Golden Week に休みを思う

 今年のGW(Golden Week)はカレンダー通りでした。なので週の真ん中にポツンと4/29を休んで、5/2から5/6までの5連休を妻の実家の富山に子供を連れて帰りました。ところで4/29は昭和の日というそうですね。その前はみどりの日と呼ばれていました。平成になってからは天皇誕生日といえば12/23ですが(関係ないけどいとこの誕生日と一緒)、それ以前は4/29だったので、みどりの日になる前は天皇誕生日でした(関係ないけど4/29が誕生日の知人はいません)。第二次世界大戦前は天長節と呼ばれていたそうです。それ以前の天皇の誕生日はどうかというと、明治天皇の誕生日は11/3で今は文化の日という祝日になっていますが、『戦前から文化の日の制定までは、明治天皇の誕生日であることから明治節(明治時代には天長節)という祝日になっていたが、これとは関係なく定められたということになっている』(文化の日 - Wikipedia)そうです。大正天皇の誕生日に関しては何もないみたいです。明治天皇以前の天皇に関してはどうなっているのかわからないですが、今上天皇の明仁は125代天皇だそうなので、仮に全員の誕生日を祝日にすれば(それぞれの誕生日が重なっていなければ)それだけで一気に1年の3分の1が休みになります。
 まあそんなことにはならないと思いますが、今後このまま天皇制が維持されていった場合はひょっとしたら問題になるかも知れません。今の皇太子の誕生日は2/23だそうなので、次はこの日が天皇誕生日となり12/23は『平成の日』として祝日になるんでしょう。というように1日ずつ祝日が増えていくことになるのですから。日本は祝日が多い国らしいですが、このシステムが続く限り未来永劫祝日は増え続けるわけですから、そういう意味でも何とかしなければならないのではないかと思います。ただ『休みが増えるのは嬉しい』なんてあっけらかんと言ってのけられるほどのほほんとはしていられないのではないでしょうか。
 と、日本の祝日について心配していたら思ったより長くなってしまったので、富山で連休を過ごしたことについてはまた別に書くことにします。

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