今日は良いことがありました。
ボクが引っ越してきた最寄り駅に持ち帰り専門の寿司屋があるのですが、そもそも一番最初にその寿司屋を見たのは先月の初めに不動産屋と物件を見に来たときでした。駅を出た目の前にある商店街のすぐそこにある寿司屋なので否応なく目に付くわけですが、そのときはその名前を目に留める程度でした。
それからひと月が経ち、実際に自分がそこに引っ越してきたのが金曜日で妻が大阪から仕事終わりで向かってきてくれる間、さて夜ごはんをどうしようと思ったときに思い出したのがその寿司屋だったのでした。それで早速引っ越し初日に買いに行き、その値段が安いことにまず驚き、そのあとでその美味しさに何度も首を縦に振りながらこの街を選んだことに喜びを感じたのでした。
(値段のわりには)そのくらい美味しかったので毎日でも買って帰りたいくらいなのですが、帰りが遅い日はもちろん買うことが出来ません。昨日はアマゾンで買った扇風機や浄水器なんかを受け取らないといけなかったので8時過ぎくらいに家に着くように帰ってきたのですが、あの引っ越し初日以来、その店で寿司を買うことが出来ました。味はやはり美味しい。それで今日は9時くらいに会社を出たのでもう閉まってるかなと思ってたのですが駅に着くとまだ開いていたので意気込んで買いに行ったのです。鮭トロ丼と店頭にお買い得品の札が貼りだされていた大トロにぎりを注文したところ大トロはもう品切れだと言うことでした。仕方ないと思いながら待っていたら店のおばちゃんが海老の押し寿司をオマケしてくれた。ここに引っ越してきて妻が大阪に帰って以来、これほど地味でしかしこれほど胸に染みたことはなかったかもしれません。でもここはけっこう下町な感じなので住むには良い場所かもしれません。実際に借りるまではそんなことにはまったく気付かなかったのですが。
今週末は妻の地元に帰ります。結婚のお祝いをいろいろといただいているのでそのお礼にまわらなければなりません。妻はともかく、ボクのような人間が誰かに何かを祝っていただけるなんてとても恥ずかしい限りなのですが、お礼はきちんとしておかないといけません。そういうわけで明日金曜日の夜に出発する夜行列車に乗って帰ります。妻は大阪から土曜日の始発で向かうとのことでした。到着時間は3時間くらいの誤差があるのですが、まあどうにかして時間を潰さないといけないですね。夜行列車の切符は昨日の夜中にネットで予約して今日の仕事帰りに JR の駅で発券してきました。
それはそうと、pasmo の定期券を入手しました(どこに引っ越したかバレるな)。定期券と組み合わせれば入手できるということはネットで見たりしていたのだけど、路線によっては帰る駅が限られているようです。幸い、ボクの場合は通勤途中の駅で買うことが出来ました。大阪にいるときもああいう『ピッ』とカードをかざすだけで改札を通り抜けることが出来るようなカードを持ったことがなかったので、買った直後に改札を通り抜けるときなんかは幾分過剰にカードを接触させていたかもしれません。
ともかく、新しい環境のルールにはすぐに慣れることでしょう。問題はルールなんていうような表面的なものではなく、もっと根源的な問題、いわばこれから先自分がどのようにして生きていくのかということになります。1人でいる時間が長ければ長いほど、そういうことを考える時間は増えていくわけです。