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親子ふたりの探検隊

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 ゴールデンウィークは東京と富山を二往復しました。事情があって、連休の谷間に1日だけ息子を保育園に登園させる必要があったのです。
 東京と富山の往復では息子はぐずることなく、ボクは本当に小さな友達が出来たような感覚で息子と接することが出来て楽しかったです。事前には富山空港でお母さんやおじいちゃんおばあちゃんたちと別れるときにぐずったらどうしようとか、飛行機の中でぐずったらどうしようとか、羽田空港から自宅に向かう電車かバスか何やらでぐずったらどうしようという不安ばかりを列挙していましたが、実際は息子はすっかり成長していて、ちょっとボクに抱っこをせがむくらいでした。本当に成長したと思う。
 富山から東京に向かう飛行機でふと思い立って、この東京・富山の往復を親子ふたりでの探検という設定にすることにしました。ボクと息子からなる探検隊は飛行機に乗って東京の家に向かいました。ところが途中で雨が降ってきたので、最後は自宅前までタクシーに乗りました。それから夜ごはんに宅配ピザを取って、ピザが届くまでの間に雨が上がったので近所のコンビニに牛乳とパンを買いに行って、浴室に干したままの洗濯物を集めていたら息子が玄関のチャイムがなったことをボクに教えてくれました。ボクが気付かなかったそのチャイムはピザが届いた合図です。ふたりでピザとサラダとチキンとポテトを食べて、息子はデザートのぶどうゼリーを食べようとしたけどおなかがいっぱいみたいでほとんど食べられませんでした。久しぶりに遊ぶおもちゃに夢中で、去年の誕生日にプレゼントしたジグソーパズルで一緒に遊びました。
 ふたりでお風呂に入って、歯磨きもして、一緒にベッドに入って絵本を読んであげたらすんなりと眠りました。きっと旅疲れなのでしょう。次の日の朝も7時半くらいに起きて、お互いのパンを分けたりしながら一緒に朝ごはんを食べ、久しぶりに保育園に行きました。まだ富山にいる間から保育園に行こうねということを息子に伝えると『お父さんも中に入る?』と必ず聞き返していました。ボクは送っていくときに入るというつもりで『一緒に入るよ』と答えていたのですが、やっぱり息子はボクがずっと保育園にいて一緒に遊べるかどうか聞いていたのだと思います。朝、保育園で息子はボクから離れようとしませんでした。仲の良い友達が息子のことをしっかり覚えてくれていて一緒に遊ぼうと誘いに来てくれたのですが、それにも答えようとしません。最終的には先生が無理矢理抱き上げて、泣き叫ぶ息子をあとにボクは保育園を出ました。
 2ヶ月ぶりに保育園に行って不安な気持ちになるのは当然だと思います。それがまた1日だけの登園だというのが可哀想で、大人の都合で悲しい思いをさせているのだとしたら悪いことしてるなあと思っていたのですが、夕方に富山へ戻る荷物を持って保育園に迎えに行くと、おやつのいちごを食べていました。ボクに気付いても残っているいちごを全部食べてしまうだけの余裕が生まれていたので良かったのと、先生に話を聞いたらあの後はしばらく泣いていたけど屋上に出たり園庭に出たりして仲の良い友達と遊んでるうちに徐々に馴染んでいったみたいで、すっかり楽しそうにしていました。たまたま迎えの時間が同じだったので、ボクは息子の友達のお母さんと話をしながら、息子が友達と園庭を走り回っているのを見ていました。はやく毎日ここに通えるようになったらいいのになと思いながら。
 息子を保育園に迎えに行ったその足で羽田空港に向かいました。時間的には余裕があったものの他にやることもないし、空港で一緒に飛行機を見ようと思ってたのです。羽田空港へはバスに乗って行きました。かつて、空港からのバスの中でものすごくぐずったことがあったのですが、今の息子ならもう大丈夫だと思っていて実際に何の問題もありませんでした。
 羽田空港の展望台で一緒に飛行機を見ました。それから息子はぶどうジュースを、ボクはお茶を飲みながら搭乗口で待ちました。3歳以下の子供を連れていると優先搭乗させてくれるので少しだけ楽です。上空では遠くの雲の上に頭を出している富士山のシルエットが見えました。ふたりで『あれ富士山やねー』と眺めていました。富山空港にはおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来てくれていて、息子は走って飛びついていました。
 息子とふたりの時間はとても楽しかったし、息子の成長を感じることが出来て嬉しかったです。

(連休後に書いたままにしてあったものを少し直して載せることにしました)

第二子誕生

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 2011年4月8日13時43分に第二子を授かりました。女の子です。
 長男のときほど今回は妊娠中の妻をサポートすることが出来ませんでした。おまけに去年の秋にボクは椎間板ヘルニアを患ってしまうし。それでも何とか妻は頑張ってくれました。
 里帰り出産することと、長男の時にそうだったこともあって帝王切開をすることは決まっていました。予定日が4月の下旬で3月中旬に富山の実家に帰る予定でいたのですが、2月末の定期検診で状態があまり良くないので今のうちに実家に戻っておいた方が良いと産婦人科で言われたので、予定を10日繰り上げて3月2日に妻と息子が富山に帰りました。3月12日に予約していた飛行機のチケットをキャンセルしたわけですが、3月11日にあの地震があったわけですから、3月2日に帰っておいて良かったとあとになって妻とも話しました。もしかして赤ちゃんが妻と息子を安全なところへ連れて行ってくれたんじゃないか、と。
 帝王切開の手術日が4月8日に決まり、ボクは前日の7日から週末を挟んで11日まで富山にいました。一人目のときとは違って全てが予定通りに進んでいき、母子共に何の問題もなく手術は無事に終わりました。息子と一緒に手術室から赤ちゃんが出てくるのを待っていたのですが、赤ちゃんが出てきたときには息子はボクの腕の中で眠ってしまっていました。
 それから妻が出てくるまでの時間がすごく長く感じられました。妻が出てくるまで安心出来なかったからです。手術室からベッドに載った妻が運ばれてきて、一緒に産まれたばかりの赤ちゃんを見たときにようやく安心して色々と喜ぶことが出来ました。
 一人目の子供が産まれたときに感じたことと、二人目の子供が産まれたときに感じたこととでは、同じようなこともあるし異なることもあります。産まれた娘が元気に育って欲しいという気持ちは何も変わらないのだけど、一人目のときになかったのは、妹が出来たということを息子はどのように感じているのだろうというようなことで、息子のこともやはり気になるところです。ボクは弟が一人いるだけだし、妻は妹が一人いるだけで、ボクたち両親はどちらも異性の兄弟を持っていません。息子にはボクたちが経験できなかったことを経験して欲しいと思っています。
 産まれたばかりの娘に対して思うことはとにかく元気に成長して欲しいということしかありません。一人目のときにはいろいろと考えたものだけど、子育てに対する不安だとか、子供に対する希望だとか、そういうものはどちらかといえば奥の方にしまっておいて、日々の成長をしっかり見守ることや大切な瞬間を忘れないようにすること、そういうことの方が日常においては大事なのだと考えています。それは子育てを経験したからでしょう。子育てを通じて得ることの出来るものは、ひとりで頭の中だけで考えていたこととはまったく違うものです。ただ、ひとりで考えたことはそれとしてどこかにしまっておきたいとも思う。
 産まれたばかりの赤ちゃんはとても軽くて本当に羽みたいに軽かったです。一人目のときには赤ちゃんをはじめて抱くのにぎこちなかったものでしたが、今回はまったく問題なくてボクも慣れたものですね。腰の調子と相談しながら息子も抱っこしましたが、こちらはしっかりと重たかったです。1ヶ月ぶりに会った息子は成長していました。きっといろいろ我慢していることもあるんだろうなあと思いながら、そう出来る息子を誇りに思いつつ、息子の健気さが愛おしくて抱きしめて褒めてあげたくて仕方がありません。
 そして娘には元気に産まれてきてくれてありがとう、妻には可愛くて元気な子供をふたりも産んでくれてありがとう、そして息子にはお兄ちゃんになってくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

