北京ダック、水泳、タイ料理

 土曜日は午前中に起きだして彼女が会社の人に聞いたという北京ダックの店にランチに出かけました。土曜日の昼にランチに出かけるなんて、なんてさわやかな休日なのでしょう。驚きです。
 堺筋本町の駅のほど近くにその店はありました。北京老舗は最近オープンしたそうですが、店内は少し高級な中華料理屋風でボクたちが座った席からは北京ダックを焼く窯が見えました。毛をむしり取られて皮を剥がれた鳥が窯の中に入れられ、必要な時間が経つとこんがりきつね色に焼けて出てきます。ボクたちは北京ダックも食べられるランチセットを注文しました。店員には中国人の人もいて、ランチを注文したら自動的に付いてくる鳥の手羽を醤油味に煮込んだようなものを持ってきてくれました(本当は自分で取りに行かないといけない)。焼き上がった北京ダックの皮を切り取ったあとの手羽なんでしょう、おそらく。
 北京ダックはおいしかったです。ただボクの好みから言うと肉の味がワイルドすぎて肉の後味を消すのに紹興酒なんかがあれば良かったかも知れません。ただあれは本来の味なんだと思います。ランチだったので、という理由ではなく、ランチのあとでプールに泳ぎに行くことになっていたのでアルコールはなしでした。食べている途中に手押し車に乗せられ丸焼きの鳥が運ばれていきました。これ見よがしに昼から丸ごと一匹(一羽)注文した人がいたのでしょう。

 北京ダックの店を出て近くのスターバックスでコーヒーを飲みながら(休日のオフィス街は人が少なくて良い)何気なく店内に置いてあった外国人向けの大阪弁の連文集を彼女が開いてみたところ、これがとてもおもしろくてしばらくふたりでキャッキャ言いながら喜んでいました。かなりきつい大阪弁がアルファベットで表記されていて、その下には標準語に言い直したものがアルファベットで、そしてその下に英訳が載っていました。
 How to speak Osaka Dialect、スターバックスを出て近くの紀伊國屋に行ったら売っていたので買おうかと思ったけど、残念ながらほんの5分くらいの道のりの間にボクたちの中にあった情熱は失われてしまったようでした。あれはたぶん、休日の昼下がりにたまたま入ったコーヒー屋さんでいろんな人が手に取った末、たまたまボクたちの手の中にやってきた本だったから良かったのです。新品のものを買って自分たちだけがいつでも手に取れるようにしてもきっとダメなのです。
 とかいいながら、本当は韓国人の友達にプレゼントしようかとも思ったけど、日本語勉強中の彼女を間違った方向に導きかねないと思ってやめました。機会があれば是非手にとって見ていただきたいのですが、大阪弁がものすごくきついのです。

 本屋でしばらくお互いに好きなことをしてから、薬局でいろいろ買い込んで(ここで新しいシャンプーに出会えた、という話はまた後日)プールに泳ぎに行きました。去年の夏に通っていた市営のプールです。久しぶりに行っても去年と特に変わったところはなく、たまたま子供水泳教室が開かれていましたが参加した子供が少なかったのか、入り口に書いてあったようにプールの半分ほどが水泳教室に使われていることはありませんでした。1レーンだけだった。
 ボクたちはほとんどジャグジーに浸かっているか老人や中年の方々に混じって歩いているかしてました。最初に少しだけ泳いだけどすぐに腕がだるくなってしまった。まったくもって運動不足なので毎週通えるようにしたいです。

 夜は家でレッドカレーと生春巻きを作りました。近所のスーパーで新鮮なパクチーが売ってたので生春巻きは(見た目はともかく)満足のいく出来でした。レッドカレーは缶詰のものだったけどおいしかったです。
 昼は北京ダック、夜はタイ料理といった1日でした。

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