サマーソニック初日

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 金曜日の夜の最終の新幹線で半ば無理矢理東京を脱出して大阪に帰ってきたわけですが、これまでとは違う大阪の新居にたどり着いたころにはすでに時計の針は次の日を半周くらいまわっていました。2週間ぶりに再会した妻と語らいながらも次の日も朝が早かったので妻の妹の帰宅を待たずに(飲み会のために帰宅が遅れてるようだった)眠りました。
 土曜日の朝、妻の作ってくれた朝食を食べながらこれから行くサマーソニックのタイムテーブルや会場や駐車場について最終確認をしました。車で行くか電車で行くかも決めていなくて、2日券を買っていたのだけどそれぞれ目当てのミュージシャンはいても初日なのか2日目なのかもしらない有様だったのです。今回は事前にほとんどなにも準備できなかった。それでもまあネットでタイムテーブルや会場付近の地図を見ながら車で行くことにしたのでした。
 途中、コンビニに駐車券が買えるかと思って立ち寄ったのですが当たり前といえば当たり前だけど当日券は買えなかった。それでも翌日の(2日目の)駐車券は買うことが出来ました。それで一か八か会場に車で乗り付けたら駐車場は満車で USJ の駐車場に停めてシャトルバスで会場まで来てくれと言われたのでその通りにしました。2,500円で USJ の駐車場に車を停めてシャトルバス乗り場とおぼしき場所に歩いて行ってシャトルバスが到着するのを待ってからシャトルバスに乗り込んでしばらくしたらシャトルバスが走り出してついさっき2度ほど渡った大きな橋を再び渡って砂埃の舞う大きな広場の真ん中でバスから降ろされました。でもほとんど並ぶことなくチケットをリストバンドに交換することが出来て、そこからは会場内を自由に歩き回ることが出来ました。iTunes の10曲プレゼントシリアルコードの書かれたカードと一緒に渡されたタイムスケジュールと会場の地図を見ながらとりあえず一番大きなステージに移動することに。途中で大きな音を出しながら叫んでいるヘビーメタル系のバンドを横目に見ながら一番大きなオーシャン・ステージに入るとレミオロメンとかいう日本のバンドが最後の曲を演奏していました。とくに何の感慨もなく炎天下で眺めているうちに演奏が終了したのでボクはとりあえずビールを買ってふたりで他のステージを見に行くことにしました。最初に坂を登ったところにあるスカイ・ステージを見に行ったらちょうど演奏が終了したばかりのところだったようで坂を登るだけで少し疲れたボクたちはそのまま坂を下りてふたたびオーシャン・ステージに戻りました。ちょうど Rooney が演奏をはじめたところで少し聴いていたらなかなか良かったので結局最後まで聴いていました。途中からあまり興味のない音楽に変わっていったのだけど、真ん中よりは前の方にいたのでなんとなく最後までそこで聴いていた。そうしたら次の The Fratellis を前の方で聴きたいと妻が言うのでボクは大きな危惧を抱きながらも一緒に前の方に行ったら案の定、演奏がはじまると音楽を聴いているのか聴いていないのか知らないけどとにかく飛びまくって暴れ回る奴らが出始めたのでボクも妻もすぐに少し後ろに下がりました。好きなバンドを前の方で見たいという気持ちはわかるのだけど(ボクは The Fratellis にそれまで興味がなかったし、一度生でその演奏を聴いた今でも特にかわりはないのだけど)、客層というのはだいたい想像できそうなものだし少し後ろでも十分に近いのだから落ち着いて聴ければそれで良いとボクは思ってます。The Fratellis でさんざん疲れたのでオアシス(休憩所)に行って休むことにしました。かき氷とか焼きそばとか食べて休んでからふたたびオーシャン・ステージへ。Manic Street Preachers を見ました。ボクは前にも見たことがある気がしたのだけど気のせいかな。そのあとでボクはコーネリアスか UNKLE かで迷いながらもとにかくオーシャン・ステージを後にし、妻はそのまま KASABIAN と ARCTIC MONKEYS を見るためにその場に留まりました。
 少し時間があったので見ておこうと思って入ったパーク・ステージで見た SEAN LENNON に釘付けになってしまいその場を立ち去ることが出来ませんでした。ショーンはとても神経質そうに1音1音を確認するように演奏をしていました。Cibo Matto の人がキーボードを弾いていました。人の数もそんなに多くなくて(とても良い演奏だったのでもっと多くの人がいてもおかしくないはずなのにね)夕暮れ時にとても雰囲気の柔らかい繊細で親密な空間が醸成されていました。そこにいることが出来たことを幸せに思います。間違いなく1日目のベストアクトでした。
 同い年のショーンのおかげで予定がすっかり乱れてしまったのでぶらぶらとオーシャン・ステージに戻って KASABIAN を見てみました。もうさすがに慣れたもので盛り上げ方も分かっているしヒット曲もあるので安心して見ていられました。盛り上がるところではきちんと盛り上がるしね。演奏の後で妻を捜してみたのだけど携帯電話も繋がらないし(携帯は昼間からすっかり繋がらなくなってせっかく写真を撮ってモブログしようと思っていたのにまったくそうはならなかった)仕方なくビールを飲みながらオーシャン・ステージのトリの ARCTIC MONKEYS を聴いてみたのですが何一つ響いてくるものがなかったのでそうそうに会場をあとにして、あとは休憩所でたこ焼きを食べながらビールを飲んでパーク・ステージに矢野顕子(とレイ・ハラカミ)を見に行きました。そのときに妻から電話がかかってきてオーシャン・ステージを出てきたと言うからパーク・ステージに呼んで矢野顕子(とレイ・ハラカミ)を見てたらくるりのばらの花をカバーしだしたので驚きました。
 再び休憩所でビールを飲んでから(妻はカレーを食べていた)各ステージの演奏が終わる前にシャトルバス乗り場へ向かったのですがすでにけっこうな行列が出来ていた。1時間くらい並んでようやくバスに乗ることが出来て、そこから USJ の駐車場まで30分くらいかかったと思う。演奏が終わる前に並び始めたボクたちでもそのくらいの時間がかかったのだから、最後まで見ていた人たちはさらにどのくらいの時間がかかったのだろうか。しかもボクたちは車だったけど電車で来ていた人たちははたして帰ることが出来たのだろうか、ということを家に着いてから巨大掲示板とかで見ていて、その日はお風呂に入って疲れと汚れを落とそうとする努力だけしてから眠りました。

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