人気者

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 平日は仕事で家に帰る時間が遅いです。どのくらい遅いかというと、妻と子供がもう眠っていて次の日の朝も妻が子供を保育園に送っていくときにベッドの中から行ってらっしゃいと何とか言えるくらいに遅いです。それがほとんど常態になっているのは良くないなあとは思いつつもある程度は仕方がないと思ってもいるし、これもまた頻度の問題だと思っているので、その問題を取り上げるのはまた別の機会にすることにして、この間久しぶりに早く帰ることが出来たときのことを書こうと思います。
 家に帰ると妻も子供もまだ起きていて、珍しくボクがテーブルでごはんを食べているとふたりともものすごい勢いで話しかけてくるのです。息子はボクが一歩家に入ったときからもうほとんど叫びっぱなしで半分以上何を言っているのかわからないし、妻は今月末や来月末に予定されている保育園の行事のことで色々と確認をしてきます。途中まではボクも両方に耳を傾けていたのですが、ある時点で思わず笑いながらこう言ってしまいました。まあ確かに平日の夜に滅多に家にいないボクが悪いのだけど、とりあえずこのごはんだけでもゆっくり食べさせてくれ、と。そのあとでゆっくり話は聞くから。
 しかし息子のテンションは高かった。叫ぶときには本物の叫び声で叫んでいた。保育園の帰りに妻の自転車の後ろの座席に乗りながら空にヘリコプターを見付けたみたいで、今度一緒に見ようねとボクに話しかけていた。ヘリコプターは遠くのお山に飛んでいったと言ってた。そのフレーズはたぶんボクが『痛いの痛いの遠くのお山に飛んでけー』というのから取ったのだと思う。しかしまあ息子の日本語の習得のスピードには驚かされます。
 最近、息子は夜中にボクの布団の中に入ってきます。ボクの枕に頭を載せてくるのでボクは眠っていてもそれに気がつきます。きっと寒いのでしょう。赤ちゃんの時から寝相が悪くて掛け布団なんてほとんどかぶっていなかったのですが、最近はだいぶ寝相も良くなってきたみたいです。夜中に寝ぼけたままボクの布団に入ってくる息子に毛布と布団をかけてやるのが最近のボクのお気に入りです。

あせも、子育てから学ぶこと

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 先々週末くらいに子供のおでこや首やおしりにあせもが出来ているのに気がついたので妻が皮膚科に連れて行って薬をもらってきました。保育園の先生のアドバイス通りに朝にもシャワーをするようにして、薬を塗って気をつけていたら一時はましになってきていたのだけど、昨日一昨日くらいに急にまた赤い発疹が広がってきているのを見付けたので、昨日保育園のあとで妻が再度皮膚科に連れて行ったらカンジタ性皮膚炎だと言われました(カンジタって性病だと思ってた)。いずれにせよ、皮膚の状態を清潔にしておくことにはかわりがないので、今朝もシャワーをして薬を塗りました。あせもよりも発疹の出方が激しいので見ているだけで可哀想になってきます。
 それで、ボクが子供の頃はお風呂上がりに天花粉をぱたぱたとよく付けられていたなあと思い出したりしました。呼び方はいろいろとあるみたいですが、最近ではあまり使われなくなっているみたいですね。妻もベビーパウダーは使わない方がいいと言っていました。あれはたぶん汗をかいても粉がすぐに吸収して肌がべたつかないという効果があったのでしょう。確かに、お風呂のあとで薬を塗っても遊んでいるうちにまたすぐに汗は出てきてますからね。ただそのせいで毛穴がふさがって、正常に汗がかけないようになったりもするみたいです。
 最近また育児に関する悲しい事件があったりしていろんな人がいろんな考えを言っています。ボクもいろいろ思うことはあるけれど、育児の大変さはそれを実際にしている人か間近で見ている人、関心がある人じゃないとわからないと思います。そして子供を育てるということが各家庭内だけの問題ではなく社会の持続性に関わる問題であるという認識を持つかどうかで、育児に対しての考えは大きく異なるでしょう。もっとも、ボク自身も自分に子供が出来るまでは無関心な方でしたし、今でも社会の持続性のことを考えて育児しているかというとそうではありませんと答えるでしょう。実際は日々の、目前の問題に向き合うだけでいっぱいいっぱいです。毎朝同じ問題が持ち上がると同時に、新たな問題がそこに加わります。それを子供の成長と喜ぶにはあまりにもゆとりのない生活を送らざるを得ないというのが正直な感想です。本当は子供の新しいぐずり方ひとつひとつを喜びたいのですが、仕事は毎日同じ時間にはじまるし、今のところそれに従わざるを得ません。
 毎朝、時間のない中で子供を保育園に送っていく準備と自分の出勤の準備をし、その過程で思うように動いてくれない子供に怒ってしまう自分が、つい声を荒げてしまう自分が嫌で仕方ありません。なんとか家を出て道中一緒に歌を歌ったりしながら保育園に預けたあと、ひとり会社へ向かう段になると嫌悪感に襲われます。どうしてあんな怒り方をしたんだろう、今日は早く帰って朝のことを子供に謝ろう、そして一緒に遊ぼう、と。また、もし朝怒ったことで子供が一緒に遊ぶのを嫌がったらどうしようと不安になりもします。毎日がそれの連続です。だから、子供が思うように動いてくれないときでもきちんと子供と向き合って、話をして、一緒にやることを決めていけるように心にも時間にも余裕がある生活にしなければなと思っています。
 子育てを通して自分を見直す日々であります。そこから何も学べないなら真性のアホですな。

 夕方の飛行機で羽田から富山空港に飛び、妻の実家で夜ごはんを食べて子供が寝た後で、子供を妻の両親にまかせて夫婦でカラオケに出かけることにしました。朝の4時までカラオケボックスで歌って飲むなんてことは東京では今のところ絶対に不可能なことです。妻とカラオケに行くのは久しぶりでした。隣の市にあるそのカラオケボックスは飲み放題メニューが充実していて素晴らしかったです。ビールが数種類ありました。帰りは運転代行をはじめて頼みました。さすがに道に詳しいですね。
 その日は昼まで寝て、午後は隣町の公園にみんなで遊びに行きました。息子とおじいちゃん(妻の父)がとても楽しそうでした。ボクも息子と一緒に大きな滑り台を滑ったりして楽しかったです。
 その翌日は妻のおばあちゃんの喜寿を祝うサプライズパーティー。妻と妻のお母さんがおばあちゃんには秘密にしていろいろと準備を進めてきたようで、改築した蔵のお披露目もかねてのパーティーとなりました。花束をひいおばあちゃんに渡すという大役をこなした息子は立派でした。有名な書道家に書いてもらったという祝いの書の入った額もありました。食事の後では大きなケーキも出てきました。ボクほどのケーキ好きが、その場の人数に合わせて12等分したのを食べきれなかったほどです。
 隣のシアタールームでカールじいさんの空飛ぶ家をみんなで見ました。ぐずるかなと思っていた息子が思いの外おとなしく見ていたのが意外でしたが、深夜に見たアバターなんかよりはずっと面白かったのでボクもカールじいさんの方が良い映画だと思いました。
 翌日は息子より3ヶ月くらいお兄ちゃんの子がいる親戚の親子と一緒に動物園に行きました。前にも一度行ったことがあるのですが、そのときは全部見て回ることが出来なくて、今度も全部見て回ることは出来なかったのだけど、前回とは違うところを見ることが出来ました。それでもやはり見るべきところはいつも同じで、キリンとか虎なんかは毎回見ないと気が済まないようなものです。あるいはボクも息子もただキリンが好きだというだけかもしれないけれど。山羊を触ることが出来るところでは息子は山羊をなでて顔をのぞき込んでいました。
 その夜、動物園の帰りに焼き肉屋に行ったのですが1時間くらい駐車場の車のなかで待ちました。もっとも、動物園に行かなかった妻のお父さんと妹とが合流したちょうどそのときに順番が回ってきたのでよかったのですが。妻の妹はその夜、車でひとり大阪へと旅立っていきました。ボクたちは次の日の朝5時起きで朝一の飛行機で東京に帰ってきました。
 連休中、息子がいろんな人と会っていろんな表情をしたりいろんな言葉を発したりしているのを見聞きして、とても楽しかったです。東京ではなかなかいろんな人に会うことが出来ないので、こういうときにいろんな人に会うことが息子にとっても良いことだなあと改めて思った連休でした。

