個人の問題と社会の問題

 秋葉原で通り魔事件が起きた10日ほど前にたまたま秋葉原を訪れていたこともあってか、テレビで事件の報を聞いたときにはまず自分や家族がその場にいなかったことの安堵と、もしその場にいたらと想像したときの恐怖でした。歩行者天国にトラックが突っ込み車から降りてきた男がナイフで人を刺している、何人かが刺されて5人が心肺停止状態にあると聞いたとき、10日間という時間と東京・大阪間という距離を隔ててはいたものの、もしかしたら自分がその場に居合わせたかも知れないと思わずにはいられませんでした。
 この事件に関していろんな考えをテレビやネットで目に耳にしてきました。ボクが思うのはただふたつのことです。容疑者は犯した罪のいかなる責任からも免れることは出来ないと言うこと、そしてこのような容疑者を育てたこの社会の一員としてボク自身にも責任があるということです。おかしなヤツが出てきたら排除して、はいおしまい、というわけにはいかないでしょう。個別の事案に注力するとともに、なぜこのような出来事が起こったのかという根本の部分にもより注力しなければならないと思います。
 この事件で被害に遭った方々にはお悔やみ申し上げます。

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