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1年ぶりの新大久保

 先週の水曜日の夜に大阪から上京してきた友人のFさんと新大久保で飲んできました。ボク自身、新大久保に行くのは去年の9月以来なので10ヶ月ぶりくらいでした。
 Fさんとは他の友人と一緒に6月に大阪で飲んだばかりでした。一泊二日の東京旅行の宿を東新宿に取っていたので新大久保はまあ近いし、ボクは仕事を終えて山手線で向かったので新大久保駅で待ち合わせをしました。新大久保駅に予定より少しだけはやくついたので電話をしたら、新大久保駅じゃなくて大久保駅に行ってしまったと言います。ボクもけして東京の地理に詳しいわけでもないし、新大久保に来るのさえ2度目のこと、新大久保と大久保がどのような位置関係にあるのかわかりません。とりあえず電話の向こうのFさんは『駅員に聞いたので新大久保駅へは行ける』というので、ボクもその言葉を信じて待つことにしました。
 それで新大久保の駅の改札を出たところで待っていたのですが、地図の看板があったので見てみたところ、新大久保駅と大久保駅はそれほど離れていないようでした。それと東新宿から新大久保駅を通り越して(に気づかず)大久保駅に行ってしまったということは、きっと大久保通りではなく職安通りを歩いたのだな、とかいろいろ推理しながらけっこうな時間が過ぎたものの彼女はまだやってきません。地図を見る限りではもう着いていてもよいだろうし、あるいはボクがあまりにせっかちなのだろうかと気持ちがぐらぐらと揺れながらもただ待つしかないことにはかわりがないのでただ待っていました。
 ようやくやってきたFさんは、ボクに気づいて手を振りながら笑っていました。その笑いは、自分の行動が自分の思い通りに行かなくておかしいなあというような種類の笑いに思えました。経緯を聞いたところ、大久保駅に着いてしまったところまではボクの推測通りだったのだけど、大久保駅の改札で駅員に新大久保駅への道順を聞いた後でその通りに進んで駅に着いたと思ったら再び大久保駅だったというので驚きました。道順を聞いたのと反対側の改札に到着したようです。それで少し時間がかかったのでしょうか。とりあえず新大久保の韓国料理屋に向かうことにしました。
 去年にはじめて新大久保にきたときに入った韓国料理屋でもらったチヂミの無料券がまだ手元にあったのでその店に行くことにしたのですが、無事無料券を使うことが出来ました。あとはサムギョプサルを頼んでひたすらビールを飲んでいました。Fさんはいつもひたすらビールを飲む人なのでボクも安心して好きなだけビールを飲むことが出来ます。こういう人ってなかなかいません。Fさんの今日一日の行動や明日の予定といった今回の上京の目的を聞いたり、ボクの子供の写真を見てもらったり、チョゴリを着たテディベアの人形をもらったり、あとは何を話したかあまり覚えてないけど昔話をしたのかなあ。Fさんと初めて会ったのはもうかれこれ10年以上前のことなのですが、あのとき箕面のダムに行ったっけ、とかそういう話をしていた記憶があります。途中で店を変えて、東新宿のバーでこれまたビールを好きなだけ飲んで、ちょうど持っていた MacBook で子供の写真を見てもらって帰ってきました。
 やはり大阪の人間は話がおもしろいなと再確認しました。「たとえ」でどれだけ遠くへ行けるかという跳躍力がやはり他の人たちとは違いますね。

