平日は仕事で家に帰る時間が遅いです。どのくらい遅いかというと、妻と子供がもう眠っていて次の日の朝も妻が子供を保育園に送っていくときにベッドの中から行ってらっしゃいと何とか言えるくらいに遅いです。それがほとんど常態になっているのは良くないなあとは思いつつもある程度は仕方がないと思ってもいるし、これもまた頻度の問題だと思っているので、その問題を取り上げるのはまた別の機会にすることにして、この間久しぶりに早く帰ることが出来たときのことを書こうと思います。
家に帰ると妻も子供もまだ起きていて、珍しくボクがテーブルでごはんを食べているとふたりともものすごい勢いで話しかけてくるのです。息子はボクが一歩家に入ったときからもうほとんど叫びっぱなしで半分以上何を言っているのかわからないし、妻は今月末や来月末に予定されている保育園の行事のことで色々と確認をしてきます。途中まではボクも両方に耳を傾けていたのですが、ある時点で思わず笑いながらこう言ってしまいました。まあ確かに平日の夜に滅多に家にいないボクが悪いのだけど、とりあえずこのごはんだけでもゆっくり食べさせてくれ、と。そのあとでゆっくり話は聞くから。
しかし息子のテンションは高かった。叫ぶときには本物の叫び声で叫んでいた。保育園の帰りに妻の自転車の後ろの座席に乗りながら空にヘリコプターを見付けたみたいで、今度一緒に見ようねとボクに話しかけていた。ヘリコプターは遠くのお山に飛んでいったと言ってた。そのフレーズはたぶんボクが『痛いの痛いの遠くのお山に飛んでけー』というのから取ったのだと思う。しかしまあ息子の日本語の習得のスピードには驚かされます。
最近、息子は夜中にボクの布団の中に入ってきます。ボクの枕に頭を載せてくるのでボクは眠っていてもそれに気がつきます。きっと寒いのでしょう。赤ちゃんの時から寝相が悪くて掛け布団なんてほとんどかぶっていなかったのですが、最近はだいぶ寝相も良くなってきたみたいです。夜中に寝ぼけたままボクの布団に入ってくる息子に毛布と布団をかけてやるのが最近のボクのお気に入りです。