新しい保育園の入園式と初日

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 4月1日に認可保育園の入園式があったので妻と参加してきました。うちの子は1歳児クラスに入園するのですが、これからはじめて保育園に通うことになる子がほとんどなのでしょうか。それはわからないけど、でもはじめの数日は慣らし保育をするとか言っていたので、うちの子の場合はこれまで認証保育園に通っていたので慣らし保育は必要ないとうことにしてもらったから、たぶんそうなんじゃないかと思っているわけです。
 今度の保育園は建物がちょっと古いのと、これまで通っていた認証保育園と比べると今度の区立の保育園はサービスという面では物足りなさを感じたりして、それはでも毎月の保育料が違うのだから仕方ないというものだけれど、今のところはやっぱり前の認証保育園の手厚いサービスは親の負担も少なかったしいろんなことがスムースだったなあと思ってしまうのでした。
 1日はこれからどのように毎日しないといけないか説明を受けたり(着替えとかオムツをどこに置いておけばいいか、朝連れてきて何をしないといけないか)、入園式では園児たちに迎えてもらって歌を歌ってもらったりメダルをかけてもらったり、親だけを集めたオリエンテーションでもいろいろと説明を受けたり、最後には実際に子供が保育園の給食を食べるところを見たりして、お昼過ぎに帰ってきました。全体的には機嫌良く遊んでいました。なかなか他のこと一緒になって遊ぶということはないのですが、それでもガラス窓越しに他のこと手を合わせてタッチしたりしていたのを見て我が子の成長を感じたりしていました。3ヶ月ほどお姉さんの女の子がいろいろお話しできていたのをみてちょっと感動しました(そうしていたらその夜から息子もなんかぺらぺらと話し始めた。何を言っているかまだわからないけど。)
 そういうわけで、2日の金曜日が新しい保育園初日となりました。朝から風が強くて、なんとか雨が降らないうちに送っていくことは出来たのですが、着替えやオムツを入れるロッカーの前がただでさえ狭い上にちょうど同じような時間に登園する子が多いようで大混雑していました。おまけに息子は慣れない保育園に緊張したのか抱っこをせがんでくるし、ボクもまだ慣れなくて荷物をどのように入れたらいいかわからない部分もあって、しかも天気予報が夜は寒くなるというのでいつものように厚着で出かけたら表は風が強くて寒いくらいだったのだけど建物の中に入ると暑くて暑くて汗だくになるし、朝からもう大変でした。息子は大泣きしていたけど、そのまま保育士さんに抱き渡してバイバイすることもなくさっさと後にしました。
 夜に帰ってきて保育園の連絡帳を見たり妻から話を聞いたところによると、朝泣いていたのもすぐに泣き止んで、あとはずっと楽しそうに遊んでいたそうです。それは良かった。前の保育園でも最初の頃はそうだったのだけど、もうずっと別れ際には手をタッチしたりバイバイしたりとにこやかに別れていたので、久しぶりに大泣きされるとやっぱり心配になったのでした。
 前の保育園みたいにはやく慣れてくれるといいなと思います。

進級お別れピクニック

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 先週末に保育園の進級お別れピクニックというのが催されたので親子3人で参加してきました。
 たぶんどこの保育園でもあると思うのですが、家庭と園とで連絡帳をやりとりしています。ボクたちからすれば、子供が保育園でどんな風に過ごしていたのかとか、食事やおやつをどのくらい食べてるのかとか、今日はどこにお散歩に行ったのかとか、熱はなかったのかとかそのようなことを知ることが出来るので、毎日楽しみにしています。ボクたちの方では、毎日夜と朝に何を食べたかとか、お風呂に入ったかどうか、排泄状況、あとは毎朝熱を測って記入するのと様子を見て機嫌が良いかどうかなどを記入します。保育園で飲ませてもらいたい薬がある場合は別紙に薬について詳しく書かないといけません。連絡帳には好きなことを書ける欄もあるのですが、毎日書いているとだんだんと書くことがなくなってくるのですね。最近は子供がずっと風邪が治らずに、熱こそ出していないけどずっと咳をしたり鼻水が出たりしているので、病院に連れて行ってもらってきた薬をお願いしますと書いているくらいです。特に毎朝バタバタで時間に余裕がないので(早起きすればいいだけですが)、ほとんど殴り書き状態。
 それはそうと、その連絡帳にあるとき進級ピクニックの案内用紙が入っていたのでした。土曜日の午前中から昼にかけてだったのでまたスイミングに行けなくなるかと思ったものの、今の保育園も今月いっぱいで終わりだし、スイミングはこの先ずっと続くわけだからと妻と相談して参加することにしたのでした。場所については詳しくは保育園の入り口に貼ってあるということだったので、ある朝送っていったときに見てみたらよく知っている河川敷の公園でした。家から歩いて15分くらいかな、保育園に行くよりも少しだけ離れているという感じです。
 お弁当と水筒とレジャーシートとゴミ袋を持参して出かけました。風の強い日で、河川敷に出る緩やかな上り坂をベビーカーを押して進むのも一苦労というところでしたが、会場についてレジャーシートを敷いてお弁当の入ったカバンとベビーカーを両サイドに置いて重しにしてもちょっと不安(目を離しているうちに飛んでいきそう)というくらい、本当に風の強い日でした。夜になって暴風警報が出たみたいで、その次の日もまだ風が強かったです。
 進級お別れピクニックは、最初はみんなで歌を歌ったり体を使って動いて遊んだりして、それからこの1年で大きく成長しましたということで手作りの進級おめでとう金メダルをひとりひとりもらっていきました。強風の中お弁当を食べて、走り回って遊ぶ息子を見ながら、同じ年でも女の子はずっとシートに座っておとなしくしてるものなんやなあと感心したりしていました。走り回ってるのはうちの子ともうひとりの男の子の二人くらいでした。ごはんの後で、今年で保育園を卒園する子供たちや(4月から小学生ということでしょうね)うちのように退園する子供たちに(同じ年の子でも何人かいました)今まで一緒に遊んでくれてありがとうという気持ちのこもった手作りのレイを保育園に残る子からかけてもらったりしました。手作りなんだけど手仕事が細かくて、とても良いものをもらったと思います。
 そのようにして進級お別れピクニックは終わりました。妻は合間合間に保育士さんとなにやらいろいろ話していたようです。帰りにスーパーで買い物をして、昼から子供をかかりつけの小児科に連れて行きました。熱は出ていないけどずっと咳と鼻水が出ていたので、薬のなくなったタイミングで行くことにしたのです。風邪が完治していないということで薬をもらって帰ってきました。あと、その次の日曜日に近所の歯医者で歯にフッ素を塗ってもらったそうです。歯医者でフッ素を塗るのも区の乳幼児医療費助成から出るので無料というのはすごいですね。妻ももっと前から知っていれば、と言っていました。大人だといくらくらいするんでしょうね。フッ素よりはホワイトニングをやってみたいですが。

ホームパーティー

 先週の日曜日に会社の同僚と退職された元同僚の総勢4名の皆さんが我が家に遊びに来てくれました。
 お昼前に最寄り駅で待ち合わせて駅前のスーパーでアルコールとおつまみを少々物色し、妻と息子の待つ家に向かいました。息子はその少し前に昼寝しだしたので、大人ばかりでピザとサラダをつまみながらビールを飲んでなんやかんやと喋ってました(何の話をしてたのかあんまり覚えてないですが)。途中で遅れてきた同僚を迎えに出たら寝室から息子の泣き声が聞こえて、同僚と一緒に戻ってきたら寝ぼけ眼でみんなと一緒にテーブルに向かって座っていました。
 息子のプレゼントにトミカ 自動車super大図鑑 (こども写真ひゃっか)をいただきました。息子は大喜びでその日の夜は本を抱いて寝たし、その日以降も毎日その本を持ってきては車を指さして名前を知っているものについては自分で、知らない車を指さしては名前を言うように求めてきます。今一番好きな本であることは間違いないでしょう。で、ミニカーについてはこれまでに一台だけ買ってあげたことがあります。そのときアカチャンホンポのおもちゃ売り場でひとつだけ選んでいいよと言ったら4台セットのを選んだという頼もしい逸話があります。もちろんセットは駄目と言いつけて、ハシゴ消防車を買ったのでした。トミカのミニカーには番号が振られていて、車に興味のないボクでも少しだけ集めたいという気持ちにさせられたのと、一台一台はけして高価なものではないという大変良くできた商売だと思います。ともかく、カタログ本をもらってからトミカの売り場にはまだ足を運んでいません。次に行ったときにどんなことになるのか、今から楽しみです。きっとあれもこれも欲しがるのかなあ。
 子供は大人と同じピザを食べ、いつの間にかお菓子をもらっていました。最初ははじめて見る人を前にして人見知りしていましたが、すぐに慣れたようで抱っこしてもらったり、トミカの本を一緒に見てもらったりしていました。自分の子が毎日一緒に仕事をしている人と楽しそうにしているのを見るのはなんだか不思議な気分ですね。
 うちにお客さんをお招きする機会はあまりないのですが、いろんな人に出会うのが子供にとって良いだけでなく、家を掃除する良いきっかけにもなるので、中には遠路はるばるという人もいたのですが、普段聞けない面白い話もたくさん聞けるし、是非またお招きしたいなと思ったのでした。

