空港でかけよる息子を抱き上げた瞬間

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 ひとつ前のエントリーで書いたように、この週末はなかなかハードな週末でした。
 金曜日の夜に妻が夜行バスで富山に息子を迎えに行ったのですが、定時に仕事を終えて家で一緒にごはんを食べてから妻を送っていく予定だったのが仕事の都合で定時に帰ることが出来ず、じゃあせめてバスに乗る東京駅で落ち合おうと思っていたら、結局はバスの時間にも間に合わない時間まで会社を出ることが出来ませんでした。もしかしたらちらと顔くらいは見ることが出来たかも知れないけど、間に合わなかったら何の意味もなくなることだし、翌朝は羽田空港まで妻と息子を迎えに行くのだから、諦めて家に帰ることにしました。妻とはメールで少しやりとりをして、ボクは家に帰って缶ビールを2本飲んだだけで睡魔に寝技で一本取られてしまいました。
 土曜日の朝、羽田空港に妻と息子を迎えに行きました。到着口に着いたらちょうど富山からの飛行機が到着したとアナウンスで告げられるところでした。しばらく待っていたら妻が息子を抱いて手荷物受取場に現れ、お互い気づいたところで妻が息子を到着出口の外で待つボクの方へと促すと、手を振るボクに気づいた息子がひとりでボクの方に駆け寄ってきて、ボクは息子を抱き上げて『お父さんどこ?』と聞くと、息子はボクの鼻を指さすのでした。ベビーカーを押して出てきた妻に近づき『お母さんどこ?』と聞くと妻の鼻を指さし、『ゆいちゃんどこ?』と聞くと自分の鼻を指す息子を抱いていると、この3週間の成長を感じないわけにはいきませんでした。息子はバスを見て興奮していました。時間がなかったのでバスではなく電車で帰ることにしたのですが、電車は電車で『えんしゃ!』と言って喜んでいました。
 保育園の入園前検診に指定された病院に空港から直行しました。そこは自宅からも保育園からも離れていて電車は最寄り駅とは別の路線になるのですが、あっさり検診が終わった後、電車で家に帰るよりは歩いた方が早いと思って歩いてみたら、意外と近くて驚きました。3人ともお弁当やおにぎりやお総菜で昼食を済ませた後、今度はかかりつけの病院へ予防接種を受けに行きました。当初、3種混合だけ受ける予定で行ったのですが、看護師さんに相談したら水疱瘡の予防接種も同時に受けられるということだったので両方受けさせることにしました。帰り道、注射を受けると(泣くと?)もらえるらしい乗り物がいくつか載ったシールをめくっては自分が乗ってるベビーカーに貼り付けようとするのだけど、うまく貼ることが出来ずに自分の指にひっついてめくれないのが嫌でぐずっては、指をもぞもぞさせてシールが道に落ちると『ぶーぶー』と言って落としたシールを欲しがるのでした。
 3時から保育園の面談があったのだけどちょうど先日購入したテレビの配達時間が重なっていて、家を出ないといけない時間になってもテレビは届かなかったので、妻と息子だけで先に行ってもらうことにしました。妻たちが家を出るとすぐに玄関のチャイムが鳴り、テレビが届きました。設置してもらってから妻に電話をして今から向かうと告げ、走って保育園に向かいました。走ると10分弱で着きましたね。妻は以前に息子を連れて見学に行ったことがあったのだけど、ボクは中に入るのははじめてでした。すでに保育園の人から説明を受けている途中で、園長らしき人も途中から合流しました。事務的な手続きを一通り終え、土曜日なので子供の数は少なかったですが(それでも4人くらいいました)、説明を受けながら実際に子供が過ごす各スペースを見学させてもらいました。ボクと妻が説明を受ける間、息子は保育士さんの膝に座っておもちゃで遊んでいました。保育園に慣れてくれるかという懸念はあるものの、富山で一時預かりで通っている保育園でも最近は他の子供たちと馴染んで遊べるようになってきたと聞いているし、人見知りすることなく笑顔を振りまいているというので、新しい保育園にも案外すぐに慣れてくれるかもしれません。
 スーパーで買い物をして、夜ごはんにうどんを食べました。3人とも同じものを食べました。それからまた電車で羽田空港に向かいました。空港に着くと、富山行きの最終便が “May return due to snow” とあって驚いたのですが(東京にいると日本海側の雪のことはすぐに忘れてしまいます)、妻に抱かれて手荷物検査場に入っていく息子が『どうしてお父さんは一緒に来ないんだろう?』という表情をしていて、その無垢さに答える言葉が見つかりませんでした。あと一週間すれば迎えに行って、それからはずっと一緒だからねと心の中で言うしかありません。
 しばらくは空港でベンチに座っていたのですが、搭乗手続きも終わりそうでとりあえず飛行機は飛ぶようだったので帰路につきました。家に帰ってきて ANA のサイトを見ていたのですが、途中までは東京国際空港に戻るかも知れないと表示されていたのがある時点で消え、やがて富山空港に到着済みとなりました。妻の両親に息子を預け、再び夜行バスで東京に帰ってくる妻と電話やメールで話し、ビールを飲んでいつの間にか眠っていたら、次に気がついたのは妻が玄関を叩く音でした。ドアストップ錠(というのですね、玄関のドアに付いてる『パタン』と留めるヤツです。今回調べて名前をはじめて知りました)をかけてしまっていたので家に入れなかったのです。すまない、妻。

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