上海ガニの甲羅焼きが特においしかったです。でも全部おいしかった。
 そのあとで副社長にマジックバーに連れて行ってもらいました。プロのマジシャンが目の前で繰り広げるテクニックに大げさに言えば驚愕の連続でした。あっというまに時は過ぎ、会社に荷物を取りに寄ってホテルに着いたのは深夜2時前でした。そしてすぐに眠れるわけもなく。

 金曜は軽く二日酔いな感じでしっかりと寝不足でした。昼から打ち合わせに外出し、食事をして会社に戻りました(ドリアがまったく何の味もしなかったのだけど疲れてるせいなのか、それとも味付けのせいなのかは未だに分からない)。引き続き仕事をして、夜にまた仕事関係の飲み会に出かけました。疲れはピークでしたが仕事の場でそれを出すわけにもいかず、状況は最悪なものだったけどなんとか乗り切ることが出来て同僚の自宅にタクシーで移動。もともとホテルは1日しか取ってなくて、金曜の夜は大阪に戻れないことはわかっていたのだけど同僚の家で朝まで飲もうという計画だったのです。同僚宅への道中、会社の上司から電話があって誘われたけど3人ともくたくただったので申し訳ないけどお断りしました。それで同僚宅に着いてやっと落ち着くことができ、お酒やチーズをいただきながら大阪から持ってきた Wii を繋いで遊んでました。いっきをダウンロードしてみたり、あとはWii Sports でテニスやボーリングを楽しみました。
 同僚のデザイナーが3時くらいに脱落し、残ったプログラマー2人も5時くらいにはあっという間に眠りに落ちました。

 土曜の昼に本格的に起きだし、しばらくまた Wii で遊んでたのですが(テニスの対戦やボクシング)ボクは6時半に大阪で用事があったので駅前でラーメンを食べて(前にも食べた)品川でお土産を買って大阪に戻ってきました。道中はボクも同僚のデザイナーもほとんど寝てたような気がします。新大阪で一服して別れました。
 ボクはそれからヨンスンさんの誕生日会に少し遅れて参加しました。ヨンスンさんの家の近くでイタリア料理を囲み、店の誕生日サービスを受けた彼は少し恥ずかしそうでした。

 家に帰ってきて荷解きをして眠りに落ちました。

体調不良と読書 体調不良と読書

 日曜日はほとんど眠って過ごしました。
 午前中に彼女の分とボクの分の荷物をまとめて彼女が受け取ってくれました。ボクは眠っていて何も気がつかなかった。ずいぶん前に予約していたロング・グッドバイが届きました。村上春樹訳。
 文庫本で長いお別れを読んだのはもういつのことだろう。大学のときだったかしら。とても面白かった記憶があるけどはっきりと物語を覚えていない(と思う)ので、今から読むのが楽しみです。でもその前に、わが悲しき娼婦たちの思い出を読み終えようと思う。最近まったく読書をしていないので、ここら当たりでじっくり小説を読む時間を持ちたい。

 日曜日、ほとんど一日中眠っていたのに疲れは取れなかった。午前中、彼女が受け取ってくれた荷物の中には、昔一緒に働いていた元同僚のT君が毎年送ってくれる地元の名産のいかなごがあったのですが(いつもありがとう!)、いかなごをごはんに混ぜて炊きあげたのと、餃子とほうれん草のオムレツを夕方に食べました。早めの夕食。
 今日はなんとか午後からそれっぽく仕事をして、夜は彼女がごはんを作ってくれました。ひじきと豚肉入りチゲ鍋。今日もごはんはいかなご入りで、せっかく栄養満点の食事を摂ることが出来たので睡眠もたくさん取ろうと思います。なんだか体中に体調不良の症状が出ているので(口角のできもの、指先の水疱、肌のかさつき)養生しなければと思うのでした。体も大事にせねば。

ロング・グッドバイ
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信じられないくらいに不毛な世界 信じられないくらいに不毛な世界

 忙しいからと言って好きなことをしないと心がすさんでくるので、昨日くらいから再び小説を読むことにしています。
 だからといって時間がないことにはかわりないので、読むことが出来るのは朝と夜の地下鉄の移動時間(計1時間くらい)。加えて余裕があれば家に帰ってきてから夜眠るまでの時間に読んだりもします。

