良き習慣あれ

 大阪にいたときと比べるとやはり走る頻度は確実に落ちている。大阪にいたときは基本的に毎日走っていたのだけど、往復の通勤時間に1時間半から2時間くらいかかってしまうので平日に走るのはなかなか難しい。それに1人で暮らしているとどうしても生活が夜型になりがちなので朝走るのが難しくなるという何とも個人的で情けない事情もある。大阪では基本的に朝走ってましたからね。こっちでも早起きすればいいだけなんだけど。
 大阪に帰らない週末は走る時間がたっぷりあるので良いのですが、平日は夜走るのが現実的な落としどころになるわけです。夜は夜で走るのが快適なコースを家の近所に見つけているので問題ないのですが、この前も旧約聖書に出てくるような雨と風が吹き荒れていたし、天気が良かったとしても毎日とにかく寒すぎる。寒いとどうしてもなんだかんだと理由をつけて外に出たくなくなるわけですが、今日は家に帰る前から走ることに決めていました。というのも先週末に走って以来、今週は一度も走っていなかったのと明日の金曜日の夜は友人と会う約束をしているので走れないのが分かっていたからです。今夜を逃すと平日は走らなくてもよいという悪しき習慣が根付いてしまうのではないかと強く危惧したから……というほどおおげさではないですが、でもまあそういう思いはありました。仕事から帰ってきて軽く食事をしてから走りに出ました。

 大阪にいる間に料理をする習慣が身に付いたので東京に戻ってきてからも自炊しています。といっても毎日料理しているわけではなく、一度にたくさん作っておいて毎日少しずつ食べているわけですが家に帰ってきてすぐに食べることが出来るのでとても楽です。料理するのは昔から好きだったし、野菜とか切り干し大根とかヒジキの煮物を良く作るのですが、煮物をしている台所にいると暖かい。去年はほとんど使わなかった台所がこの10日ほどで駆使されています。必然的に調理器具や食器なんかも増えていってます。
 ボクが好んで作る煮物は使う調味料も決まっているので味付けは適当です。味見しながら調味料を足していくだけ。薄味で塩分控えめで体にも良いというわけです。
 しかしボクは思うのですが、何か物事をはじめる前はそれを億劫に感じたりすることがあっても、いざはじめてみるとやがてそれは習慣となり生活の一部に組み込まれて今度は逆にそれをしないことに何か物足りなさ、違和感のようなものを感じ始めるのではないでしょうか。
 半年前のボクは仕事の帰りにコンビニで夜ごはんを買う日々を送っていました。やめないといけないと思いつつも煙草をやめられずにいたし、たまに最寄り駅から2駅手前で降りて歩いて帰ることが運動不足の解消になっているのだと信じ込もうとしていたように思います。実際にそれが運動不足の解消になっていないことは自分の体を見れば一目瞭然だったにもかかわらず。
 走り始めた頃は今ほどには楽には走れなかったけど続けることで自分の走る能力が高まっていくのを日々感じることがものすごく楽しかったし今でもそれはすごく楽しい。料理をすることだって同じように楽しいし、年末に Wii Fit を買ったときには10回するのが大変だった腹筋も今では朝晩30回ずつやるのが日課になっています。思えばすべては Wii Fit のおかげかもしれません。それまでなかった新しい習慣が日常生活に定着するまでの難しさをどう乗り越えるか。Wii Fit は日々の運動時間や体重をグラフ化することで、ボクに『昨日よりもっと良い状態に。昨日の自分に負けたくない』という思いをかき立てさせました。ひとつ良い習慣が生まれるとその効果を邪魔したくないので悪しき習慣が減り、また別の良い習慣が視野に入ってくるのではないのかなと思います。

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