 隔週で大阪と東京を行き来しているボクたち夫婦ですが、先週末は妻が東京に来る番でした。偶然にも金曜日に東京への出張が入ったとのことで幸運にも今回は交通費会社持ちだったのです。
 会社を7時に出て最寄り駅で合流しそのままどこかへ食事に行こうかとも思ったのだけど、妻は出張で疲れていたし次の日もいろいろ行くところがあったのでひとまず家に戻って近所の中華料理屋にでも行こうということになりました。というのも妻はその店に前から行ってみたいと言っていたのです。その店は駅からの帰り道沿いにあるのですが、その中華料理屋のシャッターが降りていることにまず妻が気付きました。シャッターに張り紙がしてあるようなので近づいていって見てみると、11月1日から15日まで休むと書いてある。事情はわからないけど何というタイミングの悪さ。それで仕方なく(というわけでもないのですが)その隣の焼き肉屋に行くことにしました。何度もその店の前を通ってきましたがあまり繁盛しているという印象はありません。あまり客の入っていない店に入るのはいつだって躊躇するものですが、そのときも少し躊躇しながらも入らないことにははじまらないと思い切って飛び込みました。
 店内には人がひとりもいなくて奥から女の人の声が『今すぐ行きます』と言うのが聞こえてきました。店の中は昔トロントに留学中の妻を訪ねていったときに入ったコリアンタウンの韓国料理屋をどことなく彷彿とさせるものでした。店はおばさんひとりでやりくりしているようでした。ボクたちが料理を注文したあとでもう一組客が入ってきたのでとても忙しそうだった。よくわからないけど知り合いらしき女性が子供を抱いて訪ねてきて、ボクが追加の注文を頼もうとおばさんを呼ぼうとしたらかわりにその女性が子供を抱いたまま注文を聞いていました。ボクたちは焼き肉のセット(肉、サラダ、キムチ、ナムルのセット)と豚キムチとチヂミを頼みました。どれもとてもおいしくて、ボクは家の近所にこんなにおいしい店があったのかとこれまで一度も足を運ばなかったことを後悔するのでした。

映画とテレビドラマ、大阪から東京へ

 珍しく早起きしたので朝からコーヒーをいれてみたんだけどコーヒー豆が新鮮じゃなかったみたいで少しだけ残念な気分になりました。しばらくはこのコーヒー豆でコーヒーを作って飲まないといけないのでガマンして飲むことにします。はやくこのコーヒー豆を消費してしまって、次に買うときには鮮度を優先度高にして豆を選びたいと思います。

 大阪に帰っていた先週末の日曜日は明け方近くにカラオケから帰ってきたので昼過ぎまで眠りました。午後もなんとなくゆっくりと過ごして出かけたのは夕方近く。梅田に出て買い物を済まし、久しぶりに妻と映画を見に行きました。パンズ・ラビリンスという映画を見てきたのですがなかなかおもしろかった。現実と空想の世界というテーマは取り立てて新鮮ではないと思うけど、そこから目をそらしたかったはずの辛く厳しい現実と対比されるべき空想の世界も映像的にはなかなかグロテスクで現実と同様に辛く厳しいものだった。まあマッチョな男が傷つけられるのを見るのは爽快だったし、空想の世界のはずなのにやけにリアルで気持ち悪いくらいの妖精の描き方も興味深かった。
 歯が痛かったので帰りに薬局でバファリンを買ってさっさと家に帰りました。

 月曜日は妻は仕事。ボクは東京に戻るのを月曜の夜にするか火曜の朝にするかでまだ迷っていたけど、昼過ぎに起きだしてテレビを見ながらのんびりしているうちに火曜の朝に東京に戻ることにして、夜ごはんを作ることにしました。夕方に近所のスーパーで買い物をして豚肉とイカとキムチを炒めました。なかなかおいしかった。
 妻が寝たあとでテレビの深夜番組を見ていたら私の名前はキム・サムスンをやっていた。最後まで見たかったけど次の日は早起きしないといけなかったのでテレビを消し眠りにつきました。
 火曜の朝は妻と一緒に家を出て途中で妻とわかれボクはそのまま新大阪から新幹線で東京に移動し会社に行きました。新幹線では途中までは起きていたけど後半は完全に眠ってました。