 しばらく前から読んでいたわが悲しき娼婦たちの思い出を読了しました。
 90歳の男性が15歳そこそこの女の子に恋をするという物語なんだけど読んでいて文章に味わいがある。何年もかけてじっくりと熟成された香りが漂っている。それだけでボクは読んでいて満足感を得ることが出来ました。ただ、登場人物が口にする言葉をどこまで信じて良いものやらわからなくて、物語の結末もはたしてどっちなんだろうという感があるのですが、そういったことも含んだ味わいがボクを魅了して止みません。

 今日は会社に着くとまずネットに繋げないと告げられ、ボクが入社する前に構築された社内ネットワークについて知るよしもなく、当時担当で一番把握しているだろう(していなければならない)人が午後出社だったので午前中は別回線で IM とブラウザーくらいはなんとか使えるという状態。ポートがことごとく閉じられてるのか ssh が出来ないから何も出来ない。別回線のルーターにログインして設定を変えようとしてもログイン情報を誰も知らないという有様。
 何かあったときには状態を復元しないといけないわけだから、最低限何をしたかのメモは残しておかないといけないです。というか、そもそもそんなことは当然だと思っていた。そんなことが当然じゃない世界があるとは思わなかった。それが組織として行われなかったのであれば担当していた人間が個人で残しておくべき、というか組織であろうが個人であろうが担当者なら担当者らしい仕事しろよというただそれだけ。リテラシー以前の、たんに担当者の常識の問題に過ぎなくて、まったくもって無責任でいい加減で話にならなかったので家に帰って仕事することにしました(帰りに百貨店でチョコを買って帰った)。
 家に着いたら5時半だったけど日中ほとんど仕事できなかったので仕事をする。夜の何時かに彼女から電話があって今から帰るので夜ごはんのおかずは作るからごはんだけ炊いておいて欲しいと頼まれる。わかったと電話を切り、しばらく仕事をしていたら彼女が帰ってきて、ボクは彼女の顔を見るまですっかりごはんを炊くことを忘れていたのでした。orz

 仕事を終えてお風呂に入ってわが悲しき娼婦たちの思い出のあとがきとロング・グッドバイの最初の2章分くらいを読みました。このふたつでは文章の味わいはまったく異なるのだけど、どちらも文章を読んでいるだけで幸福な気分になれることにはかわりはない。

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ロング・グッドバイ
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在宅作業、週末の過ごし方 在宅作業、週末の過ごし方

 先週は週の半ばに職場のネット回線に不具合が生じたので木曜日は1日家で仕事をすることになりました。
 家で仕事をすると言うと聞こえがよいかも知れないけどそんなことはまったくない。隣の部屋に行けばすぐ横になることが出来るし、読みたいけど時間がなくて読めていない本が身近に何冊もある。こんな状況で仕事に集中しろという方が酷ではないですか?

 金曜の夜も終電で帰ってきました。帰りにビールを買って家で飲んでたのだけど、がぶ飲みしたのでそのまま眠ってしまいました。
 そんな調子で土曜日も昼過ぎまで眠ってしまって、いろいろ計画していたことが何一つ出来なかった。彼女の中学生の従兄弟がホッケーの大会で大阪に来ていて試合を見に行こうと言っていたのだけど、予想外に早く敗退してしまったので日帰りになったようだった。決勝まで進めば大阪で一泊する予定だったそうなのに。
 とにかく土曜日は何処にも出かけず、夜ごはんに豆乳鍋を作ろうと材料を買いに出かけたくらいでした。去年の冬はよく家で鍋を作った記憶があるけど、今年はあんまり作ってないなあ。家でゆっくり食事する機会が少なかったのでしょうかね。

 日曜日は彼女が朝から出かけたので、ボクは昼過ぎまで眠ってあとは家でぐだぐだしていました。昨日の夜の豆乳鍋の残りを平らげ、あとはテレビを見たり洗濯物を干したり。洗濯物を干す段になってとても寒いことに気がついた。テレビの天気予報を見ていると大阪でも雪が降ったそうな。京都ではほとんど吹雪みたいだった。
 ニュー・スーパーマリオブラザーズをやりました。前からやってたのですが、ようやくクリアできた。ついでにすべてのスターコインをコンプリートしました。んー、これで終わりかと思うとちょっと寂しいけどそれを目指してきたわけだからね。レイトン教授と不思議な町もすでにクリアしていて、追加のクイズをダウンロードして遊んでいるようなところです。
 ゲームが一段落付いたのでロング・グッドバイをたっぷり時間をかけて読みたいなあと思うのでした。また明日から仕事だけど。

