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怪我、食事、風邪

 自らの不注意で怪我をしてしまったことに気を落としてかどうか、土曜日はインスタントラーメンばかり食べてしまいました(料理する気がわいてこなかったということ?)。そもそもは近所の薬局に絆創膏の貼るところだけのヤツを買いに行ったのですが、そこでペヤングソースやきそばとチキンラーメンの5袋セットを買ったからなのです。ペヤングソースやきそばって大阪にいたときはあまり目にしなかったような気がするのですが、東京だと普通にコンビニで売ってますね。それで昼ごはんにペヤングソースやきそばを食べて、夜ごはんにチキンラーメンを食べたのでした。週末に映画でも見に行こうかなと思っていたのですが頭をぶつけて怪我をしたということで念のために安静にしておこうと家でDVDで映画を見たり本を読んだりskypeで妻と子供とビデオチャットしたりして過ごしました。
 絆創膏の貼るところだけのヤツは BAND-AID のキズパワーパッドという商品でした。病院で傷口に貼られたのも貼るところだけのもので(縫合直後はガーゼみたいなのだったけど、次の日に消毒してもらったあとはそうだった)はじめての経験だったのですが、傷口から出てくる体液を吸収してゲル状にしてその場にとどめることで体液に含まれる傷を治す成分が作用するのだそうです。ハイテク絆創膏ですね。
 前日にインスタントラーメンばかり食べたので日曜日はスーパーに買い物に行って料理しました。ピラフ(鍋でごはんを炊くついでに味をつけてるくらいの感覚です)と、白菜と豚肉を鍋に交互に重ねて(おまけに白舞茸を一番上に載せて)大根おろしと料理酒だけで火を通してポン酢で食べました。ポン酢も作ろうと思って純米酢を買ってきたのですが、うまくできませんでした。勝手に昆布だしと酢を混ぜただけだったので今度はレシピを調べて作ってみようと思います。やっぱり柑橘類の果汁があった方がおいしくなるのかな。そのような料理を携帯電話のワンセグ機能でM-1グランプリ2008を見ながら食べました。優勝したNON STYLEは大阪にいた頃から好みじゃなかったのだけど、彼らが優勝したのは納得できました。一本目のネタはあまりピンと来なかったけど、二本目のネタは一番おもしろかったと思います。
 お風呂に入っていたら病院でおでこの傷口に貼ってもらったキズパッドが剥がれました。黒い糸がおでこに出来た傷の上側と下側を繋ぎ止めているのはパンキッシュなアクセサリーのように見えなくもない。医師からは剥がれたらシャワーで流して洗ってから薬局で売ってる絆創膏でも貼っておけばいいと言われていたので、風呂上がりに買っておいたキズパワーパッドを貼りました。朝からのどが痛いので風邪薬とビタミンC入りのホットレモンのようなものを飲んでるのだけどいっこうに治まらない。マスクをして眠ろうと思います。

 引っ越し先が決まったので、さてどうやって引っ越そうかと考えたり、引っ越し屋に見積もり依頼をしたりそれから交渉したり、お酒を飲んだり風邪を引いたりして忙しくしています。引っ越し屋に見積もりを取っていて驚くようなことがあったのだけど(後述しますが)、ここに来て会社の同僚が『私、軽トラ運転する!』『じゃあ僕は荷物運ぶの手伝います!』と自発的に手を挙げてくれたので、もしかしたら引っ越し屋を頼まないかもしれません。
 もちろんそれは費用を考えてのことなのですが、もうひとつには時間指定が出来ないということもあります。時間指定をすると金額が跳ね上がって予算オーバーになるのですが、時間指定出来ないとなると、引っ越し当日にいろいろと問題が出てきそうなので思案しています。引っ越し元の電気・ガス・水道などの停止や解約手続きの一環としての管理会社との立ち会いは後日行うので問題ないのですが、まず引っ越し先の管理会社から鍵を受け取ったり電気・ガス・水道の開通に立ち会わないといけません。とりあえず選択できる一番遅い時間帯でネットから申し込んだのですが、引っ越し屋の『時間指定出来ない』という条件のタイムリミットがわからないので不安を拭い去れません。
 そういう問題とは別に自発的に手を挙げてくれた同僚たちに手伝ってもらうとなればずいぶん助かります。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジは大阪に住む妻の妹の元へ送るので(こちらは宅急便で送る)、引っ越しで運ぶ荷物で重大な(重くて大きい)物と言えば机と本棚くらいでしょうか。段ボールを近所のスーパーなどからもらってくればあとは自分たちで運ぶだけかと改めてその選択肢を考えてみると、引っ越し費用も劇的に抑えることが出来るし、その日の夜に激安海鮮居酒屋で御礼にご馳走したとしても全然安上がりです。なにより自発的に手を挙げてくれたというところが頼もしいじゃありませんか。

 引っ越しの見積もりを取っていて驚いたのは、大阪でのとの違いです。去年の夏に東京に出てきたのと大阪でしたのと2回の引っ越しを経験しましたが、そのときの値下げ交渉ではけっこうがんばってもらえました。同じ時期に大阪から東京に出てきた知人の経験談を話して同じ額にしてもらったり(最初の見積もりよりも30%オフくらい)、大阪での引っ越しは妻が値下げ交渉していましたが他社の見積額を提示して同じ額にしてもらったそうです。それと同じことを今回も行ってみたのですが、『A社』の見積もり金額を『別のA社』(どっちも頭文字がAなのでややこしい :p)に伝えたところ、その額が当初の見積額を下回っていた『別のA社』がなんと辞退してきたのです。大阪じゃこんなこと考えられないんじゃないかと思うのですがどうなんでしょうか。同じ条件(荷物の量や日など)を伝えて提示された他社の金額にあっさり白旗を揚げたということになるのではないでしょうか。大阪で前回の引っ越し時に利用してとても良くしてくれた記憶があって良い印象を抱いていたので残念でした。

