金閣寺と銀閣寺と清水寺、大学の大先輩との出会い

 土曜日は友人家族と京都へ出かけました。
 眠りに落ちたのが深夜3時を過ぎていたので朝はとても辛かった。でも10時に新大阪で待ち合わせていたので寝坊するわけにもいかず、なんとか残っていたものをすべて振り絞って起きることが出来ました。10時に新大阪で待ち合わせてJRで京都へ移動。新快速がけっこう混んでいて友人家族は子連れなのでベビーカーもあって大変だったのと、車両の冷房強すぎ。朝から暑くて半袖だったボクはほとんど震える思いでした。
 京都駅に着いて先にバス停の場所を確認してから軽く食事をすることに。ドトールでコーヒーとサンドウィッチを食べてボクと彼女はようやく落ち着くことが出来ました。あのコーヒーのおいしかったことと言ったら! それでふたたびバス停に戻って行列に付こうとしたところ、彼女と彼女の友達との間に勘違いが。彼女の友達が行きたいと言っていたのは金閣寺ではなく銀閣寺だったことがわかり、並ぶバス停を変更しました。どのバス停にもすごい人の列が出来ていて、それがおもに中学生くらいの子供たちだったのでおそらく修学旅行シーズンなのでしょう。15分くらい並んでようやくバスに乗ることが出来ました。
 銀閣寺に行くのははじめてでした。バスを降りて両脇の店を覗きながら参道を歩いている間にも汗が。金閣寺に行ったのももう何年も前なのでほとんど覚えていませんが、銀閣寺には自然をうまく利用している感じがして好感が持てました。また砂が盛ってあったりして幾何学的な模様が随所にあり不思議な感じもした。月明かりに照らされた山肌に吹き渡る風が草木を揺らす音や虫の鳴く声、水の流れる音を耳にしながらお酒でも飲んでいたのでしょうか。そういうわけで銀閣寺を一通り見終わったあとでビールを飲みました。

 食事のあとで次に清水寺に行くことになったのでふたたびバス停へと歩いていったわけですがバス停にはすでに長い行列が。タクシーの運転手に清水寺までの値段を聞いたら1600-1700円くらいだと言うのでタクシーで行くことにしました。
 軽く世間話なんかをしながら最初のうちは走っていたのだけど『これが住友の別邸』という説明に食いついたあたりから京都についての様々な情報が飛び出てきました。彼女の友達とは基本的に英語で会話するし(日本語を勉強しているので簡単な会話なら日本語でも出来ますが)、友達は旦那さんとは韓国語で喋るのでピンときたのか、タクシーの運転手は途中から英語での説明に切り換えてくれました。そこから運転手さんの人生話になり、日本政府のお金でアメリカの大学を卒業したことや卒業後に日本に戻るのがいやだったので隣の州に逃げたこと、旅行会社に勤めたけど自分にはサラリーマンには向いていないと感じハイヤーの仕事を選んだこと、日本に帰ってくる前にそれまで貯めたお金でヨーロッパを豪遊したこと、それも3日で飽きたので豪華客船で香港まで戻ってきたことなどを聞くことが出来ました。驚いたのはなんて言ったってその運転手さんがボクと彼女と同じ大学を出ていたことでした。大先輩とこんなところで出会うとは。年齢が年齢なのでボクらが通ったキャンパスの前にあった大阪市内のキャンパスに通われたわけですが、そして大先輩はボクらが通ったキャンパスのことは何も知らなかったのですが、それでも大先輩は大先輩です。清水寺までの道中、大先輩には英語で京都や日本について具体的な数値を交えながら話をしていただきました。知らないことがたくさんあって(日本と韓国の瓦の違いについてなんてボクも彼女も知らなかった)恐縮したりしなかったり。清水寺の前までは車で入れないので参道の途中で大先輩とはお別れとなりました。

 清水寺には去年の秋に彼女と来たことがあったのでボクは2回目だったのですが、おそらく観光シーズンと思われる紅葉の季節の記憶を越える人出だったと思います。やはりここにも修学旅行生がたくさんいました。
 友達家族の子供はボクの友達でもあるのですが、彼はなぜか石が好きなのです。親に手を繋がれて歩いていても頻繁に立ち止まり落ちている石を拾おうとします(そしてその近くに溝でもあればそこに石を落として喜びます)。もちろん寺には石がたくさんあるのでしゃがみ込んだまま動こうとしない子供を歩かせるのに両親は苦労していました。彼はボクがするちょっとしたことで喜んでくれるので、たいしたことはしてないんだけどと思いつつもやっぱりこちらも嬉しくなります。石の上に石を落として石が跳ね飛ぶのを見ただけで喜んでいました。
 清水寺をあとにしてもう少し周辺を見て回ろうと言うことで八坂の塔を見に行くことに。途中で喫茶店で休憩してケーキセットを頼んだりして(ピスタチオ・クリームのケーキがおいしかった)両側に店の建ち並ぶ道をぶらぶら歩いて塔に着いたら中に入ることは出来なかったので外から見上げるしかありませんでした。

 京都駅へ戻るのにバスを待っていたのだけどバス停には相変わらず行列が出来ていて、その上到着したバスはすでに満員状態だったので再びタクシーで京都駅に移動して大阪へ戻りました。
 家の近所で買い物をして帰って、夜ごはんにお好み焼きを作って食べました。なかなか活動的な1日だったと思います。

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