保育園の懇談会と結膜炎

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 土曜日は通常なら昼から息子の水泳教室に行っているのですが、今週末の土曜日は今月から通っている保育園の懇談会があったので、水泳教室をお休みしました。懇談会は10時からだったのですが、息子が前日から目が充血していて目脂も出ていて擦ったのか瞼も赤くなっていたので朝から眼科に連れて行ったら結膜炎ということで目薬が処方されました。その足で保育園に行って、同じ0歳児クラスに通ってる親子で円になって、保育園に通わせるようになってどうかとか、それぞれの育児状況などの情報交換のような感じで順番に話していきました。第一部はそんな感じで、第二部は保育園で撮った動画と写真を見せてもらいました。実際に息子が保育園でどのように過ごしているのかを見たことはなかったので、少ししか映っていなかったけど、それでもボクや妻の目が離れたところでどのように過ごしているのかを見ることが出来てとても良かったです。基本的に外ではおとなしくて良い子なので、保育園でもだいたいそんな感じのようです。家ではもうやりたい放題なのですが。
 懇談会の第一部でも話したのですが、2月から通い始めて最初の週は毎日別れ際に大泣きをしていました。次の週から大泣きすることなくバイバイしてくれるようになって成長を感じられて嬉しかったというようなことを話したのですが、他にもやっぱり通わせ始めた当初は泣いてばかりいたとか、今では逆に遊びの方に夢中で手だけでバイバイするようになって寂しいだとか、そのような話も聞くことが出来ました。ボクは思うのですが、育児というのはやはり一筋縄ではいかないし、10人の子供がいれば10通りの育児があると思うのです。そのような状況の中で実際にどうであるかという話は大変貴重な情報であると思います。なのでこのような機会に参加できたことは大変貴重な体験でした。4月から認可保育園に通うことになるのであと1ヶ月しか通わないのですが、このままこの保育園に通わせることが出来たらなあと思う部分も確実にあるようなところなので、現時点では1ヶ月、残りあと1ヶ月の経験は息子にとってもボクと妻にとってもよい経験になるのだと思います。
 帰りに買い物をして薬局によって目薬をもらってきました。目薬なんてきっと嫌がるだろうなあと思っていたら案の定嫌がったのですが、あれやこれやするうちに、無理矢理手で開けなくても自分で目を開けるようになって、目薬を近づけるとまた閉じそうになるけど開いてるタイミングを見計らって目薬を差すことが出来ました。そのまま目をつむったままにするので『おめめパチパチして』といったら拍手しだしたので笑ってしまったのですが、そのように1日3回続けていたら、今では目薬を差すと何も言ってないのに手をパチパチするようになりました。その様子を妻と一緒に可愛いなあと見守っています。
 結膜炎は、このくらい小さいと風邪などと併発することがあるそうです。鼻水が出ているし、熱もコンスタントに37度くらいあるので風邪気味で結膜炎にもかかったのかなと思ったりしています。最初は花粉症かと心配したので(鼻水も出てるし、目もよく擦っていたので)そうじゃなくてひとまずよかったと思ってるところです。
 この週末は息子と2人きりで過ごす時間が多かったのですが、言うことを聞いてくれないとついいらいらとして大きな声を出して怒ってしまうことが多くありました。甘やかすつもりはまったくありませんが、親の気分によって大きな声で怒られたりするのは良くないと思うのでとても反省しています。本当に育児は一筋縄ではいかないし難しいし親の成長も求められるものですね。

認可保育園の4月入園内定が出ました

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 4月の認可保育園入園の内定が出たと妻から連絡がありました。2月から認証保育園に通わせはじめてそろそろ慣れてきた頃かなという息子には親の都合で環境を替えてしまうことになって大変申し訳ないのだけど、なにせ毎月の保育費が倍ほど違いますから、ご容赦願いたい。えびせん買ってあげるから許してね。
 それにしても、今回希望する認可保育園の内定が出たのはほとんど奇跡に近いように思われます。というのも、1月6日の時点で妻が働いていなければまず間違いなく落選していたのですから。そして、妻が働き始めたのが1月5日だったのです。6日に区役所にFAXで就業証明書を送信したけどうまく届いていなくてバタバタだったという話も聞きました。今年はどうだったのかまだ分からないけど、去年の実績を聞くと両親とも働いていないとまず認可には預けられないという状況だったみたいです。認可保育園に預けられなかった子供が認証保育園に通うことになるのでしょうけど、認証保育園もけして空いているわけではないのですね。うちの子の場合も11月くらいから認証に預けようとしてずっと空きがなくて、この2月からようやく通うことが出来ているわけですから。そのようにどこにも預かってくれる保育園がない子供たちを待機児童と呼んでいるわけです。
 認可保育園に預けるためには両親とも働いている必要がある、さもなければ預かってもらえない。という状況なのであれば、親のどちらかが働きに出ずに子供の面倒を見ればいいんじゃないかと言われるかもしれないですが、不景気ということもあってたとえばこれまでは専業主婦をしていたお母さんも働きに出る必要が出てきているわけです。そのときに子供をどこに預けるのかという問題がまず最初に沸いてきて最後まで立ちはだかるのですね。働きに出たいけど子供を預かってくれるところがない、子供を預かってもらいたいけど働いていないと預かってもらえない。少子化担当大臣が何年か後の待機児童ゼロを目指すと言っているようですが、大いに目指していただきたいところです。
 4月から通うことになる認可保育園は、今通っている認証保育園より少し遠くなります。ただ、今の保育園が最寄りの駅から遠ざかっていく方向にあるのに対し、今度のは駅を越えて少し行ったところにあるので、ボクの通勤という面では時間は短縮されるでしょう。子供も大好きな電車が見られて喜ぶんじゃないでしょうか。
 4月入園まで1ヶ月と少し、手続きなどで忙しくなりそうです。