 驚いたことといえば、つい数時間前に仕事から帰ってきてごはんを食べていたら外から消防車のサイレンが聞こえてきたのですが、マンションが大通りに面しているので消防車や救急車やパトカーのサイレンの音が聞こえることには慣れています。ただひとつ違うのは、いつもなら通り過ぎていってやがて聞こえなくなるサイレンの音が、今日は近くにとどまってしかもさらなるサイレンがやってくるということでした。滅多に出ないベランダに出て覗いてみると、マンションの前の大通り沿いに消防車が何台か並んでとまっていて、一番手前(うちのマンションのほぼ正面)に消防車が一台止まるところでした。止まるなり消防車から消防士(でしょう、おそらく)が飛び降りてきて、歩道の蓋を開けてレバーのようなものをひねり出しました。そのうちそこから水が『どわっ』と出てくるのが見えました。うちのマンションの正面に止まっているのが列の一番後ろの消防車で、さらにサイレンの音が近づいてきて列の前の方に2台が横入りするのが見えました。駅からうちのマンションに向かう途中にある中華料理屋や韓国料理屋や居酒屋やステーキハウスが集まっている建物のあたりがどうやら消防車の先頭付近のように思えましたが、やがて先ほど開けた歩道の蓋を閉め始めたのでおそらく何事もなかったのだと思います。何かが燃えたような焦げたような臭いも漂っては来ませんでした。

 しかし寒い。風邪でここ数日はマスクを付けて生活しています。寝るときもマスクしているのですが、加湿器がないので寝るときにマスクしていないと朝起きるとのどがカラカラに乾いて痛いんですよね。明日の夜から富山に妻子に会いに返るのですが、向こうはさらに寒くてうっすら雪が積もっていると聞きました。寒くなると荷物が増えるので(持って行く衣類が増える・分厚くなるので)いやですね。

風邪と子供の頃の記憶

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 最近の東京は気温も下がって日中でも半袖だと寒いくらいなのですが、引き続き半袖短パンという格好で寝ていたからか風邪をひいてしまったようです。木曜日の朝からなんだか鼻がぐずぐずいうなあと思っていたら夜にはすっかり体がだるくなってきていて、長袖長ズボンという格好で早々に眠ることにしたのですが、汗をかいて夜中に何度かシャツを着替えていました。金曜日はどうしてもはずせない仕事があったので朝は普通に出勤して、仕事を済ませてから早退して帰ってきました。skype で妻と子供の姿を見てから眠りました。夜まで寝て、それからまた昼まで寝ました。体は少し楽になったものの寒気がどうにも抜けなかったのでずっと家にいて、夕方くらいからまた夜まで眠りました。夜中に少し起きていただけでまた昼まで眠ったのでこの週末はほとんど眠っていたことになります。今日の昼過ぎに起き出してようやく快復したという感じです。
 このような状態のときに真夜中にひとりで目が覚めたりすると、聞こえてくるのはいつものように窓の外を車が走る音くらいなのにもかかわらず、いつもと同じ場所にいるのにいつもと違う空間にいるような印象を抱くことがある。肉体的な疲労と浅い眠りがもたらす複雑に入り組んだ夢の名残からか、もう二度と思い返すことはないだろうと思っていた人や場所や出来事について意識を巡らせたりなんかしている。多くが子供の頃の出来事で、金曜か土曜の深夜にボクは子供の頃に通っていたそろばん塾のことを思い返していた。そのそろばん塾をどのようにして辞めたのかということについて思い出そうとしていたのだけど思い出せなかった。実際にはボクはそろばん塾に小学校2年生くらいから通い始め、学習塾に通い始めた5年生になる際に辞めていたと記憶している。しかし4年生の最後のそろばん塾の授業がどのようなものだったのか思い出すことは出来ない。
 他にも小学生の頃の夏休みに家族で淡路島に海水浴に行ったときのことなどを思い出したりしていました。

来年は事前に花粉症対策するべし

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 風邪と花粉症で2日間寝込んだので日曜日を最後にまったく運動をしていなかったのですが、ようやく自分の体がなんとか快復に向かいつつあるという実感を持つことが出来たので、のどはまだ痛いし咳も止まらないけど少なくとも熱も全身の筋肉痛もなくなったしまだ残っているのどの痛みだって上下に振れながらも全体としては下降線を描いているので、久しぶりに軽く筋トレをしました。明日の夜に新幹線で大阪に帰って週末を過ごすのですが、いちおう念のため、ジョギング道具一式は持って行くことにします。どうやら日曜日の天候が怪しいようですが、花粉は東京よりは少ないということなので久しぶりに走ることが出来たらなあと思っています。
 2週間前に大阪で走って以来、東京に戻ってきてからは一度も走れていません。走り始めてこんなに長いブランクは初めてのことなので次に走るときにはたして同じように走ることが出来るのかという不安がないことはないですが、とにかく思う存分走りに走って体をむこうがわに持って行きたいという思いが強いです。この週末に走ることが出来れば良いのですが。
 いまもなお散々苦しめられている花粉症ですが、今年の花粉の飛散量が非常に多いということもあると思うのですが、事前に何の予防もしなかったためにここまで苦しむ羽目になったのだと思うようにしています。十数年前にはじめて花粉症を発症して以来、その年の花粉の飛散量によって症状の強弱はあれど毎年のように苦しんできました。反省すべきは一度も事前に花粉症対策のために何事かをしたことがなく、毎年症状が出てから薬を飲んだりマスクをしたりと事後的な対応しかしてこなかったことです。少なくとも何度かは(今年ほどではないにせよ)とても苦しんだこともあっただろうからその翌年くらいは前年の記憶に促されるようにして事前対策を講じても良かったのかもしれません。しかし残念ながらそういうことは一度も起こりませんでした。だからこそ、来年こそはと思っているわけです。こうして今年自分が花粉症にどれだけ苦しめられたのかということをしつこく書くことによって、来年のボクはきっとはじめて事前に花粉症対策に乗り出してくれることでしょう。我がごとながらそう願ってやみません。

のどの痛みに苦しんで

 先日書いた花粉症という地獄というエントリーにあるように、市販の鼻炎カプセルを1日2回朝と夜に飲み一日中ほとんどマスクを付けて生活しているのですが、のどの痛みはいっこうに解消される様子がありません。薬がその他の症状を抑えてくれる分だけ余計にのどの痛みが目立って感じられる皮肉を冷笑する余裕もなく週末を過ごし、月曜の朝に起きたときののどの痛みには自分でも驚くしかありませんでした。しばらくするとのどの痛みだけではなく熱っぽさや頭痛、全身に散らばった筋肉痛と関節痛に気付いたので会社に行くのを諦めて病院に行きました。病院で熱を測ったら少し発熱していて、風邪薬と花粉症の薬を処方されました。
 それからは市販のではなく病院で処方された薬を飲んでいるのですが、のどの痛みがいっこうに取れません。のど飴も薬用じゃないものから薬用のものまでいくつか試してみましたが、目を見張るような効果をあげたものは今のところありません。咳が出て痰がからみ常に痛みがあってつばを飲み込むとさらに強い痛みを感じるので声を出すのも億劫でそもそも辛いのです。
 2日間寝込んで今日は久しぶりに会社に行きました。ちょこちょこ仕事してさっさと帰ってきたけど夜ごはんを食べたら睡魔に襲われたので眠ったら変な夢を見ました。昨日一昨日と寝込んでいたときも長くて入り組んだ奇妙な夢を見たような気がする。どの夢も過去に何かをやり残しているというテーマに沿っていて、夢の中では何とかしないといけないと慌てているのだけど目が覚めるとこの現実世界ではきちんとやり遂げているので安心するというパターン。そして次の瞬間には眠る前よりも激しいのどの痛みに襲われるということを繰り返しています。空気が乾燥しているのかもしれないと思って濡らしたタオルを部屋にぶら下げたりしているのですが、あまり効果はないみたいです。
 今週末は大阪に帰るのですが、花粉の飛散量が少ない故郷でのどの痛みが消えてくれることを願うばかりです。週末までに治る気がしません。