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指圧、あるいは彼女との久しぶりの外出 指圧、あるいは彼女との久しぶりの外出

 休日の今日は日頃の疲れを取るため、彼女がネットで見つけた鍼灸院に行ってきました。
 鍼治療は実は子供の時に毎週のように受けていました。毎週土曜日になると鍼の先生が家にやってきて、ボクや弟やいとこなどが受けていたのです。親がどういうつもりで子供たちに毎週鍼治療を受けさせていたのかよくわからないけど、やがて鍼の先生は家に来なくなり、ボクは大人になって肩や首や腕や足を中心に全身に疲れを溜めこむこととなるのでした。
 鍼治療は大人になってから一度だけ受けたことがあるだけで、数年前のそのときにあまり良い印象が抱けなかったのでそれ以来避けてきました。今回も鍼治療は避けて指圧治療をお願いしました。一緒に行った彼女は鍼治療を受けたのですが、あとで話を聞いたりブログに書いたのを読んだり、はたまた鍼灸院のサイトを見たりしていると鍼治療といってもそんなにぶすぶす針を刺す感じでもないように思えてそっちの方が良かったかなと思ったりしています。
 ともかく、心斎橋のその鍼灸院に昼過ぎに着き、まずは体の状態を把握するためと言うことで問診票に記入し、着替えてから体の状態についていろいろと聞かれました。どういった生活をしているか、食生活や睡眠時間、入浴についてなどです。どうやら最近のボクの生活には良いところはなにひとつないようで、それで体がこの状態ならましな方だということでした。自分でもわかっているのだけど、昼過ぎに食事をしてから夜の10時とか11時まできちんと食事せずに仕事をして家に帰ってから食べるというのはどう考えても体に良くないですね。これからは遅くまで仕事をするときには夜ごはんをきちんとした時間に食べるようにします。良く夢を見るので眠りが浅いようなのですが、夜に入浴すれば肩凝りにも良いし睡眠も改善されるだろうということだったので、夜の食事と入浴についてはこれから改善していこうと思います。
 両手の脈を診ては指圧しまた脈を診るという感じだったのですが、脈で体の状態がわかるとは不思議なものです。あと、ひどい首の凝りを取るために腕や指先を押さえられたのですが片方の人差し指の先だけがものすごく痛くて、(鍼治療ではなく)針を刺してその部分の悪い血を抜いてもらうと指先はもちろん首の方も楽になったのでした。あるいは人間の体はまるで機械仕掛けのようにココを押せばココがこうなるということの組み合わせに過ぎないのかもしれません。そう思わせてしまうくらいの見事な施術でした。

 ほとんど夕方になっていたけど朝から何も食べていなかったので、難波でタイ料理のファストフードの店で食事をしました。ボクはビールを2本いただきました。それから高島屋で彼女のアクセサリーを修理に出して、ジュンク堂で欲しい本をたくさん見つけたけど一冊も買わず、丸福珈琲店でコーヒーを飲んで帰ってきました。帰りに目薬を買いに薬局に寄ったらボクがいつも使っている整髪剤が安売りされていて、いつもは定価で買っているので思わず『お一人様二個まで』にのっかってしまいました。お腹の皮下脂肪を減らす薬も買ったのは大きな声では言えないです。
 家について横になってロング・グッドバイを読んでいたらいつのまにか眠っていました。目が覚めたら遅い時間で、浴槽に浸かりながら続きを読んでいたら汗がたくさん出てきました。久しぶりにリフレッシュできた1日でした。

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眠れない日々 眠れない日々

 昨日の夜はゆっくりお風呂に入って寝る準備万全だったのにもかかわらず、夜に2時間くらい眠ってしまったからかなかなか眠りにつくことが出来ませんでした。ようやく眠れた頃にはまだ冷たくてうっすらと青い光が窓枠の輪郭になって部屋に入り込もうとしているところだった。