久方ぶりの水泳教室と腰痛

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 先週の土曜日は、去年の11月末に妻の実家に預かってもらうようになって以来のスイミングスクールに行って来ました。ブランク約2ヶ月半。スイミングスクールには去年の四月から通い始めたのでこの時期の寒さははじめての経験なのですが、夏は更衣室がクーラー効きすぎでものすごく寒かった(寒いと言って泣いている子もいたくらい)記憶があったので、冬の更衣室はどうなってるんだろうと少し心配に思っていました。実際のところは暖房が効きすぎで、プールから上がって来たらロッカーの中の眼鏡が曇っているほどでした(室温も湿度も高くてもわっとしてました)。プールも温水で温かかったのですが、息子は久しぶりのプールに最初のうち少し戸惑っていました。それでも途中のボール集めのときから調子が出て来て、後半は楽しそうにしていました。台の上から飛び込んだり、滑り台を滑って水にはまっても泣きませんでした。
 更衣室はそのように暖かかったのですがもちろん外はきちんと寒いままなので、ボクたちもきちんとドライヤーで髪を乾かしてから帰りました。更衣室は1階にあるのですが髪を乾かしたり思い思いに食事したりするスペースは2階にあっていつも混雑しています。といってもほとんど利用したことはなく、このときが2回目か3回目だったでしょうか。ドライヤーの数が圧倒的に少ない割には意外と順番が回ってくるのが早かったように思います。あるいは、みんなあんまり髪を乾かさないのでしょうか。
 子供がプールを楽しんでくれたのは良かったのですが、ボクはというと腰痛がひどくて、その日の午後は家で横になって過ごしました。結局この腰痛は日曜日も月曜日も悪くなる一方だったので、火曜日の朝に子供を保育園に送っていった後、駅に向かう途中にある整骨院に飛び込むことになりました。結果的にはそれが大正解で、それから毎朝整骨院に通い、一番ひどいピークのときから比べると格段に良くなっています。それでもまだ痛みが残っているし、仕事中など長い時間座ったままの体勢から立ち上がるときにまだ辛い思いをします。もうしばらく通うことにしたほうが良さそうです。腰の痛みが取れたら、腹筋背筋を鍛えるようにしないといけないなと思っています。
 ところで、腰痛で飛び込んだ整骨院ですが、腰はまあ当然のことながら、肩がガチガチに固くなっていると言われました。まあ肩が凝っていない・楽だとはけして言わないけど、以前にはもっともっと肩が凝って辛い時期はあったし、むしろ近頃は肩の凝りは気にならない方だったので意外でした。もしかしたら腰の痛みにばかり意識が行っていて肩への注意が疎かになっていたのかも知れません。肩胛骨を回す運動をするように言われました。
 以前は腰の疲れよりも肩や腕や足の疲れが目立っていました。そのような部位が疲れているのでマッサージに行ってもそのように伝えるわけですが、終わった後でたいてい『(話には出ませんでしたが)腰がかなり張っていますね』と言われたものでした。その度に自覚症状のないボクは『そうですか』と言うことしか出来なかったのですが、今ではそれが逆転しているわけですね。一日中パソコンに向かってキーボードを打ち続けるというこの仕事をはじめたころは本当に肩から腕にかけて辛い思いをしました。腱鞘炎じゃないかと言うくらいに痛みを伴ったこともありました。今ではそこまで肩や腕が疲れることもありません。でも整骨院でそのように指摘されたということは、けして疲れがたまっていないわけではなくて、ただ単にこのような状態に慣れてしまったということなのでしょう。けして褒められたものではない状態に慣れてしまってそのことに無自覚になるということは避けたいものですね。体のことに限らずに、です。

1歳6ヶ月検診

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 先週の金曜日に有給休暇を取って仕事を休んで息子を1歳6ヶ月検診に連れて行きました。電車と徒歩で30分くらいでしょうか。駅から歩いて向かってる途中で霙みたいなものが空から降ってきて、降雨対策を何もしてこなかったので指定された区の施設まで走りました。とにかく寒かった。
 子供の検診に行くのははじめての経験でした。同じ場所に以前に連れてきたことのある妻によると、受付開始時間前から親子連れが殺到しているので、早く行くことに意味はないとのことでした。ただ、受付終了時間をちょっとでも遅れると受け付けてくれなくなるとのことだったので、早く行く必要はないけどけして遅れてはダメ、というありがたく頂戴したアドバイスにしたがって絶妙な時間に到着したと思います。待ち時間は少しあったものの、ほぼスムースに事は運びました(あるいはこの日が予備日で、ほとんどの1歳6ヶ月の子供たちが別日にすでに検診を済ませていたということもあるのかもしれません)。最初にアンケートを提出して、簡単な問診があって、身長体重を量って、診察があって、最後に歯科検診がありました。歯科検診に少し不安があったものの(あれできちんと歯磨き出来てるだろうか?)、すべて問題なしとのことで良かったです。途中で妻のママ友に会ったので少し話したりしました(息子を見付けて向こうから話しかけてきてくれました)
 そのまままっすぐ帰るつもりだったのですが、せっかく子供と2人で出かけたのだからと少し寄り道して行こうと思い立って、駅ビルの無印良品に立ち寄りました。いくつか欲しいものがあって、ひとつは、子供が大きくなったときに喜んでくれるかどうかはわからないけど、たとえば保育園で作ってきた鬼のお面とか、ファミリーサポートで預かってもらったときの様子を書いてもらったメモとか、そういった子供にまつわるものをスクラップしておけるようなファイル、そしてもうひとつは、また機会があればなぜボクがそれに魅せられるのかということをたっぷり語りたいと思いますが、3色ボールペンです。ファイルを物色している間もベビーカーから手を伸ばしてファイルを棚から床に落としたりして邪魔してくる可愛い息子ですが、筆記用具のコーナーに行く途中で食料品の前を通りかかったらもうすぐに『まんま!まんま!』の連呼がはじまり、手前にあったコアラパンを指さして『パン!パン!』のシュプレヒコール(ひとりだけど)がはじまりました。お昼ごはんをどうするかも決めてなかったのでパンを買うことにして、その袋を持ちながらボールペンを見ようとするのだけどひとりシュプレヒコールはおさまるどころか勢いをいや増していく様相です。仕方なくボールペンは諦めてレジへと向かったのですが、ひとつしか開いていなかったレジには先客がいて、どうやら店員と話し込んでいる様子です。その間も息子は『パン!パン!』のスローガンを打ち立てていて、先客がボクたちの会計を先にしてはどうかと店員に提案しているような仕草が見られたか見られなかったかするうちに、レジの奥で別のことをしていた店員が隣のレジを開けてボクたちを呼びました。クレジットカードで精算している間にもう袋からパンを出して(開けたのはボクですが)食べ始めました。食べ始めるとさっきまでの示威行為はどこへやらです。いつものことです。
 帰りに最寄りの商店街のコーヒー豆屋さんに前日に妻が予約してたコーヒー豆を取りに行って、家に帰ってボクはインスタントラーメンを、息子は引き続きパンを食べ、リビングで毛布一枚にくるまって一緒にお昼寝しました。夜に妻と新型インフルエンザのワクチン接種を受ける予定だったのですが、ボクが前日から風邪気味だったので妻だけが受けることにして、それを待つ間、駅前で息子と電車を見て時間をつぶしました。夜ごはんに近所のファミレスに行ったのですが、お子様ランチを(夜だけど)ワイルドに食べる息子の食欲には驚かされるばかりです。かくいう大人もデザートまでしっかりいただきました。

保育園で別れ際に泣かなくなりました

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 油断しているともう2月も半分が過ぎようとしています。2月は特に他の月よりも日数が少ないので本来ならもっとも油断できない月なのにもかかわらずです。オリンピックも開幕したし。
 さておき、今月から息子を保育園に通わせております。毎朝の出勤前にボクが送っていき、お迎えは妻がというように分担しているのですが、迎えに行くときの状況は詳しく分からないけれど、朝はもう毎日ばたばたです。保育園は家から10分強のところにあって、保育園から最寄りの駅まではさらにまた10分くらいかかるのと、これは実際に息子を保育園に通わせることになるまで分からなかったことなのですが(あるいは保育園によるのかもしれないけれど)、ただ保育園の入り口まで子供を連れて行って保育士さんに子供とカバンを渡してよろしくお願いします、というわけではないのです。実際には子供を連れて中に入って、ロッカーに荷物を置いて、連絡帳を保育士さんに渡すときに軽く喋って(変わったことがないかとか)、子供も慣れないものだからそうあっさりと『お父さん行ってらっしゃい』というわけにはいきません。子供を預けるのにまた5分くらいかかるので、結局は合計で30分くらいはこれまでより早く家を出ないといけません。しかし、それはまだ良いのです。出かけてしまえばあとはもう保育園に預けるだけですから。出かけるまでが大変なのです。朝ご飯を食べさせたり、歯磨きしたり、おむつを替えて着替えさせたりしながら、自分自身も朝ご飯を食べたり顔を洗って歯磨きしたり服を着替えたりしなくてはいけません。機嫌良くテレビでも見てくれていればいいのですが、少しでも見えないところに離れるとぐずり出すことが多いのでなかなか大変です。それでもまあなんとか、息子とふたりっきりの時間を大変は大変であるけれどボクなりに楽しく過ごすことが出来ていると思っています。なによりも息子とお話しする時間が増えたことがうれしいですね。
 そのように今月の1日から保育園に通わせているのですが、毎朝、保育園に着いてベビーカーから降ろすとぐずって抱っこをせがんで泣きついてきます。抱き上げると泣くのはやめるのですが、抱いたまま靴と靴下を脱がせて保育園の中に入り、ロッカーの前でどうしても息子を床に降ろさないと荷物を中に入れられないので立たせると同じように泣きついてきます。その後でもう一度抱き上げて保育士さんに抱いてもらいながら少し喋って、ボクが離れていくと『ちゃーちゃん(おとうさん)』と大泣きしながらボクの方を指さしているのが毎日心苦しくて、でもそこでさっさと離れないと息子を余計に泣かせることになると思い、振り返らずに保育園を後にする日々が続きました。ようやく、2週目の火曜日になってはじめて別れ際に保育士さんに抱っこされたまま泣かずにボクとバイバイすることが出来たときには、徹夜明けでいくら頭がぼんやりしていたとはいえ、息子の成長がとてもうれしくてひとりほくそ笑みながらすぐに妻にメールで知らせたのでした。その次の日も別れ際は泣きませんでした(まだ保育園に着いたときには泣きついてきますが)