頭痛に冷えピタ、腹痛にホカロン

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 先週月曜日に仕事中に突然の吐き気に襲われてから2日間風邪で寝込んだのですが、この週末もずっと調子が悪くて今日になってもまだ快復していません。1日の中でも体の調子に波があって、だいたい朝と夜はしんどいです。頭が痛くてお腹も痛いものだから、おでこには冷えピタ、お腹と腰にはホカロンというような出で立ちでここ最近は仕事をしています。家にいてもだいたい同じようなものですが。
 風邪をひいているのでとにかく体を温めようとしているわけですが、先週は夜ごはんに豆乳鍋を作ってみました。昔はよく妻とふたりで食べたものでしたが、とにかく作るのが簡単なわりには味わい深いのでボクは大好きです。出汁は無調整豆乳と料理酒とみりんに出汁の素(顆粒)だけで、あとは野菜と豆腐と豚肉なんかを入れて煮込むだけです。先週はそこに秋鮭も入れてみました。ひとりで鍋を囲むのは(ひとりだと囲めないか。ひとりで鍋に向かうのは)なかなか厳しいものがありますが、まあおいしくて体も温まるのでよしとしましょう。ボクはだいたいが汗っかきなのでひとりで鍋を食べた後なんかはもうひとりで汗だくです。
 それでも風邪は治ることはありませんでした。頭が痛いのは辛いですが、しんどいので余計なことをする余裕もなく、今日なんかは自分の仕事だけを黙々とこなしてました。おかしなものでこれくらいのときの方が普段よりも(局所的には)捗っていたりします。普段どれだけ余計なことに目を向け耳を傾けしているかということの証左でしょうかね。

 ところで(今すぐというわけではないですが)再び大阪で働くという可能性について考えはじめました。このままいつまでも単身赴任を続けるわけにもいかないですしね。
 表画面のコーディング(XHTML+CSS)が出来て、(昔だけど)Movable Typeプラグインも書いていて、PHP は(それなりに)一通り書くことが出来て、たこ焼きを焼くのがうまくて、最近は jQuery で ajax 実装している(これが一番楽しい)ような32歳の既婚男性ってどうなんでしょう。

嘔吐 2007

 月曜日の夕方、今日も定時で帰ろうと思いながらいつものように会社で仕事をしていたら急に気分が悪くなってきた。その気分の悪さが何に起因するものなのかを突き止める間もなく、ボクはトイレに駆け込んで嘔吐した。吐瀉物が真っ赤だったことに驚いたものの、すぐにそれは直前に飲んだ野菜ジュースの色だということに思い至った。しばらくの間、自分の体に何が起きているのかを知ろうと注意してみたのだけど、見つけたのは吐き気の他には全身に広がる倦怠感と少しの寒気だった。それにしてもあまりに突然の吐き気と嘔吐に驚きうろたえてしまったボクは会社を早退することにして、帰りに風邪薬とポカリスエットと食料を買い込んだ。
 東京でひとりで暮らしていると孤独に対する耐性が自分のまわりにいつの間にか出来上がっている。普段から孤独感を感じているわけにはいかないし(そんなことでは日常生活を営めない)、程度の差こそあれ意識的に様々な方法でそれを誤魔化そうとしてきたと思うし今のところは機能している。それでも体を壊したり、精神的に落ち込んだり、ろくでもない現実を目の当たりにしたりしたときなんかには、いったい自分がここで何を成し遂げようとしているのだろうと思ってしまう。とくに週末を妻と過ごした次の日に風邪をひいて仕事中に嘔吐して早退したときなんかにはそのようなことを考えないわけにはいかない。

 こうしてパソコンに向かっていてもまだ少し目の前がまわっているような感覚がある。熱はないと思うのだけど風邪薬は飲んでいるので感覚を司るどこかの箇所が麻痺しているんだろうか。

友人の結婚記念日と地下鉄の温度設定

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 日曜日、友人の結婚記念日のお祝い(プラスアルファ)をしようということで、前日に難波の高島屋で買っておいたケーキを持参して地下鉄で友人宅へ向かったのですが、朝からの雨のせいかどうかこの季節にしては気温は幾分低かったのに加え、彼女とボクとで傘がひとつしかなかったのと荷物が多少嵩張っていたのに加えて風のせいで雨が横殴りだったものだから、それだけで駅に着く頃には少し寒いくらいだったのにもかかわらず、地下鉄の車両は冷房が外の気温よりは低めに設定されているのだろうけどあまりにも効き過ぎていたために乗換駅に着く頃には15分弱の所要時間にもかかわらずあまりの寒さのために右肩が激しく痛み始めたのだった。乗客を凍え死なさんばかりのその温度設定には甚だ疑問を感じるのですが、それにしてもあれはひどかった。寒さに凍えているうちに右肩が硬く凝ってしまったようで、その痛みは頭やあごや耳の裏のあたりや腕にまで広がりはじめた。乗換駅で別の路線に乗り換えてもまた冷房が効きすぎていてボクはじっと寒さと痛みに耐えるしかないのでした。
 友人宅の最寄り駅に着くと雨と風が激しさを増していたのですがあらゆる面において地下鉄の車両の中よりましでした。たとえ駅から友人宅まで少し距離があろうとも、そしてその間横殴りの雨に苦労させられようとも、あの殺人的な温度設定に比べれば(水量の調節部分が壊れている)ジャグジーに浸かってるようなものです。どちらが良いかは一目瞭然でしょう。
 韓国人の友人宅に30分遅れで到着し、久しぶりに会う子供としばらく遊んでいました。そのうち彼女の妹もやってきて、ヨンスンさんと奥さんが作ってくれた食事を囲みました。サムギョプサルをメインにその他いろいろ、最後には冷麺も出してもらってお腹いっぱいになりました。とてもおいしかったです。
 それから奥さんの実家とウェブカメラを使ってビデオチャットみたいなことにもなりました。彼女は奥さんの実家に行ったことがあったので何やら話しかけられていましたが、すべての会話が韓国語で行われていたのでボクにはまったく何が何かわかりませんでした。おばあちゃんにしたら子供を見たかったろうと思うのですが子供はあまりカメラに写ろうとしません。何度となく抱き上げてソファに座らせるのだけどすぐに動こうとするし、それでカーテンレールを壊してしまってヨンスンさんが直したり、とたいへんにぎやかなひとときになりました。
 ボクたちが持ってきた結婚記念日祝いのケーキはメッセージを入れてもらえるということで選んだものだったのですが、ボクには甘すぎてあまりおいしくなかったのが残念です。ミルクチョコレートクリームのケーキ。まわりに付いていたチョコレートが甘すぎました。
 夕方くらいになって子供も(ぐずりだしたもののようやく)眠りそうだったので、ボクたちもお暇することにしました。
 外は相変わらずの雨で駅までの道のりも寒かったので駅前の喫茶店でボクと彼女と彼女の妹と3人でコーヒーを飲んでから帰りました。帰りの地下鉄は適度な温度設定だったのがせめてもの救いでした。

