親子ふたりの探検隊

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 ゴールデンウィークは東京と富山を二往復しました。事情があって、連休の谷間に1日だけ息子を保育園に登園させる必要があったのです。
 東京と富山の往復では息子はぐずることなく、ボクは本当に小さな友達が出来たような感覚で息子と接することが出来て楽しかったです。事前には富山空港でお母さんやおじいちゃんおばあちゃんたちと別れるときにぐずったらどうしようとか、飛行機の中でぐずったらどうしようとか、羽田空港から自宅に向かう電車かバスか何やらでぐずったらどうしようという不安ばかりを列挙していましたが、実際は息子はすっかり成長していて、ちょっとボクに抱っこをせがむくらいでした。本当に成長したと思う。
 富山から東京に向かう飛行機でふと思い立って、この東京・富山の往復を親子ふたりでの探検という設定にすることにしました。ボクと息子からなる探検隊は飛行機に乗って東京の家に向かいました。ところが途中で雨が降ってきたので、最後は自宅前までタクシーに乗りました。それから夜ごはんに宅配ピザを取って、ピザが届くまでの間に雨が上がったので近所のコンビニに牛乳とパンを買いに行って、浴室に干したままの洗濯物を集めていたら息子が玄関のチャイムがなったことをボクに教えてくれました。ボクが気付かなかったそのチャイムはピザが届いた合図です。ふたりでピザとサラダとチキンとポテトを食べて、息子はデザートのぶどうゼリーを食べようとしたけどおなかがいっぱいみたいでほとんど食べられませんでした。久しぶりに遊ぶおもちゃに夢中で、去年の誕生日にプレゼントしたジグソーパズルで一緒に遊びました。
 ふたりでお風呂に入って、歯磨きもして、一緒にベッドに入って絵本を読んであげたらすんなりと眠りました。きっと旅疲れなのでしょう。次の日の朝も7時半くらいに起きて、お互いのパンを分けたりしながら一緒に朝ごはんを食べ、久しぶりに保育園に行きました。まだ富山にいる間から保育園に行こうねということを息子に伝えると『お父さんも中に入る?』と必ず聞き返していました。ボクは送っていくときに入るというつもりで『一緒に入るよ』と答えていたのですが、やっぱり息子はボクがずっと保育園にいて一緒に遊べるかどうか聞いていたのだと思います。朝、保育園で息子はボクから離れようとしませんでした。仲の良い友達が息子のことをしっかり覚えてくれていて一緒に遊ぼうと誘いに来てくれたのですが、それにも答えようとしません。最終的には先生が無理矢理抱き上げて、泣き叫ぶ息子をあとにボクは保育園を出ました。
 2ヶ月ぶりに保育園に行って不安な気持ちになるのは当然だと思います。それがまた1日だけの登園だというのが可哀想で、大人の都合で悲しい思いをさせているのだとしたら悪いことしてるなあと思っていたのですが、夕方に富山へ戻る荷物を持って保育園に迎えに行くと、おやつのいちごを食べていました。ボクに気付いても残っているいちごを全部食べてしまうだけの余裕が生まれていたので良かったのと、先生に話を聞いたらあの後はしばらく泣いていたけど屋上に出たり園庭に出たりして仲の良い友達と遊んでるうちに徐々に馴染んでいったみたいで、すっかり楽しそうにしていました。たまたま迎えの時間が同じだったので、ボクは息子の友達のお母さんと話をしながら、息子が友達と園庭を走り回っているのを見ていました。はやく毎日ここに通えるようになったらいいのになと思いながら。
 息子を保育園に迎えに行ったその足で羽田空港に向かいました。時間的には余裕があったものの他にやることもないし、空港で一緒に飛行機を見ようと思ってたのです。羽田空港へはバスに乗って行きました。かつて、空港からのバスの中でものすごくぐずったことがあったのですが、今の息子ならもう大丈夫だと思っていて実際に何の問題もありませんでした。
 羽田空港の展望台で一緒に飛行機を見ました。それから息子はぶどうジュースを、ボクはお茶を飲みながら搭乗口で待ちました。3歳以下の子供を連れていると優先搭乗させてくれるので少しだけ楽です。上空では遠くの雲の上に頭を出している富士山のシルエットが見えました。ふたりで『あれ富士山やねー』と眺めていました。富山空港にはおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来てくれていて、息子は走って飛びついていました。
 息子とふたりの時間はとても楽しかったし、息子の成長を感じることが出来て嬉しかったです。

(連休後に書いたままにしてあったものを少し直して載せることにしました)

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