空港でかけよる息子を抱き上げた瞬間

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 ひとつ前のエントリーで書いたように、この週末はなかなかハードな週末でした。
 金曜日の夜に妻が夜行バスで富山に息子を迎えに行ったのですが、定時に仕事を終えて家で一緒にごはんを食べてから妻を送っていく予定だったのが仕事の都合で定時に帰ることが出来ず、じゃあせめてバスに乗る東京駅で落ち合おうと思っていたら、結局はバスの時間にも間に合わない時間まで会社を出ることが出来ませんでした。もしかしたらちらと顔くらいは見ることが出来たかも知れないけど、間に合わなかったら何の意味もなくなることだし、翌朝は羽田空港まで妻と息子を迎えに行くのだから、諦めて家に帰ることにしました。妻とはメールで少しやりとりをして、ボクは家に帰って缶ビールを2本飲んだだけで睡魔に寝技で一本取られてしまいました。
 土曜日の朝、羽田空港に妻と息子を迎えに行きました。到着口に着いたらちょうど富山からの飛行機が到着したとアナウンスで告げられるところでした。しばらく待っていたら妻が息子を抱いて手荷物受取場に現れ、お互い気づいたところで妻が息子を到着出口の外で待つボクの方へと促すと、手を振るボクに気づいた息子がひとりでボクの方に駆け寄ってきて、ボクは息子を抱き上げて『お父さんどこ?』と聞くと、息子はボクの鼻を指さすのでした。ベビーカーを押して出てきた妻に近づき『お母さんどこ?』と聞くと妻の鼻を指さし、『ゆいちゃんどこ?』と聞くと自分の鼻を指す息子を抱いていると、この3週間の成長を感じないわけにはいきませんでした。息子はバスを見て興奮していました。時間がなかったのでバスではなく電車で帰ることにしたのですが、電車は電車で『えんしゃ!』と言って喜んでいました。
 保育園の入園前検診に指定された病院に空港から直行しました。そこは自宅からも保育園からも離れていて電車は最寄り駅とは別の路線になるのですが、あっさり検診が終わった後、電車で家に帰るよりは歩いた方が早いと思って歩いてみたら、意外と近くて驚きました。3人ともお弁当やおにぎりやお総菜で昼食を済ませた後、今度はかかりつけの病院へ予防接種を受けに行きました。当初、3種混合だけ受ける予定で行ったのですが、看護師さんに相談したら水疱瘡の予防接種も同時に受けられるということだったので両方受けさせることにしました。帰り道、注射を受けると(泣くと?)もらえるらしい乗り物がいくつか載ったシールをめくっては自分が乗ってるベビーカーに貼り付けようとするのだけど、うまく貼ることが出来ずに自分の指にひっついてめくれないのが嫌でぐずっては、指をもぞもぞさせてシールが道に落ちると『ぶーぶー』と言って落としたシールを欲しがるのでした。
 3時から保育園の面談があったのだけどちょうど先日購入したテレビの配達時間が重なっていて、家を出ないといけない時間になってもテレビは届かなかったので、妻と息子だけで先に行ってもらうことにしました。妻たちが家を出るとすぐに玄関のチャイムが鳴り、テレビが届きました。設置してもらってから妻に電話をして今から向かうと告げ、走って保育園に向かいました。走ると10分弱で着きましたね。妻は以前に息子を連れて見学に行ったことがあったのだけど、ボクは中に入るのははじめてでした。すでに保育園の人から説明を受けている途中で、園長らしき人も途中から合流しました。事務的な手続きを一通り終え、土曜日なので子供の数は少なかったですが(それでも4人くらいいました)、説明を受けながら実際に子供が過ごす各スペースを見学させてもらいました。ボクと妻が説明を受ける間、息子は保育士さんの膝に座っておもちゃで遊んでいました。保育園に慣れてくれるかという懸念はあるものの、富山で一時預かりで通っている保育園でも最近は他の子供たちと馴染んで遊べるようになってきたと聞いているし、人見知りすることなく笑顔を振りまいているというので、新しい保育園にも案外すぐに慣れてくれるかもしれません。
 スーパーで買い物をして、夜ごはんにうどんを食べました。3人とも同じものを食べました。それからまた電車で羽田空港に向かいました。空港に着くと、富山行きの最終便が “May return due to snow” とあって驚いたのですが(東京にいると日本海側の雪のことはすぐに忘れてしまいます)、妻に抱かれて手荷物検査場に入っていく息子が『どうしてお父さんは一緒に来ないんだろう?』という表情をしていて、その無垢さに答える言葉が見つかりませんでした。あと一週間すれば迎えに行って、それからはずっと一緒だからねと心の中で言うしかありません。
 しばらくは空港でベンチに座っていたのですが、搭乗手続きも終わりそうでとりあえず飛行機は飛ぶようだったので帰路につきました。家に帰ってきて ANA のサイトを見ていたのですが、途中までは東京国際空港に戻るかも知れないと表示されていたのがある時点で消え、やがて富山空港に到着済みとなりました。妻の両親に息子を預け、再び夜行バスで東京に帰ってくる妻と電話やメールで話し、ビールを飲んでいつの間にか眠っていたら、次に気がついたのは妻が玄関を叩く音でした。ドアストップ錠(というのですね、玄関のドアに付いてる『パタン』と留めるヤツです。今回調べて名前をはじめて知りました)をかけてしまっていたので家に入れなかったのです。すまない、妻。

2月入園、認可保育園と認証保育園の違い

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 12月と1月に空きがあれば預けたいと思っていたけど結局空きがなくて預けることが出来なかった近くの(歩いて10分くらい)認証保育園から土曜日の夕方に突然『2月から空きが出来たのでどうしますか?』という連絡がありました。妻が本格的に就職活動を開始した11月末から息子を富山の妻の実家で預かってもらっていて、年末年始は2週間くらい一緒に過ごすことが出来たけど、年明けから妻も働きはじめて息子は引き続き実家で預かってもらっているので、認可保育園の4月入園まではこのような生活が続くのだ、息子とは離ればなれなのだ、なので最低でも月に一度は息子に会いに行こうと話していたのですが、急な話ではあるけれど飛びつかない理由はありません。さっそく預けたい旨を伝えると事前に面談が必要だと言われ、ボクも妻も働いているし息子は富山だしで、面談を次の土曜日の昼からにしてもらってそのときだけ息子をこっちに連れてくることになりました。妻が金曜の夜に夜行バスで富山に行き、土曜の朝の飛行機で息子を連れて東京に戻ってきて、保育園の面談と出来れば水疱瘡の予防接種を受けさせて、夜の便で再び富山に連れて行って、妻は夜行バスで富山から東京に戻ってくる、というスケジュールです。この話を知り合いなどにすると驚かれたのだけど他に選択肢がないのですよね。まあどっちか片一方はボクが行けば良かったなと思うのですが、夜行バスを女性で予約してしまったので今回は妻に行ってもらうことにします。
 妻がこの話を会社でしたところ、社長から飛行機の株主優待券をいただきました。飛行機は予約しただけでまだ支払いまで完了してなかったので株主優待券で再予約、往復で1万円くらいの節約になりました。とてもありがたいです。
 今週末に再び息子を富山に連れて行くのは来週の平日に息子を預けるところがないからです。次の週末には元々富山に会いに行くつもりで2人分の夜行バスと飛行機は予約してあったので(3月末まで出来るだけ交通費を抑えるために片道は夜行バスにしようと決めていました)、帰りの飛行機に息子の搭乗を追加して連れて帰ってきます。今週末と来週末とバタバタですが、それを乗り越えれば再び家族3人で暮らすことが出来るので、朝はボクが息子を保育園に送っていって、帰りは妻が迎えに行って、週末はまたスイミングスクールに通って、一緒にお風呂に入って、というような生活を楽しみにしています。今週末の面談で入園を断られるようなことがなければ、ですが。