 その日の夜、右肩が激しく凝りはじめて頭も首も耳の裏あたりやあごのあたりまで痛み始めたので彼女にお風呂を入れてもらってゆっくり浸かりました。地下鉄の車両で激しい冷風にさらされたおかげでボクの血行は著しくダメージを受けたようです。最近あまり地下鉄に乗っていないけど、いつもあんなに車内を冷やしているのでしょうか。だとすると大問題だと思います。

風邪、社交性の無い生活の証明

 今週に入ってからどうも体調が良くなくて月曜日は仕事を休んで1日中家で寝ていたわけなんですが、どうも風邪をひいたみたいです。昨日は仕事帰りの電車の中でみるみるうちに両足から力が抜けていき立っているのにも意識して力を入れていないといけない状態になり、さすがに1滴のアルコールも摂取せずに12時前には寝ました。
 それで今朝起きてみてもまだ体はだるくて1日中ずっとそんな状態が続いていました。なのでとくに書くこともあまりないのですが、最近仕事以外で何をしてるかとか書いてみようと思います。

 アマゾンで DS の天外魔境IIを買ったので先週くらいからちびちびとプレイしています。昔、まだ十代の頃に PC エンジン版ではまりにはまった RPG なので今やってもなかなか楽しい。昔は気がつかなかった台詞の意味にこの年になって気がついたりしています。
 小説の方はロング・グッドバイを読み終えて以来、これといって集中して読むことが出来ていません。連休に金沢から大阪に戻るサンダーバードの車中でバースデイ・ストーリーズの短編を1つだけ読んでみたり、はたまたふと思い立って夜中にお風呂に入りながらスプートニクの恋人を読んでみたり。スプートニクの恋人は当時あまり好感を持って読み終えた記憶がなかったのだけど、作家のインタビューを読んだりして今読み返してみると村上春樹がインタビューで言ってたこの作品でやりたかったことというのはまあなんとなく読み取ることは出来る。だけど……って感じです。ただ物語をまったく覚えてないからまるで初めて読む小説のように新鮮な気分で読むことは出来てます。
 ただどちらも集中して読んでいません。集中して読めるような、否、読まずにはいられないような圧倒的な存在感を持った小説の出現を待つばかりです。
 あとはこの前も書いた MASHUP++ とか PHP×WebサービスAPIコネクションズとかをぱらぱらとめくっています。まとまった時間が出来たら API を利用して何か作ってみたいと思っているのです。
 そういえば土曜日に梅田の紀伊國屋で MASHUP++ を見ていたときに見つけたのが Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理(第2版)。第1版は以前に会社に買ってもらったのですがいつかは手放すことになると思うので第2版は自分で買おうと思ったのでした。忘れてたので今から買います。ボクはこの本で subversion の基本を勉強しました。trac のインストールとかはネットで調べたような気がするけど、基本的な svn コマンド類はこの本の通りにまずやってみた記憶があります。バージョン管理システムの subversion と、ウェブでその履歴を一望できる(その他にもたくさんの機能がある)trac は仕事でもプライベートでも今ではかかせません。このブログのテンプレートから Movable Type のプラグインまで subversion + trac で管理しています。とても楽。
 音楽の方は Avril LavigneThe Best Damn Thing を良く聴いています。あとは Nine Inch NailsYear Zero とかくるりのベスト盤とか。

 基本的に平日は夜遅くまで仕事なのでたいしたことはしてません。音楽聴きながら家と会社を往復して、時間があれば本読んだりゲームしたりするくらいです。映画見たりするのは休みの日しか出来ないですね。
 しかしこうしてみると社交性のない生活を送っていますね。

天外魔境II ハドソン・ザ・ベスト
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ロング・グッドバイ
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レイモンド・チャンドラー 村上 春樹
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バースデイ・ストーリーズ
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スプートニクの恋人
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村上 春樹
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MASHUP++
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雨と桜、水族館で見たもの

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 土曜日の朝、彼女の友達や妹らと花見をするために出かけたのですが家を出たときに雨がぱらぱらと降ってきたのでイヤな予感がしていた。待ち合わせ場所に着くと雨は少し勢いを増していて、全員揃って大阪城公園に歩いていく途中も雨は降り続いていた。堀沿いの桜の木と人が集まっているあたりにボクたちもビニールシートを敷いてはみたものの雨はまだ降り止まず、少数のグループがそうしていたようにボクたちも桜ではないよりしっかりとした枝と葉を付けた木の下に移動したのでした。それでしばらく飲んだり食べたり。彼女の友達がサンドウィッチとおにぎりを作ってきてくれたのでいただく。あとはコンビニで買ったビールや梅酒やおつまみを食べ、ボクは親友である彼女の友達の子供と遊んでました。地面に落ちている木の枝で土に線を書いたり、地面に穴を空けてたまたま落ちていたどんぐりの実をその中に埋めて穴の上に枯れ葉を乗せて隠したり、木の低い枝の葉をひっぱったりして遊んでました。
 雨はしばらくは何とか地上に落ちてこなかったけど、ボクたちが寒さに耐えかねて近くの喫茶店に移動する途中で再び降り始めました。それからはずっと降っていたように思います。
 京橋から梅田に移動して、親友家族とは別れました。