 昨日、鍼灸院の先生に指摘されたにもかかわらず、今日もまた昼ごはんを食べてから夜の11時くらいまでまともに食事が出来ずに仕事から帰ってきてごはんを食べてしまいました。食べる時間が遅いのは重々承知しているのですが、彼女がスンドゥブチゲを作ってくれていたのです。もちろんもっと早い時間に食べた方が良いのだけど、せめて体に良いものをと思って野菜と豆腐でヘルシーな食事を用意してくれたのでした。おいしかったのでもっと食べたかったところだけど、お茶碗一杯のごはんとスープ皿一杯のチゲでガマンしました。注意して良く噛んでゆっくり食べるようにしたので、これまでよりも体への負担は少ないでしょう。
 テレビを見ていたらなぜ大阪の食文化に昆布だしが根付いているのかという大変興味深い話題が取り上げられていました。江戸時代に北海道で取られた昆布が日本海側を経由してまず富山県に入り、富山の薬売りが大阪方面に広めたそうです。また沖縄経由で昆布を中国に輸出していたそうで、昆布を輸出するかわりに富山の薬売りたちには中国産の漢方が渡ったとも言っていました。大変興味深いですね。

 そんなわけでごはんを食べ終えてもなかなかテレビの前を離れることが出来なかったのですが、CM になったので昨日と同様にロング・グッドバイを持ってお風呂に入りました。だいたい2章分くらい読んでいると額から汗がじわーっと流れてきます。

 ところで今年に入ってからすっかり仕事が忙しいのだけど4月の第一週に上京する予定です(先々週の上京は仕事でした)。目的は YAPC::Asia 2007 Tokyo なのですが、ついでだから一週間くらい休みたいな。
 最近は何を食べても胃もたれがするので胃薬が手放せなくなりました。鍼灸師曰く、体力の低下だそうです。まいったね。でもまあ出来るだけ前向きに日々を過ごそうという努力は続けていくつもりです。胃もたれに胃薬が効くように。

ボクの耳の中の乾いた音 ボクの耳の中の乾いた音

 そういえば書くのを忘れていたのだけど、この前の祝日の前日、家で眠っているときに見た夢の中で右耳の中で乾いた音がガサゴソするのでした。夢の中でもガサゴソしていたし、そのせいで明け方5時くらいに目が覚めたのだけど、それでもまだガサゴソいっている。眠りから覚めてしばらくの間はまだ半信半疑でこれが現実の世界から聞こえてくる音なのか、それとも夢の中で鳴っているのか判断が出来なかった。耳に指を入れてみたら音が止むのでそれでまた眠ろうと横になるとしばらくしてまたガサゴソといいだす。
 これはなんだろうと思って耳かきや綿棒を使ってみるのですが、それでも先ほどと同じでしばらくは音が鳴りやむのだけど横になって眠ろうとするとまたガサゴソと右耳の中で乾いた音がする。その頃にはもうこれがけして夢の世界から届いてくる音ではなく、歴としたこの現実世界の空気を震わせているものだということはわかっていたのでまた耳かきや綿棒を使ってみたら、なんと。
 ポロリ、と何かが耳かきを使っていたのとは反対の手の上に落ちる感触が。明け方の5時だし隣では彼女が寝ていたので部屋の中はまだ暗かったのですが、電気を付けてその感触の正体を確かめると布団の上に小さな虫を見つけました。耳の中に小さな虫が入っていたのです。

 耳の中でガサゴソという乾いた音がする夢を見て、それで明け方の5時に目が覚めてもまだその音が鳴り続いてたとしても、けして耳の中に小さな虫が入り込んでいたなどという可能性はまったく浮かんできませんでした。でもおそらくそれはこれまで一度もそういう経験をしたことがなかったからでしょう。そんなことがこの世界で誰かの身に起こっているとは知りませんでした。