 ところで、認可保育園と認証保育園は何がどう違うのでしょうか。Wikipedia の 保育所によると

認可保育所とは、児童福祉法に基づき都道府県又は政令指定市又は中核市が設置を認可した施設をいう。認可保育所には、いわゆる認可保育所の他に、小規模認可保育所と夜間認可保育所があり、認可に際しては、児童福祉施設最低基準に適合している事の他に保育所の設置認可の指針 小規模保育所の設置認可の指針 夜間保育所の設置認可の基準の要件を満たす必要がある。

 一方、認証保育所の方は東京独自の認証保育所 東京都福祉保健局にあるように、

大都市の特性に着目した都独自の基準(認証基準)を設定

 簡単にまとめると、認可保育園は児童福祉法を基準で、認証保育園は東京独自の基準で運営されているものと言えるでしょう。また、大田区では認可保育園では入園の優先順位を決めるのに親の就業状況を提出する必要があります。定員をオーバーする応募がありますから(いわゆる待機児童です)、両親とも働いているとか、働いているなら1日何時間働いているのかとか、親の介護をしていて子供の世話が出来ないとか、離婚してシングルマザーだとか、そのようないくつかの項目で点数がはじき出され優先順位の高い人から入園出来るのですが、認証保育園の場合はそのような優先順位付けはありません。園によって異なるようで、ある園では抽選だったり、別の園では早いもの順だったりするようです。また、保育料も大きく異なります。認可保育園では前年度の収入によって決まるのですが、認証保育園の場合は園ごとに独自に決められるようです。そして、あくまでうちで調べた限りではということですが、認証保育園の方が圧倒的に高いです。うちも4月からの認可保育園の申し込みは済ませてあります。2月下旬に結果発表があるのですが、保育料が倍くらい違ってくることもあるし、あとうちの近くの認証保育園だと園庭がないところがほとんどなので認可保育園を希望しています。
 また、認証保育園は園によって環境に違いがあるなあという印象があります。一度見学に言ったことがある妻に聞くところ、うちが預けようとしている認証保育園は良い環境らしいのですが(去年の1月に出来たばかりということもあって綺麗だし、家具も北欧風らしい)、同じ認証保育園でも妻のママ友の間でも『あんな狭いところには預けたくない』というようなところもあるようです。そんなところでもそれなりの保育料するんですよね。。。
 認可だから安心できる、認証だからちょっと不安、と割り切れるようなものでもないという印象です。やはり実際に足を運んで見学してみない限りはわからないですね。子供が1日の大半を過ごすことになるわけなので、子供が楽しく健やかに過ごせる保育園を選びたいです。

何のための少子化担当大臣

 このように(ひとつ前のエントリー参照)、妻と少子化担当大臣のことをボロクソにこき下ろしながら昨晩は眠りにつきました。特にこの発言(「待機児童の解消は大切だが、保育の質を守ることが一番大事」)についてはふたりとも堪忍袋の緒が切れた様相で、この緊急事態にいったい何を言っておるのだと(そのような意味のことをもっともっと汚い言葉で)憤慨しておりました。
 憤慨していたので調べることが疎かになっていたのですが、この『保育園における1人当たりの最低面積』の基準について少し調べてみました。どうして少子化担当大臣が最低基準の見直しに慎重であるのかをより詳しく知るためにです。

 最低基準撤廃の動き緊迫 保育所/布団びっしり 詰め込み限界
 保育所 最低基準撤廃 急加速−子どもの安全脅かす - 明日に向かって−JCP GUNMA OTA

 どうやら日本の『保育園における1人当たりの最低面積』の最低基準はあまりゆとりのあるものではなさそうです。これ以上の児童を受け入れられないというギリギリでやっている現場の声もたくさんあるのではないかと思います。もちろん今ある保育園の最低面積の基準を見直して、今ある保育園でより多くの児童を今いる保育士で見続けることには限界があるでしょう。保育園の数も増やさなければならないし、保育士の数も増やさなければならないと思います。ボクが暮らしている東京都大田区でもそのような動きがあるようです。ただ、じゃあ新しい保育園が出来て保育士の人数が増えるまで、今ある保育園と今いる保育士とで出来ることはないのかと思うのです。15人が定員のところにあと5人入れることはどうしても出来ないのか。それとももしかしたらすでにそのようなことが行われた上での現状なのかも知れません。当然ながら限界は必ずあるわけですし、キャパシティを超えて『保育の質』が守られないのであればそれは避けたいとも思います。
 保育士1人当たりの子供の数が増えれば保育の質は低下する、保育園あたりの子供の数が増えれば子供はよりぎゅうぎゅう詰めの状況になる。そうしないようにしようとすると、今度は保育園に入れない子供たちが増える。子供の預け先が見つからないと、たとえばうちみたいに子供を遠く離れた実家に預けるか、妻(か夫)が働きに出られなくなる。どちらか一方だけを立てれば必ず反対側に問題が出るわけですから、バランスを考えるしかありません。あるいは、抜本的な解決策(保育園、保育士の数を増やす)が成果を上げはじめるまでの期間限定でもいいから、今ある保育園・保育士でなんとかより多くの子供をみることは出来ないのか。。。

 福島みずほ版マニフェスト 女性のためのマニフェスト

結婚しても、子どもを生んでも育てていても、仕事をやめなくてすむように、育児・介護休業法の充実、保育所の支援に力を注ぎます。

 難しい問題だとは思うけど、じゃあ何のために担当大臣になったのですか? と問いたい。党首の座が揺らぎかけたら急に頑なな態度を取るようになったりして信用できないけれど、『自分版マニフェスト』に(おそらく自分で)書いたことくらいはやってもらいたい。うちの妻は子供を産んで育てていて、預けるところがなくて仕事も出来ない状態です。困った困った。

手足口病

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 先々々週くらいにふと息子の膝に赤い発疹が出来ているのを見付けて調べてみると、足は膝から下、足の甲から裏まで広がっていて、腕も肘から先に広がっていた。妻も気付いていたようで、そういえばこのところ眠るときに指先で反対の掌をよく掻いていたのを思い出し、数日前からすでに手が痒かったのかなとそのときに気がつけなかったことを思ったりもした。特に最近新しく食べさせた食材もなかったので万が一アレルギーだったとしても食べ物ではないと自信なげに2人で話しながら、全身を見てみたところ発疹が出ているのが両手両足の服から外に出ている部分だったのでハウスダストとかダニとかそういった直接肌に触れる部分が反応しているのかと思って、その週末は家中の掃除をしっかりとした。布団を干して、掃除機をかけて、床を拭き掃除した。それでもまあすぐに発疹が消えるわけでもなかったので、週明けにかかりつけの小児科に連れて行ったら『手足口病』ということで、アレルギーじゃなくてひとまず安心。で、手足口病って何?(その症状が出る部位を並べただけの名称はどうなん?)と思って調べてみたのですが、特に心配しなくていいようだったので安心しました。病院でもかゆみ止めだけもらって帰ってきたようでした。
 しかし心配ないと言っても手足口病で死亡した症例もあるようなので、本当はまったく安心しきれないところがあります。予防接種で接種されるワクチンの説明書きを読んでいても完璧に100%安全だとは書いていないので気になると言えばやはり気になります(とても低い確率ではあるけど0ではけしてないので)。しかし一方で、100%安全じゃないからといって子供に何もさせないのも良くないと思ってもいます。たとえば公園に連れて行って砂遊びをさせていると落ちてる葉っぱを掴んで口に入れたりするのだけど、葉っぱを口に入れることは駄目だと言ってやめさせますが、だからといって公園に連れて行かない、砂遊びさせない、としたくはありません。いろんなことを、良いことも良くないことも経験させ、何が良くて何が良くないのかを身をもって分かっていくのが大切なのだと思っているわけです。葉っぱと一緒に砂も口に入れると不味そうな顔してるので、きっと学んでいってくれることでしょう。
 手足口病の方は、それからしばらくすると徐々に発疹が消えていって今では発疹の跡が擦れて皮が剥けたような状態になっているのが手足の指や膝に少し見られるくらいになっています。もう特に痒くはないようです。手足口病、というけど口には症状は出なかったみたいです(口の中までは見ていないけど、特に嫌そうな様子はしていなかった)。
 予防接種と言えば、昔、ボクが小学生のころにインフルエンザの予防接種を受けた子供が何か重篤な副作用の症状を起こすという出来事がありました。それでボクはそれ以来インフルエンザの予防接種を受けるのを拒否した記憶があります。どういうわけか、ボクはそれを自分の判断で行ったと記憶しているのですが。。
 まあ、うちの子供はまだ1歳なのでいろいろと予防接種を受けていくのだろうと思います。無料のヤツと自己負担で受けるヤツとがあってボクはきちんと把握はしてませんが(妻がきちんとやってくれています)、この前はおたふく風邪の予防接種を受けてきました。今度は名前は忘れましたがワクチンの入荷に数ヶ月かかるというのを受けます。予防接種するたびに、病気をひとつ克服するたびに、彼の体の中で免疫が強化され、彼自身がまたひとつ強くなったのだと思うと、親としてはうれしい気持ちになりますね。