 ちょうど彼女のお母さんとおばあちゃんが富山から高速バスで梅田に着いたところだったのでバス停まで迎えに行く。造幣局の通り抜けに大阪まで来たのですが雨が降っていたので土曜日はまず無理だろうという結論になり、とりあえずちかくの喫茶店で休みながらどうするか相談する。さてどうしよう、ということになって彼女のお母さんの案で海遊館に行くことになりました。そのときのメンバーで海遊館に行ったことがあるのは彼女だけで、彼女の妹もお母さんもおばあちゃんも、それからもちろんボクも行ったことがなかった。駅のコインロッカーに荷物を入れて水族館に移動。人はそこそこ入ってたけどメチャクチャ多いというわけでもなかった。写真撮り放題だったのでデジタル一眼レフでいろいろ試してみる。基本的に水族館の中というのは薄暗いわけで思い通りに撮ることが出来なかったのだけど、数枚は良い写真を撮ることが出来た。なかなか見応えのある行程で、最後の一連のくらげもよかった。
 朝からたっぷり歩いたので足がだいぶ疲れていた。彼女のお母さんたちが土産物屋で買い物をしている間、ソファに座って休んでいました。みんなお腹も空いてきたので近くでお好み焼きを食べて帰る。みんなで家に移動して、富山から持ってきてくれた餅や手作りのシフォンケーキをいただく。終電くらいで彼女の妹は帰っていき、お母さんもおばあちゃんも眠りについたのでボクたちも眠ることにしたのだけど、ボクは一日中咳が止まらなくてマスクをしていたのだけど、寝る段になっても咳が止まらない。そのせいでなかなか寝ることが出来なかった。

 日曜日は快晴とまではいかないものの雨は降ってなかったので彼女たちは造幣局と大阪城に桜を見に出かけていった。ボクはひとり家に残って仕事をしなければならなかったのだけど咳のせいで寝付けなかったので少し眠ることにする。正午くらいに目が覚め、テレビを見ながら昨日の残り物のおにぎりやらシフォンケーキやらチョコレートやらを食べて薬を飲んだ。仕事はなかなか手に付かなくて、30分ごとに休憩しないと体がバラバラになってしまいそうで、とにかくすぐに集中力がとぎれる。そんなわけで仕事はまったく捗らない。夕方くらいに彼女が帰ってくると(彼女のお母さんとおばあちゃんは再び高速バスで帰っていった)一緒に少し眠ってしまった。夜になって再び仕事に戻ったのだけど、相変わらず調子はすこぶる悪い。体を誤魔化しながら休み休み仕事を続け、結局は明るくなってから眠りました。
 休日に仕事をすることそれ自体は無条件で拒絶したりはしない。理由がまともであればやらないといけないわけだし、そんなことを言えばろくな理由でなくともしないわけないはいかないことは多々あるのだけど、今日まったく捗らなかったのはそういった事情によるものではなく、まったくもって体調が良くないことに原因がある。先週の月曜日の夜に風邪をひいてしまってからもう一週間くらいになるけどいっこうに良くならない。一週間もずっと体調が悪いと少しずつだけど着実に気が滅入ってくる。自分の仕事が遅いせいで同僚に迷惑をかけたり、大切な連絡に返事が遅れて友達に迷惑をかけたり。。。とにかく風邪を治したいです。

風邪でダウン

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 やばい。明日から東京出張だというのに今日は風邪で一日中寝込んでしまいました。おかげで体調は幾分ましになりましたが、家の中でもマスクをしていないとのどの奥が痛くなってきます。というわけで、食べたり飲んだりするとき以外はずっとマスクを付けています。問題は彼女も風邪をひいていてマスクをしているので家にあったマスクがもうなくなってしまったことです。明日の朝の新幹線ではマスク付けていた方がいいだろうなあと思うのですが。。。

 せっかく会社を休んで一日中家にいたのですが、したことといえばほとんど寝ることだけでした。寝て汗をかいて、目が覚めてシャツを着替えて本を読もうとするのだけどまたすぐに眠気がやってきて寝て汗をかいて、ということの繰り返し。加湿器とマスクと水分補給を欠かさないように気をつけました。

 夜になって彼女が仕事から帰ってきて食事を作ってくれました。体が温まるスンドゥブチゲをおかわりしたら(2杯目にはうどんが入ってた)お腹いっぱいになってまたすぐに寝てしまいました。もちろん食欲がわかないというよりは良いと思いますが、食べて寝てを繰り返してるだけなのでねえ。風邪をひくたびに太ってもなあと思います。

 明日から東京なのですが荷造りとか全然してない。まあ1日分の着替えだけなので朝にささっとやってしまいます。

 土曜日は朝方から夕方までぶっ通しで眠りました。様々な夢の世界をハシゴしたような気がします。夕方に目が覚めたら家に誰もいませんでした。何軒目かの夢で彼女が電話で美容院の予約をしていたような気がしたのであれは現実だったのだと思ったような次第でした。