 それでちょうど枕元に macbook があったのでググってみたら、こういうことはどのくらいの頻度でかはわからないけど起こっているようです。

 あー、びっくりした(もう2日ほど前のことなのですが……)。

恋人の誕生日、たこ焼きと一眼レフと中華 恋人の誕生日、たこ焼きと一眼レフと中華

 3月25日が恋人の27回目の誕生日でした。
 前日の土曜日はボクの一歳半の親友家族が我が家にやってきてたこ焼きパーティー。たこ焼きとなればどこへいってもいつも焼くのは決まってボクなのですが、これはこれでけっこう腕が疲れるし一度に焼ける個数が多い鉄板だと1人でさばくためにはひっきりなしに生地をひっくり返していないとおいしく出来上がらない。そうなるとなかなかビールも飲めないということになるのだけど、そのたこ焼きと一緒に飲んだ方がおいしいとなれば焼かずにはいられません。ビールをおいしく飲むためなら少々の苦労も厭わないとあらためて思うのでした。
 夕方くらいからたこ焼きを焼き始めて、数時間してから彼女の妹も参加して焼きそばを食べた。あとはひたすらしゃべったり、ゴールデンウィークにみんなで(1歳半の親友家族も)彼女の実家に帰る計画を立てたり、あとは親友と遊んでました。最初、近所のスーパーで食材を調達している間にベビーカーの中で眠ってしまっていたので家に戻ってそっと布団に寝かしていたのだけど、ボクたちが食べながら話していたときにふと見るとすっくと起き上がっていた。寝起きなので自分が今どこにいるかということもさほど気にならない(というかそこまで気が回らない)様子だったけど、徐々に目が覚めていくうちに自分が知らない場所にいることに気がついたのか、あたりを何度も何度もキョロキョロと見回すその様はとてもかわいいのでした。そしてアッパ(お父さん)が冷ましたたこ焼きをおいしそうに食べていました。たくさん食べてくれてアジョシ(おじさん)はうれしいかぎりです。
 親友家族が帰っていくときはけっこうなどしゃ降りで、駅まで見送った後、コンビニでアルコールを買い足して残ったボクと彼女と彼女の妹でテレビを見ながら飲み続けました(ほとんどボクと彼女の妹で飲んだのだけど)。テレビでは女子フィギュアスケートの大会の模様が映っていました。トリプルなんちゃらという技がたくさんあるけどそれぞれの見分けはもちろん違いすら知らないこと、目で見ていても何回転しているかはわからないこと(解説者がそう言うから3回転だとわかる)、などなど比較的どうでもいいことを話しながら飲んでました。深夜過ぎてから彼女の妹はタクシーで別の飲み会場へ移動していきました。若さ。

kewpies

 日曜日は昼過ぎまで眠って、夕方くらいに出かけました。彼女が最近欲しがっていた PENATX デジタル一眼レフカメラ K10D を誕生日プレゼントにすべくヨドバシカメラに買いに行ったのです。ボクも彼女もカメラの専門的な知識はほぼ皆無だったので、とりあえずレンズキットを買ってあとはレンズのプロテクターを店員に聞いて買ったりカメラバッグをおまけでもらったりしました。SD カードはネットで買うことにしたので、それまでは彼女が携帯電話に刺している mini SD にアダプターを付けて使うことにしました。あとは空気清浄機のフィルターを買ったり、買い換えようと思っている炊飯器を見たり、前日の夜に突然切れたお風呂の電球を買ったりしてヨドバシカメラをあとにしました。
 夜ごはんをどこで食べようかと散々迷ったあげく、試しにということで超が付く高級イタリアンの店の前まで行ってみたのですが『これはだめだ、落ち着けない』という雰囲気だったのでちょっとだけ高級感の漂う中華料理屋に入りました。せっかくだからとアワビとかフカヒレスープとか注文したものの、一番おいしかったのは最後に食べた中華ちまきだったり。隣のテーブルに陣取ったわりと常連らしきスキンヘッド2-3人を含む男性6人組はひたすら茶碗に山盛りになった白ごはんを平らげていました。それはそれでおいしそうだった。
 お腹いっぱいになって家に帰ってきてさっそくデジタル一眼レフを彼女と触ってみました。説明書を見ながら組み立てて、携帯電話から抜いたメモリを刺してみて撮影。まずシャッター押したときの音が良い。カメラで写真を撮っているという感じがする。あと、当たり前だけどやっぱり画質はすばらしいです。今日の夜も部屋で少し撮ってみていたけど、iPhoto に取り込んでみて Flickr に上げてみて感じたのは色の深みがそれまでのコンパクトデジカメとはもう全然違う。これだけ綺麗な写真が撮れるのならそれだけのお金を払う価値があるじゃないかと思いました。ただまあ毎日昼食のたびに一眼レフで料理の写真を撮るわけにもいかないのではやく携帯電話の機種変更をしたいなとも思うのでした。

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