東京タワーとコリアタウン

 妻が東京にやってきた2日目は昼から東京タワーへ向かいました。通勤途中に東京タワーが見えるのでその存在に馴染みはあるつもりなのですが、一度も登ったことがありません。そんなことを言い出せば、大阪に32年間住んでいたけど通天閣に登ったこともありません。ああいうのはきっと他の地方から来た観光客向けの存在であって地元の人は近づかないものなのだと思ってきたのですが、そして今でもそう思っているのですが、東京に住んでいるとはいえやはりボクは他の地方から来た観光客(という言葉が馴染まないなら長期滞在者と言おう)みたいなものなので東京タワーに登るという行為には何の疑念も抱かないのでした。
SBSH0008.JPG いつもの通勤電車の路線を妻と辿り、いつも降りる駅をひとつ通り越した駅で降りて地上に出るとなにやらにぎやかな音が聞こえてきます。何かのお祭りが行われていたようですが何のお祭りかよくわからなかった。東京の文化には馴染みがないのです。ラジオ局が中継をしているのか、スピーカーからラジオのアナウンサーの声が鳴り響いていました。
 東京タワーまでの道のりは意外と長く、そして気温はあきらかに高かったので汗だくになりました。東京タワー自体は見えているのですがなかなかたどり着かない。それはおそらくそれが大きいからだろうと妻と話しながら、途中のお寺か神社で写真を撮ったりしながらようやくたどり着くとエレベーターに長蛇の列が。エレベーターで展望台まで上がろうとすると1時間待ちだというので階段で歩いて上ることにしました。体力に幾分不安があったものの1時間もエレベーターを待つ列に並ぶつもりはさらさらなかったし、公式に階段で上るという手段を提供しているということは常識の範囲内なのだろうと信じたわけです。結論はまあ常識の範囲内だったし途中で何度も休憩を挟んだけど展望台まで階段で上がることが出来ました。次の日になるのを待つまでもなく膝はすでにクスクスと笑いはじめていて汗もとまらなかったけど上りきったところで階段で上ったという証明書をもらいました。展望台も多くの人で混雑していました。ぐるっと一周してみたのだけど天気が良くなかったのであまり遠くまでは見えなかった。喫茶店でソフトクリームを食べて再び階段で下りました。
japan sucks 大道芸人がマジックをしていたのを少し見てから、経済館とかとうけいプラザを見て回り、一か八かでトリックアートギャラリーに入ってみたら意外と楽しむことが出来ました。ろう人形館は非常にB級感満点で、ギネス ワールド レコード ミュージアムは展示が多すぎて疲れました。その間も膝はクスクスと笑い続けていたわけです。妻が大阪にいる妹にお土産を買い、当初の予定では六本木ヒルズで映画を見るつもりだったのだけど東京タワーで思っていたより時間を使ってしまったので今回はパスすることにして、夜ごはんを食べに新大久保の韓国料理店に行くことにしました。
지짐이 地下鉄の東新宿から歩いていったのですが JR の新大久保からの方が近かったかも知れません。東京に来てからこうして出かけることがほとんどなかったので家と会社の往復以外の路線に乗ったこともほとんどないのです。ともかく店(韓国家庭料理 元祖ヤンピョンヘジャンク)に着くと韓国語で出迎えられ大きめのテーブルに案内してくれました。サムギョプサルとチヂミとスンドゥブチゲなどを注文したのですが、どの料理もおいしかった。とくにチヂミは海鮮チジミを頼んだのですがこれまで食べたことのない味で絶品でした。この絶品のチヂミが前日食べたあのもんじゃと同じ値段かと思うと……。とにかくおいしいものを食べることが出来て2人とも幸せでした。帰りに海鮮チヂミの無料券をもらったので必ずまた行きます。店を出て JR 新大久保駅まで韓国料理屋が並ぶ通りをぶらぶらと歩くことにしました。途中で韓国グッズ屋みたいなところで自分の分と友達の分のインスタントのトッポッキを買ってました。
 東京に来て一番美味しい食事だったと思います。

 今週末、5年間住んだ家からいよいよ引っ越します。1ヶ月前にボクは単身赴任で首都に来ているのですが、大阪に残した妻と妻の妹が新居に住むことになりました。まあボクは少なくとも数ヶ月はこちらにいることになるし、その間ひとりで暮らすよりは誰かと一緒に暮らしている方が安心だし、それが身内ならなおさら安心できます。
 今月頭にこちらに出てきてから毎週末大阪に帰っているのですが(引っ越しの荷造りとか荷運びとか手伝ったり)今週末ももちろん帰ります。とくに今週末は3人が3箇所に別々にいなければならない事態にもなりかねないので(ボクと妻の旧居、妹の旧居、そして新居)金曜日の夜のうちに帰るつもりです。旧居の立ち退きと新居に荷物運び込み、ネット回線とかエアコン取り付けとかの工事も予定されているので夜にすこしゆっくりする時間が出来るくらいになりそうですが、オーダーメイドしていた結婚指輪が出来たという連絡があったそうなので時間を見つけて取りに行きます。

