東京タワーとコリアタウン

 妻が東京にやってきた2日目は昼から東京タワーへ向かいました。通勤途中に東京タワーが見えるのでその存在に馴染みはあるつもりなのですが、一度も登ったことがありません。そんなことを言い出せば、大阪に32年間住んでいたけど通天閣に登ったこともありません。ああいうのはきっと他の地方から来た観光客向けの存在であって地元の人は近づかないものなのだと思ってきたのですが、そして今でもそう思っているのですが、東京に住んでいるとはいえやはりボクは他の地方から来た観光客(という言葉が馴染まないなら長期滞在者と言おう)みたいなものなので東京タワーに登るという行為には何の疑念も抱かないのでした。
SBSH0008.JPG いつもの通勤電車の路線を妻と辿り、いつも降りる駅をひとつ通り越した駅で降りて地上に出るとなにやらにぎやかな音が聞こえてきます。何かのお祭りが行われていたようですが何のお祭りかよくわからなかった。東京の文化には馴染みがないのです。ラジオ局が中継をしているのか、スピーカーからラジオのアナウンサーの声が鳴り響いていました。
 東京タワーまでの道のりは意外と長く、そして気温はあきらかに高かったので汗だくになりました。東京タワー自体は見えているのですがなかなかたどり着かない。それはおそらくそれが大きいからだろうと妻と話しながら、途中のお寺か神社で写真を撮ったりしながらようやくたどり着くとエレベーターに長蛇の列が。エレベーターで展望台まで上がろうとすると1時間待ちだというので階段で歩いて上ることにしました。体力に幾分不安があったものの1時間もエレベーターを待つ列に並ぶつもりはさらさらなかったし、公式に階段で上るという手段を提供しているということは常識の範囲内なのだろうと信じたわけです。結論はまあ常識の範囲内だったし途中で何度も休憩を挟んだけど展望台まで階段で上がることが出来ました。次の日になるのを待つまでもなく膝はすでにクスクスと笑いはじめていて汗もとまらなかったけど上りきったところで階段で上ったという証明書をもらいました。展望台も多くの人で混雑していました。ぐるっと一周してみたのだけど天気が良くなかったのであまり遠くまでは見えなかった。喫茶店でソフトクリームを食べて再び階段で下りました。
japan sucks 大道芸人がマジックをしていたのを少し見てから、経済館とかとうけいプラザを見て回り、一か八かでトリックアートギャラリーに入ってみたら意外と楽しむことが出来ました。ろう人形館は非常にB級感満点で、ギネス ワールド レコード ミュージアムは展示が多すぎて疲れました。その間も膝はクスクスと笑い続けていたわけです。妻が大阪にいる妹にお土産を買い、当初の予定では六本木ヒルズで映画を見るつもりだったのだけど東京タワーで思っていたより時間を使ってしまったので今回はパスすることにして、夜ごはんを食べに新大久保の韓国料理店に行くことにしました。
지짐이 地下鉄の東新宿から歩いていったのですが JR の新大久保からの方が近かったかも知れません。東京に来てからこうして出かけることがほとんどなかったので家と会社の往復以外の路線に乗ったこともほとんどないのです。ともかく店(韓国家庭料理 元祖ヤンピョンヘジャンク)に着くと韓国語で出迎えられ大きめのテーブルに案内してくれました。サムギョプサルとチヂミとスンドゥブチゲなどを注文したのですが、どの料理もおいしかった。とくにチヂミは海鮮チジミを頼んだのですがこれまで食べたことのない味で絶品でした。この絶品のチヂミが前日食べたあのもんじゃと同じ値段かと思うと……。とにかくおいしいものを食べることが出来て2人とも幸せでした。帰りに海鮮チヂミの無料券をもらったので必ずまた行きます。店を出て JR 新大久保駅まで韓国料理屋が並ぶ通りをぶらぶらと歩くことにしました。途中で韓国グッズ屋みたいなところで自分の分と友達の分のインスタントのトッポッキを買ってました。
 東京に来て一番美味しい食事だったと思います。

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