Home > Archives > March 2008 Archive > 多摩川沿いを走り、子供の頃の記憶が蘇る。

多摩川沿いを走り、子供の頃の記憶が蘇る。 多摩川沿いを走り、子供の頃の記憶が蘇る。

 昨日の雨から一夜明けると今日の東京はとても良い天気でした。しっかりと昼まで眠ったのですが、いつも食べている朝食メニューをお昼に食べ、洗濯物を干したりしてからジョギングに出かけました。多摩川沿いをしっかり1時間15分ほど走って13キロ、今日は走り始めから体が少し重く感じたのとやたらと向かい風が吹いていたのでなかなか大変でした。途中で何度かくじけそうになったけど、でも最近走ることが少なくなっていたのでここらでまたペースをグイッと上げて走る回数を増やしたいという思いもあって、とにかく1時間10キロは走ろうということだけを考えながら走り続けました。
 ジョギングを始めたこと自体も誰に強要されたわけでもないし、それに走っている最中だっていつでも足を止めようと思えば止められるわけです。そこには苦しみから逃れる誘惑はいくらでも転がっているわけですが、しかしそれらの誘惑に脇目も触れずにはじめに掲げた目標を達成したときの満足感はなかなか代え難いものであります。
 ところで、自分で掲げた目標を達成することにはいくつかの側面があると思うのですが、どのような目標を掲げるかもそのうちのひとつでしょう。それがあまりにも容易に達成できてしまうものであればやりがいも得るものも少ないだろうし、現在の自分の能力からあまりにもかけ離れた大きな目標だとそれはそれで荒唐無稽なものとなってしまうと思います。簡単なことを達成して満足している人を見ているとなんだか可哀想な気分になってくるし、いつまでも大それた看板を抱えてずっと同じことばかり繰り返している人を見ているとなんだかうんざりしてくる。そのようにバランス感覚に欠けるようなことなく、適度に負荷のかかる目標を掲げることが必要なのだとジョギングに関しては思っています。ジョギング以外のことに関してはそうであったりそうでなかったりしますが。
 そのようにして本日の走行を終えたあと河川敷をぶらぶらと歩きながら、河川敷のグラウンドで野球の試合をしたり練習をしたりしている少年たちを横目に眺めていました。ボクは子供の頃から(規律を伴う)団体行動が苦手だったし、それでかどうかはわからないけど運動というものに本格的に取り組んだことがありません。この年になってジョギングを始めたり毎日 Wii Fit で腹筋や腕立て伏せをしているわけですが、今が人生で一番運動をしています。ああ、そういえば10代の前半はスイミングスクールに通っていましたね。週に1回か2回のペースでけっこうなペースで泳いでいたからそのときに続いて2番目に運動をしている時期かもしれません。ともかく、河川敷で練習をしている野球少年を眺めながら歩いていて耳に飛び込んできた大人の言葉が気になりました。大人の男性がノックをして少年がそれをグラブでキャッチする練習をしている一角から『全員ノーミスで終わりましょう』という声が聞こえてきたのです。つまり、誰かひとりでもミスしたらもう一度全員やり直しというわけでしょう。ああ、もしボクがあの中にいたらこのルールは絶対にイヤだなと瞬間的に思いました。
 それから川沿いを離れて駅に向かうところで野球の道具を抱えた少年とすれ違いました。少年といってもおそらくまだ小学校低学年だろうというくらい小さな男の子で抱えた野球道具一式がその体に似つかわないくらいの大きさです。そのような男の子が前方からこちらへ走ってきてボクの横を通り過ぎていきました。もう夕方に近かったのでまさか練習に遅れたのを取り返そうと急いでいるわけではないだろうと思いましたが、それを見て自分が子供の頃通っていたそろばん塾のことをふと思い出しました。そろばん塾は夕方の5時とか6時くらいから始まったので学校が終わると一度家に帰ってからそろばん道具を持って友達と遊びに出かけるのです。その日も同じように道具を持って遊びに出かけたのでしょう、ただいつもと違ったのはボクがそろばん道具一式を遊んでいる最中にどこかに置き忘れたのかなくしてしまったことでした。道具一式をなくしてしまったボクは当然だけどとても焦ったわけです。焦って道具もないままそろばん塾に行き、先生にそろばんを借りたことをなんとなく覚えています。あんなに焦ったことはこれまでに一度もないというつもりはないですが、ただあんなに焦って他のことは何も考えられなかったことはたぶんこれまでに一度もないです。
 ちなみにその後そろばん道具は出てきました。どこに忘れてきたのかはまったく思い出せませんけど。

Related Entries

blog comments powered by Disqus

Home > Archives > March 2008 Archive > 多摩川沿いを走り、子供の頃の記憶が蘇る。

Return to page top