 日曜日は昼から韓国人の友人家族と箕面にあるスーパー銭湯 水春へお出かけでした。千里中央で待ち合わせ。千里中央は大学時代の思い出の地なのですが久しぶりに訪れて懐かしさを感じました。ハンバーガーショップでハンバーガーを食べて、スーパー銭湯のシャトルバスに乗って一路スーパー銭湯へ。
 大学時代に彼女と出会った夏からボクが大学を卒業し彼女がカナダへ留学に旅立つ冬の終わりまで、ボクはこの辺りに一番強い思い出を持っています。彼女がこの辺りでアルバイトをしていたこともあって、大学から15分くらいのところに住んでいた彼女の部屋に大学から1時間半くらいのところに住んでいたボクは何度か泊まり込んでました。そんな日の翌日は2人で冬の朝を寒さに震えながら彼女のアルバイト先まで歩いたものだった。それまでは片道1時間半かけて電車とバスで大学と自宅を往復するだけだったので大学の近辺については何一つ知らなかった。彼女がボクに与えてくれた数多くのもののうちのひとつです。
 そんなことを思い出しながらバスに揺られてスーパー銭湯に到着。男性陣と女性陣に別れて、ボクの友達の一歳六ヶ月のシホはお母さんと一緒なのでボクはヨンスンさんと2人きりになりました。2人とも飲まないと饒舌になれないという性格なので(自分のことはわかっているけど、ヨンスンさんについては経験則)片言の英語でとりあえずボクが案内をして、途中からは別行動になったり一緒にサウナに入ったりしてました。入る前に、1時間後くらいに集合するということになっていたのだけど1時間もお風呂に入っているのは少々辛かったです。女性たちは時間が足りないと言っていたけど少なくともボクは30分くらいであがりたくなりました。別行動だったのでいちおうヨンスンさんを探してみたのですが見つからず、かといって黙って先にあがるのもアレかなあと思ってしばらく探してみたのですが見つからず、約束の時間になったので外に出たらヨンスンさんは先に出ていました。やっぱり1時間もお風呂に入っていられなかったようです。女性たちはそれから20分くらいして出てきました。
 スーパー銭湯の一角にあるセルフサービスのレストランで食事をして、再びシャトルバスに乗って千里中央に戻りました。帰りのバスは北千里に寄ったりしてよりボクの思い出に触れることとなりました。大学の4年間、ボクは北千里を利用していたのです。ああ、なつかしき循環器センター。あのころ書こうとしていた小説に登場させたものでした。あはは。
 ボクと彼女は千里中央でぶらぶらしようということになって、ヨンスンさんとハジンとシホは(シホは寝てたけど)帰ることになりました。ヨンスンさん家族は千里中央と桃山台の間に住んでいるので行きも帰りも歩きなのです。それでまた今度と別れてボクたちはミスドで休憩することにしました。と、そこで電話が。ハジンからだったのですが英語が聞き取れなかったので(orz)彼女にかわったところ、ハジンたちも千里中央をすこしぶらぶらするのでそのあと家に来ないかということでした。30分後にまた連絡するということだったのでオールドファッション抹茶オールドファッション抹茶チョコを食べながら待ちました(煙草を買うのに千中パルを少しうろうろ)。30分後にヨンスンさんたちと合流して桃山台のヨンスンさん宅まで歩きました。ちょっとした散歩コースになっていて静かでとてもよい環境だった。マンションに着くといつも入っていたのとは別の入り口があってちょっと驚いたのだけど、もっと驚いたのはマンションの入り口に張り紙がしてあって、『不審侵入者に注意』と書いてあるのです。『見かけたら110番』と書いてあったのですが、ヨンスンさんはそれを『110号室に不審者が入った(そしてたまたま110号室は空き室だったのですが、不審者のせいでその部屋の住人はいなくなった?)』と解釈したようでそれを聞いたボクたちはすぐに110番の意味を伝えたのでした。みんなで爆笑しながら部屋に向かいました。
 それからは延々とシホと遊びました。何を隠そう、シホとボクは友達です。ホントに元気でずっと動き回ってるしずっと何かを食べ続けてます。シホと遊んでるボクを見て彼女やハジンはボクが保育士になるべきだとか言ってました。きっとからかってるんでしょうけど。ちなみに、シホにとってボクは『アジョシ(おじさん)』で彼女は『イモ(おばさん)』です。『ヨッシーアジョシは?』と聞かれたらボクのことを指さします。ホントにこの上なくかわいらしくて遊んでるだけで何よりも楽しいのです。
 ラッポッキ(ラーメン+トッポッキ)をごちそうになって帰ってきました。

 振り替え休日の月曜日は彼女が風邪っぽかったので看病をして過ごしました。ごはんを買いに行ったり洗濯したりお粥を作ったりDVDで映画を見たりしました。ボクが作るお粥はいつも同じ中華風なのですが、今日のも出来が良かったようです。自分で食べてもなかなか良い出来でした。映画は誰も知らないを見ました。ちょっと感情移入してしまって悲しくなってしまった。自分に何かしてあげられないかということをふと考えてしまったりしてしまいました。彼らが選択する方向と、誰かが彼らを導いてあげなくちゃいけない方向とを考えたりしました。良い映画だったけど、あまりにも心に響きすぎて悲しくてもう一度見たくないと思いました。

彼女が風邪でダウン、Wii で運動不足解消

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 先週頭に風邪をひいてダウンして以来、まだすっきりせずに時には咳がひどくなる有様なのですが(ラーメン啜ったら咽せて同僚に笑われたり)、今度は彼女がダウンしてしまいました。日曜日から風邪っぽいとは言っていたのですが、昨日の夜は帰りの遅かったボクが家に着いたら寝ていたし、今朝もだいぶしんどかったようです。昼くらいに会社を早退して病院に行くというメールが届いたので出来るだけ早く帰ろうと思ってました。帰りに薬局でマスクを買って家に着いたら9時前。軽くごはんを食べて彼女はまたすぐに寝ましたが先週のボクよりひどいんじゃないだろうか。医者からは『たぶんノロウィルスではない』と言われたそうですが、症状が胃腸にきているようです。
 そういえば最近ニュースでよく集団食中毒の話が出てるなあ……冬なのに食中毒なんて変だなと思ってたのだけどノロウィルスが原因だったりするのですね。よくわからなくて、お年寄りとか子供とか体力的に弱い人が感染するものだと思っていたらそうでもないみたい。ノロウイルス - Wikipedia にもカキなどの貝類による食中毒の原因になると書いてあるし、毎年牡蠣にあたっている人を知ってるけど年寄りでも子供でもないので、冬といえど食中毒は誰にでも感染するのだとあらためて肝に銘じました。
 寄る年波には勝てないのかどうか、今年の冬はなんだか急に寒くなったような気がするのですがただそれだけで風邪をひいてしまったようです。夏に通っていた公営のプールにも行かなくなったし、毎日万歩計を持って何歩歩いたか数えているけど数える以外のことはそれまでと何ら変わらないし、慢性的な運動不足をなんとかして解消したい……というわけで Wii の登場となります。昨日も飲んで帰ってきて夜中にひとりでテニスとボーリングと野球をしてました。今はテニスにはまっています。打ち方によってボールに回転がかかったりかからなかったりするという奥の深さ。
 Wii party したいなあ。。。

