スウィーニー・トッド、しゃぶしゃぶ、偶然の読書

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 大阪の今日はとても寒く、天気予報は午後はみぞれでしょうと言っています。昼前に近所のスーパーマーケットに玉葱と卵を買いに行った帰りにピッピッと雨の予感を数滴感じましたが、今暖かい家の中から窓の外を眺めてもまだ降り始めてはいないようです。昨日の夜からなぜか腰が痛くて今日はジョギングを休むことにしました。ふくらはぎの筋肉痛もだいぶ蓄積してきたところだし。
 ジョギングは毎朝30分走ることにしています。それでだいたい5.5キロメートルになるのですが、昨日の朝は時間がなかったので3キロ走ることにしました。いつもより短い距離なのでハイペースで走ったらジャスト15分だった。同じペースで30分走れば6キロになるわけですがそのペースを30分維持することは出来ません。土曜日の午前中でいつも走っているランニングコースには近所の中学生のグループも走っていました。若さあふれる彼らの前では少し走りにくかったです。
 昼から梅田で映画を見てきました。ジョニー・デップファンの妻に連れられてスウィーニー・トッドを見に行ったのですが、笑ってしまうくらいになかなか刺激的な映画でした。ファンのくせに妻は画面から目をそらせていました。夕方から友人家族としゃぶしゃぶを食べに行きました。食べ放題だったのでおなかいっぱい食べて苦しかったです。でもおいしかった。

 爆笑問題のニッポンの教養というテレビ番組を一度も見たことがないのだけど、書籍の方は好んで読んでいます。先週も生物が生物である理由 分子生物学万物は渋滞する 渋滞学を読みました。1時間強で一気に一冊読めてしまうということもあるのですが、知らないことがたくさん語られていて興味深い。それからポール・オースターのトゥルー・ストーリーズも読みました。翻訳がすばらしいからなのかどうか、ほとんど躓くことなくすらすら読めてしまう。人生がいかに偶然の出来事によって決定づけられているかという話を聞くととても不思議な思いにとらわれてしまう。自らの意志で選択したと自分では思っていてもほとんど向こうから自分の方が選ばれたんじゃないかとすら思えてくるから。
 今日というこの日に、この寒い屋外から壁一つ隔てて暖かい部屋にいて、新しい本に手を伸ばすことの出来る幸運さもまたボクが選んだのか、それともボクの方が向こうから選ばれたのか。今この瞬間にたどり着くまでのことを思うと人生の不思議さに感嘆してしまう。今日ここでこうしていることを1年前には想像だにしなかったですからね。

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