泣いてあやしてまた泣いて

 週末は面会時間目一杯病院にいて子供を思う存分抱くことが出来ました。
 土曜日は妻が発熱してしまったのでナースステーションに預けていた子供を病室ではなくロビーで見ていたのですが、2時間くらいしたら子供がぐずつきだしたので病室の妻のところに戻ってミルクをあげることにしました。妻の熱も下がっていたのでそのまま病室にいて、ボクが子供を見ている間に妻には仮眠を取ってもらうことにしました。母子同室ということなので夜中ぐっすり眠るというわけにもいかず、たった30分くらい眠っただけなのに久しぶりにすっきりしたというから大変です。その夜は無理をしないでナースステーションに子供を預かってもらい、妻には体を休めてもらうことにしました。それでも授乳の際には起きないといけないので朝までぐっすりというわけにはいかなかったようです。
 日曜日は親や友人家族や妻のご学友が病院に来てくれました。ミルクを飲んだ時間と量、尿と便の時間などを毎日メモしているのですが、泣き出すとまずオムツの状態を確認して濡れていれば交換、抱っこしてあやしてもなかなか泣きやまないときはやっぱりミルクを欲しがっていることが多いのですが、ちょっとペースがはやかったりするときがあるので、そのときは何とか時間稼ぎするためにいろいろあやしてごまかさないといけません。抱っこして揺らしてみたり、背中とかをポンポンと叩いてみたり。オムツを替えるのも子供をあやすのもはじめての経験ですが、それでも少しは慣れてきました。それだけよくミルクを欲しがるし、よく飲むからその分オムツを交換する回数も多いのでしょう。
 起きていて泣いていないときというのは基本的にはあまりありません。ミルクを飲んでいる最中か、ミルクを飲んだあと眠るまでか、あるいはあやすのに成功したときくらいのものです。そういうときに目を開けてあたりを怪訝な表情できょろきょろ見ていることがあります。天井を右から左へ何かを追うように見ていたりするのは照明を見ているのかな。
 今日、ミルクを飲んだあとにいつものように少し前屈みに座らせて背中をポンポン叩いてゲップを出させようとしていたのですが、足の力が強いのか、ボクの右手に両手をかけた状態ですっくと立ち上がってしまいました。また、その状態で前方にがくんと垂れていた頭を持ち上げて天井の方を見上げていました。なかなか力強い子になってくれそうです。

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