風邪、ギャツビー、Wii

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 昨日は風邪で会社を休んだのですが、寝込んだついでにアマゾンで買ったまま放置していたグレート・ギャツビーを読み始めました。ちなみにボクが買ったのは愛蔵版です。愛蔵版は箱に入っていて装丁も豪華だし、別冊で訳者(村上春樹)のエッセイも付いています。新書版を見ていないので何とも言えないのですが、愛蔵版はやはり文字組みもゆったりと取られていると思うのと、本というリアルな物を持つ喜びというのを感じさせてくれます。ゆったりと文字組みされたリッチな装丁の箱入り本というステータスが読書に寄与する部分というのは大きいでしょう。読書を純粋に楽しもうという気にさせてくれます。しかも中身がギャツビーとなれば。ギャツビーはボクが大好きな小説の内のひとつです。
 ただ一点だけ難を上げるとすれば、持ち歩くのに不便だと言うことです。平日は家と会社を往復するだけなので読書するのは通勤途中の地下鉄の中がメインなのですが、単行本よりももう一回り大きなサイズの本は些か嵩張りますね。移動中は新書版を読んで、ゆとりのあるときに愛蔵版を読み継ぐ……そこまでやるつもりはないですが :p
 今日はなんとか会社に行きましたがまだ熱があったみたい。昼ごはんを食べていたら暑くなってきて汗を流したかと思えば、会社に戻る道中は寒くて震えるというような有様でした。あるいはそれは風邪の熱のせいというよりはみんなそうだったのかも知れません。今日もとても寒かったから。それから咳は頻繁には出ないのだけど何かの拍子に咳をすると痰が絡みます。全身の関節の痛みはだいぶおさまりましたが今度は熱・喉・鼻に症状が出ているようです。治りかけなのかな。
 ネットで Wii の時間限定発売があるのを見つけたのだけどちょうど帰宅時間と重なってしまって家に帰ってきたらすでに完売していました。あとでネットを見てるとほとんど一瞬で売り切れていたそうです。この分だと年内に Wii を入手するのは難しいかもしれないですね。毎日ヨドバシカメラに通うという気力もないし。
 はやくおいしいビールが飲めるように風邪を治さないと。

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風邪でダウン

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 風邪をひいてしまいました。
 月曜日は昼から会社に行って夕方まで仕事をしたのですが、みんなから顔が赤いと言われた。熱を測ってなかったけどなんとなく体は熱い感じがしていたのでそうかなと思ってたけど、家に帰って測ってみると37度。平熱が低めなのでこのくらいの熱でも結構なものなのです。むしろ熱があるかないかを言うときに平熱との差を言うことにすればよいのに。
 そんなわけで月曜日の夜は安静にして眠ったのですが火曜日の朝になっても熱は下がらず仕事を休みました。熱のせいで体中の関節が軋みます。立ち上がってトイレに行くのもふらつく有様。
 日中はうとうとしたりグレート・ギャツビー愛蔵版)を読んだり同僚と skype で話したりしたくらいで仕事は一切しませんでした。夜も半分以上寝ました。

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冬の京都

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清水の舞台 12月も3日が過ぎ気温もめっきりと低くなりました。先々週や先週に手を通したときにはまだ早いと直感的に脱いだジャンパーも今日は頼りなく感じるほどだった。
 昨日の夜からどうも風邪っぽくて今日も引き続き咳が良く出ていたのだけど、昼から彼女と京都に出かけました。清水寺に紅葉を見に行こうという約束をなんとか果たすことが出来たのですが、とにかく寒かったのとそれから人が多くて辟易した。ボクはボクでそれらとは関係なく風邪っぽかったし、状況としてはけして恵まれたものではなかったのだけど。そのせいか、冬の京都にはどこか気分が滅入る成分が含まれているような気もしました。往路は大阪から京阪電車で四条へ、先斗町の担々麺屋で遅めの昼食を取ってからバスで清水寺に行こうとしたらバスがバス停に着いた時点でバス内は満員状態で、仕方なくタクシーで行こうと乗り込んだら道が混んでいるから歩いていった方が時間がかからないと言われた。仕方なく歩いて清水寺まで行きました。写真で見たことがあった有名な角度からの有名な清水の舞台を見ることが出来て良かった。紅葉はすでに散り始めていたけど中には赤々と燃え残っている葉もあった。
 あまりにも寒かったので帰りは途中でお茶屋に入って休憩し(京都弁で出迎えてくれた)、バスに乗って祇園で降りてスターバックスに入ろうとしたら満席で、仕方なく河原町まで歩いて百貨店を少しぶらついてから喫茶店でコーヒーを飲んで阪急で大阪に帰ってきました。梅田で写真と直しをお願いしていたパンツを取りに行って、家の近所のスーパーで買い物してクリーニングに出していたコートや彼女のスカートを受け取って帰ってきた。あまりにも寒かったので夜ごはんには温かい韓国風のうどんを作って食べた。食後に京都で買ったケーキを食べた。ミルフィーユとシフォンケーキ。

winter kyoto - a photoset on Flickr

失われたものとの再会、風邪と味噌と牡蠣

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 木曜の夜に仕事帰りの電車で村上春樹の1973年のピンボールを読んでいたら泣きそうになった。もちろん泣いてはいないし泣くわけにはいかないし泣くはずもないのだけど、それでも心はふるえた。22章の後半、探し求めたピンボールの台と再会を果たした場面はものすごく悲しい。生きることと失うことについて書かれているのだけど、まるでそう読めないあたりがすばらしいと思った。電車の中では最後まで読めなかったので家に帰ってきてからお風呂で湯船に浸かって最後まで読んだ。
 一週間分の仕事を終え一週間分の疲れをきっちりと持ち帰ってきた金曜の夜は彼女が友達と外食して帰ってくるというので家でひとりでビールを飲みながらテレビを見ていた。テレビをつけたらたまたまやっていたデスノートの劇場版を途中から見る。実はデスノートはまったく読んだことがなかったのだけどテレビを見ているとなかなかおもしろくて、それで夜中には原作の漫画の最初の2巻くらいを読んでみた。さっきもまた読んでいて4巻まで読み終えた。
 土曜日の昼に起きてみると彼女が風邪っぽいというので安静にしておくことにした。昼ごはんにうどんを2人分作って食べ、彼女が寝ている間にボクは洗濯物を干したりお気に入りのワイシャツを洗ったりソファに寝そべって小説を読もうとしたりプログラムの勉強をしようとしたりしていたけど、テレビを見ているうちに眠ってしまった。目が覚めると外はもう暗くて夜ごはんの材料を買いに出かけた。味噌煮込みうどんが食べたいという彼女のリクエストに応えるため赤味噌にはじまり一切の材料を買い込んだのだけど、味噌味といえばこの季節は牡蠣ということでちょっとした牡蠣鍋の様な感じにした。
 夜になってソフトバンクが新規加入や解約などの受付を夕方に停止したというニュースをネットで読んだ。利用者が殺到して処理が追いつかないためということらしいけど、実はあまりに他社への流出が多くて嘘ついて止めたんじゃないの? とか疑ってしまう。そういうボクはJ-フォン時代からの現ソフトバンクユーザーなわけですが。

