兼六園、釣り堀、バーベキュー(連休初日:5月3日)

 連休前半を友人の結婚式をメインに過ごし、1日2日と仕事をしてからの連休後半となりました。
 2日は仕事帰りに彼女と梅田のタワーレコードで待ち合わせてから軽く飲みにいったのですが、6人掛けのテーブルしか空いていないということで稀にみるゆったり感でもってビールを飲むことが出来ました。次の日は朝が早かったので3杯くらいにしておきました。

IMGP0599.JPG 連休後半は彼女の実家の富山に韓国人の友人家族と彼女の妹と一緒に帰りました(彼女の妹にとっても実家なのですがね)。朝9時前に大阪駅でそれぞれ落ち合い、9時過ぎの雷鳥で一路金沢へ。1歳7ヶ月くらいのボクの親友は見るものすべてが新鮮なのかどうかあちこち見てたようだけど、ただじっとしていることは苦痛のようでした。電車がトンネルに入るたびに窓ガラスに映る自分や両親やボクたちの姿を指さしては一喜一憂している姿は見ていてとてもうれしくなってくるものです。
 目当てにしていた車内販売のお弁当がほとんど売り切れていて柿の葉寿司とサンドイッチしか残っていなかったことにもくじけず、ヨンスンさんとビール飲んだりみんなそれぞれ勝手に寝たりしているうちに正午過ぎに金沢に到着しました。
 金沢では彼女のお母さんと彼女の妹の友達が車2台に別れて迎えに来てくれていて、一行は兼六園に向かいました。ボクは一度来たことがあるのだけどたしか季節は冬だったと思います。雪が積もっている景色に覚えがあるので、半袖で過ごせるくらいの陽気な気候のこの季節に来るのははじめてのことでした。天気がすごく良くて半袖で過ごせるのは気持ちよかったのだけど今度は逆にまぶしくて目が疲れたりもしました。日本最古と言われている噴水を見たり滝を見たりしながら緑に囲まれた道を歩いているだけで気分がとてもほぐれてくる感じがしました。まったくこれまでろくでもない生活を送っていたなと思いながらもそんなことを考えていたって仕方がないので茶店で抹茶と落雁を味わったり、彼女にデジタル一眼レフを借りて子供や景色の写真を撮ったりして初夏の陽気の兼六園を満喫しました。

IMGP0712.JPG 兼六園を後にして、今度は彼女の実家方面へ。実はそのまま直接帰らずに、途中の道の駅で彼女のおじさんおばさんと落ち合って釣り堀に行きました。夜、彼女の実家の庭(というのか家の前)でバーベキューパーティーが予定されていて、そのときに焼いて食べるための岩魚の調達というわけです。近いと言いながらも釣り堀はけっこう山の中にありました。ボクはまったく釣りをしたことなんてなかったし彼女もなかったので他の人がどのくらいの経験があって誰が何匹くらい釣るのか予想もなにも出来なかったのだけど、自分なりに『岩魚はこう考えるだろう』と考えてみたら5匹も釣れてしまいました。全部で6匹釣れたうちの5匹、ちなみにあとの1匹は彼女が釣りました。人はこれをビギナーズラックと呼ぶようですが、1匹ならともかく5匹もビギナーズラックが続くならこの先何匹でも続くだろうというものです。ボクひとりが達成感を得て家に向かいました。
岩魚 バーベキューは彼女のおじさんがひたすら調理してくれたのでボクたちはただ表に出されたキャンプ用の椅子に座ってビールを飲みながら待つだけでした。申し訳ないくらいに次から次へとすばらしい料理を作っていただきました。あのバーベキューはこれまでで一番だったしおそらくこの先何回バーベキューをするかわかりませんがこれ以上の料理は作れないだろうというくらいに大変美味でした。あんなに柔らかいサイコロステーキを食べたのは生まれて初めてです。そして何より自分で釣った魚を食べたのも初めてなのです。岩魚にはじまって豚肉の串焼き、サイコロステーキにシーフードと野菜炒め、最後に焼きそばを作っていただきました。それに加えてテーブルの上には蟹が3匹鎮座していた。なんて贅沢なバーベキューでしょう。ひたすらビールを飲んだボクは大変満足でした。途中まで寝ていた子供も起きだしてきてみんなで一緒に料理を囲みました。
 遅くなってだんだんと寒くなってきたので家の中に移動して、少しだけ飲み続けてから眠りに落ちました。この数ヶ月、なかなか寝付けない日が続いていたのが嘘のように自分が眠りそうだということに気づく間もなく眠りに落ちていました。朝起きたら携帯電話が開いたまま顔の横にあったので、おそらく眠る前にゲームでもしようとしたのでしょう。もちろん眠りそうだと気づく間もなかったのでゲームをする間もなかったようです。

 20070503 金沢・富山 - a photoset on Flickr

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