スタジオアリスで1歳の記念写真

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 1歳になったばかりの子供を連れて先週の日曜日にスタジオアリス 五反田TOC店に行ってきました。家からだと徒歩圏内に東急池上線の駅があるので、最寄りの大崎広小路駅まで電車一本で行けます。
 五反田TOCに行くのははじめてだったので事前にサイトを調べてみたのですが、これがなかなか使い勝手の悪いものでした。他のショッピングモールのサイトなんかはわりと小綺麗にまとめてあるところが多いし、店舗一覧なんかもジャンルごととかフロアごとにフロアマップと合わせて見ることが出来るのが当たり前になっていたりしますが、ここのサイトはジャンルで検索することは確かに出来るけど、何というか情報が見やすいようには整理されていない印象を受けました。それでまあ行ってみたのですが、ショッピングモールというよりは大阪で言うと船場センタービルって感じ? 着いてからはじめて TOC という名称が『東京卸売りセンター』の略だと言うことを知りました。
 旧時代の香りのするエレベーターで5階に上がり、スタジオアリスへ到着。少し早く着いたので待合席で少し待って、それから子供に着せる服を選んだり(今までは和服系が多かったので今回はスーツ系で行こう)、すでに撮影している家族の様子を見ていたり(同じ一歳記念といっても子供の成長度合いってけっこう違うんだなあ)、あの手この手で赤ちゃんから笑顔を引き出したその瞬間を逃さずシャッターを押してカメラに収める手腕を見たりしているうちに順番がまわってきました。スタジオアリスに来るのは3度目ですが、毎回それなりの金額になってしまうので今回は出来るだけ費用を抑えようと事前に妻と話していたのだけど、蓋を開けるとやっぱりそれなりにかかってしまいました。というのも、やっぱり勝手にいろんなポーズを撮影するからだと思います。だってせっかくだし(かわいいので)全ポーズ残しときたくなりますもん。
 そういうわけで、アリスのお姉さん二人がかりでなんとか撮影終了し、写真を選んで(1歳の誕生日ということだったので、無料で1歳から3歳までの誕生日の写真を入れることが出来るアルバムがもらえるとのことでした。最初に言ってよね!)、五反田TOCを少しぶらついて帰ってきました。
 スタジオアリスは(お金をたくさん使ってしまうので)危険です。

息子が1歳になりました

 1年前の今日の夕方に息子が生まれました。あれからもう1年が経つのか……と昨日の夜も妻と話していたような次第で、振り返ればホントにあっという間だったような気がします。生まれてから7ヶ月ほどは東京と富山(妻の実家)に離ればなれでしたが、一緒に暮らすようになってからは特に時間が経つのが早かったような気がします。
 毎日一緒に暮らしていると日々の変化にはなかなか敏感に気付くことが出来ず、しばらく会わなかった時の方がその蓄積された日々の変化の量に驚かされるというようなことがあると思いますが、毎日とまでは言えないものの、少なくとも週単位で新しい側面を見せる我が子の成長に驚かされ続けています(現在進行形)。特にはいはいが出来るようになって家の中を自由に移動するようになってからはそれが爆発的に加速されたような気がします。今は、つかまり立ち(つかまり歩き)、つかまり立ちからつかまっていた手を離してその場に立つ、座っている状態からその場で立ち上がる、というところまで来ています。(小さいけれど大きな)一歩を踏み出すのは時間の問題だと思うのですが、歩けるようになると成長曲線はまたグイと右肩上がりになることでしょう。
 最近は簡単な言葉だと親の真似をして繰り返します。『○○はどこ?』と聞くと指でその場所を指し示せる物の数はどんどんと増えていっています。以前に読んだベビーサインの本に書いてあった通りに、息子はまだ言葉を話せないけれども身振り手振りのサインを使ってコミュニケーションを取ることが出来ています。そのコミュニケーションはもうとても幸せとしか言い表せない感情でボクの心を満たしてくれます。
 誕生日のお祝いはこの前の日曜日にしたので、今夜は日曜日に渡さなかったボクと妻からのおもちゃのプレゼントをあげる予定です。車とか電車が好きなので、IKEA木で出来たクレーン車のおもちゃを買いました。遊んでくれるといいのですが。

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34歳になりました

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 6月28日(この前の日曜日)にとうとう34歳になりました。2年前の誕生日に結婚したので(入籍したので)結婚記念日のお祝いと、それから明日7月1日で1歳になる愛息の誕生日のお祝いもまとめて執り行いました。たまに聞く話として、たとえば誕生日がクリスマスなんかにかぶっていると、子供側からはプレゼントやお祝いが(2回分が1回分に)まとめられるので損した気分、親側からはプレゼントやお祝いが1回で済むので助かる、というのがありますが、ボクの誕生日と息子の誕生日と結婚記念日が重なると、さすがにやることが多くて大変でした。といっても基本的には妻が息子の誕生日ケーキとボクの誕生日ロールケーキを作ってくれて、ボクは結婚記念日という名目でお昼にパスタを作って夫婦で乾杯、夜は妻がピザを焼いてくれて再び乾杯しました。
 この先もこれら3つの記念日のかたまり具合は変わらないので、我が家では毎年この時期に合同祝賀会が開かれることでしょう。そういう点から考えると、3月生まれの妻の誕生日だけがポツンと独立していて可哀想な気もしなくはありませんが、むしろそちらの方が集中的に祝ってもらえるので良いのではないでしょうか。
 それにしても、息子が生まれてからもう1年が経つのかと思うと、改めて時の経つことの早さに驚かされます。今は息子と一緒に遊ぶのが何よりも楽しくて、平日は仕事を終えて家に帰るのが楽しみでなりません(近年まれにみる集中力で仕事してます)。最近は特に自己主張が激しくなってきて、たとえば、これまでは自分でハイハイして近づいてきていたところも、今では抱っこしに来いと激しくアピールしてきます。甘やかしてばかりいるのも良くないと思うので、時には泣いても簡単には言うことを聞かないでいるのですが、やっぱり泣いている顔を見ると可哀想に思えて言うことを聞いてしまいそうになります。子育てって難しい! でもそんな難しさを圧倒的に凌駕するくらいに子育てってめちゃくちゃ楽しいです。子供に新しいものを見せたり、子供が新しいものを見たときの反応を見たり、とにかく子供と一緒に過ごす時間のすべての瞬間が見逃せないというくらいに貴重です。日々成長する(新しいことを発見し覚えていく)姿を、出来ることならすべて記録して残しておきたいくらいです。
 そんな息子が明日で1歳になります。今はとても懐いていて、これまでになく甘えてきてくれるのが嬉しい反面、いつまでこんな風に甘えてきてくれるのだろうと、その終わりを予想してしまうと少し悲しくもなってしまいます。まあでも今を楽しもうと思います。