1973年のピンボール
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DEATH NOTE (1)
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ハイキングはキャンセルされました。

 週末から彼女の体調が悪く、日曜日に予定されていたハイキングはキャンセルされました。突然のキャンセルでヨンスンさんに悪いなと思いつつ、まあでも体調が悪いのは仕方がありません。ここは前向きに、11月に行った方が紅葉も見えることが出来ると考えれば良いでしょう。
 それで今日も彼女は1日寝ていてボクもついついつられて寝てしまったのですが、合間に洗濯したり夜ごはんを作ったりしました。夜ごはんはおでんとニラ玉。風邪が原因かどうか分からないけど胃が痛いと彼女が言うので、ネットで調べたところニラが胃腸によいと書いてあったのでニラ玉を作ったのでした。おでんは体が暖まるから。
 夜ごはんを食べて休んでいたのだけど、彼女の胃痛は悪くなる一方で今度は気分まで悪くなってきたと言うので、近所の病院が夜間も急患を受け付けていたので行ってきました。ボクたちみたいに急患で来ている人がぽつぽつといました。診察を受け、風邪薬と胃薬と整腸剤ともらって帰ってきましたが、行きも帰りも歩いているだけで辛そうだった。帰ってきて薬を飲んでもしばらくは痛がっていて、30分くらいしてようやく楽になったようでした。とにかく良かった。胃が痛いのが辛いのはボクもよく知っているのでね。。。
 会社の同僚がひいているのを見ていても今年の風邪は大変そうなので気をつけましょう。

急な風邪と週末の予定

 金曜の夜、9時に会社を出ようとしたら最後だったのだけどそれはまあ良いとして、仕事帰りに彼女と待ち合わせをして良く行く家の近くのファミレスでワインを飲んで一週間のストレスの解消を試みていました。疲れてはいるものの一週間の仕事を終えてようやくリラックスしてなんやかんやと話していたのですが、途中で急に彼女が寒いと言い出したのであわてて帰りました。
 帰って熱を測ると37.8℃くらいあったのでこれはまずいと、というのも土曜日の夜に会社の人の結婚式に二次会に出席する予定だったからなのですが、とにかく薬を飲んで服を着込んで体がだるくてなかなか眠れなかったみたいだけどそのうち眠っていました。欲にいたボクもついつられて眠ってしまった。特に起きている必要もなかったので良いのですが。
 朝7時半くらいに目が覚めて、彼女も目が覚めたようだったのでもう一度熱を測ると少しさがっていたので、朝ご飯をコンビニに買い出しに行ってきました。平日より早起きでまだ眠りを求めている頭を抱えて、家を出る前に彼女に聞いた欲しいものリストをなかなか思い出すことが出来ず、とにかく夜の二次会に出るまで(夕方くらいまで)は寝ることが出来るから、それまでに少しでもましになるようにと風邪に良さそうなものを買いました。ビタミンなんちゃらとか、温かいものとか、ポカリスエットとか。
 それで彼女はほとんど寝ていたので、ボクは合間合間に洗濯をしたりケーブルテレビでたまたまやっていたスライディング・ドアを途中から見たり(最初はなんのことかわからなかったけど、なかなか面白かった。というか、グウィネス・パルトロウがよかった)ハイキングコースを調べたり、友達に教えてもらったサイトで大阪では見られないテレビ番組を見たりして過ごしました。夕方に彼女は起きだして準備して出かけていったあとは、ボクは自分の晩ごはんをどうしようかとテレビ見ながらあれこれ考えていたのですが、何か魚を買ってきて鍋を作ろうと思ったりもしたけど結局何も買いに行かずに家にあるものをつまんだりして済ませました。たんに外が寒そうで外出するのが億劫だっただけです。
 彼女は会場でも特に具合が悪くなることもなかったようですが、日曜日は昼から箕面にハイキングに行く予定になっているので(先々週から決まっていた)心配です。朝、具合が悪ければキャンセルも考えないといけない。心斎橋と違って、箕面の山に入ってしまったら疲れたからと言ってすぐに地下鉄に乗って家に帰れるわけじゃないから。
 というわけで、ボクもハイキングに備えて寝なくちゃ……このスコッチを飲み干してから。

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歯痛と2日酔いと村上春樹の小説

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 週末は体調不良と降ってわいたような歯痛に悩まされてほとんど何も出来ずに寝てばかりいたのですが、歯痛に耐えきれずバファリンを飲んでもまったく効き目がなかったので仕方なく、やむを得ず、家にあった一番強いアルコールだったスコッチをがぶ飲みして痛みをしのぐことにしました。それで月曜日は少し2日酔い。午後になってお酒も抜けてきたかなと思うと時を同じくして再び歯痛に見舞われることとなりました。
 不思議なことに、歯痛は最初痛んでいた歯から隣の歯に移っています。これは絶対に歯に原因があるのではない(虫歯とかじゃない)と思っていろいろ調べてみたら、風邪引いたときに歯が痛くなるという人がけっこういるみたいですね。昨日は忙しくて医者に行く時間がなかったのですが、今日もしまだ同じくらい痛かったら医者に行こうと思っていたらそれほどでもなくなっていました。
 ところで、週末寝込んでいたときに何気なく村上春樹の風の歌を聴けを読み返してみた。素人臭さが抜けないところもあるし、もっと書き込めるはずなのにと思うところも多々あるけど、これはこれでなかなかおもしろい。とにかくクールだよなと思いながら読んでいて、映画も見たことがあるので『ここであのシーンに入るのか』とか『あれは映画のみの設定なのか』とか思いながら読んでいました。昨日、昼ごはんの後でお茶飲みながら読み終えたので、せっかくなのでと今朝は本棚から1973年のピンボールを抜いてきました。そっか、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(上)(下)海辺のカフカ(上)(下)などで2つの視点を交互にかき分けていたけど、ピンボールもそうだったのね。そういえばだいぶ昔に同じようなことに思い至ったような気もする。村上春樹の昔の小説には雰囲気があった。ねじまき鳥クロニクル(第1部)(第2部)(第3部)以降それがなくなったとボクは思っています。良い悪いは別にして。
 とにかくこの本を読んだのはもう10年以上前になるのかと思うと時のたつのは早いものだと思ったりもする。土曜日の午後に窓から差し込む陽光にぬくもりを求めながら、部屋の真ん中で椅子に座って読んだのはどの小説だったっけ。

風の歌を聴け
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風の歌を聴け
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1973年のピンボール
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海辺のカフカ (上)
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海辺のカフカ (下)
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編
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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編
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