 ついでにお盆の予定も書くと、金曜日の夜に大阪に戻って土曜日曜とサマーソニックに参戦です。そして次の月曜の朝一で妻の実家の富山に帰郷。水曜日の昼に妻は大阪に、ボクは東京にそれぞれ高速バスで戻ります。ボクが東京から大阪に戻る新幹線以外はすべて高速バスで移動。交通費はいくらか安くなっているはずです。しかし帰りの金沢から新宿に戻ってくるバスの乗車時間は8時間とアナウンスされていて、15日なので道路は混雑していてもっと時間かかるのかと思うと今から気が重いです。いっそそのまま妻と大阪に帰って新しい家で新婚生活を送りたいなと本気で望んでいるのですが、責任感が首の皮一枚でなんとか押しとどめています。

 ところで仕事はあいかわらず忙しいのですがどうにも意欲がわいてきません。もちろん意欲がわかなくたって仕事なのでやることはやるのですが、もう別に知らないことを知れただけで楽しいとか、誰もしてないことをするのが楽しいとか、そんな問題でもないのです。結婚そのものではなく、結婚するとなったときにいろいろとこれから先の人生を考えたときに、それまで仕事に(比較的強く)求めていたいくつかのことはその地位を別のものに取って代わられました。といってもこの仕事はキライじゃないので続けるのですが、これまでのように多くの犠牲を仕事には払えないということです。
 そんなわけで将来は妻の地元でイタリア料理屋でもしようかと思っているのですが、今のパスタの腕前ではボクに揶揄されるようなラーメン屋の二の舞になりかねないので首都でイタリア料理の食べ歩きでもしましょうかね。
 食と言えば、最近は食べることくらいしか楽しいことがありません。この前の夜は仕事帰りに同僚と韓国料理を食べに行ったのですがとてもおいしかった。韓国料理屋が二軒あって、片方はアジアン・ヌーボーという感じの小洒落た外観、もう一方は食堂とまではいわないけど店先で炭に火をおこしているような店です。ボクが選んだのは後者で店の人はみんな韓国人でした。もう一方には行ってないのですが、韓国人の人が作る韓国料理の方が美味しいに決まってるというものです。豚肉ポッサムとか鍋とかチヂミとかナムルとか食べました。

日本人はいつも仕事で忙しくしている

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 土曜日の昨日は家で仕事をしていました。日中はまあゆっくりと仕事していたのだけど、結局今日の朝方までやることになってしまった。それで3時間くらい寝て仕事再開。とりあえず一通りは終わったかなと言う感じで、あとはデバッグ要員さまからの返りに対応という感じでしょう。

 それはそうと、今年に入ってまともに週末を休んだことがないような気がする。あったかも知れないけど、先週もずっと仕事してたし。
 これから出かけないといけないので朝まで仕事したりしたわけですが、休みの日に仕事をしていてむかつくことがないわけではない。いくら仕事が好きだからと言ったって、平日出来ることをあえて休日にやろうと取っていたわけではないのだから。
 プログラムのコードを書くのは勉強になるからそれ自体にはなんら不満はない。休みの日に家で書こうが平日に会社で書こうが得られるものはかわらないんじゃないかと思うのと、休みの日は同じプログラムでももうちょっと面白いものに触れていたいと思うくらいで、こうして座り心地の良い椅子に座って作業効率の良い大きなモニターでプログラムを書いているのは(みなさんが思うほどには)けして悪くはない。
 なぜ休日にこうして仕事をしないといけないのかという原因に納得がいかないこと以外はなんら問題はないのです。

 とりあえず一通り終わったので仕事のことは忘れてこれから出かけてきます。
 彼女が大学時代にトロントに留学していたときに知り合った韓国人の男性が、この間まで国連にインターンシップか何かで働きに行っていて、今回韓国に戻る途中に大阪に立ち寄って会いに来たというので出かけてきます。彼には一度ソウルであったことがあるのだけど、一緒にいたのも数時間だったし会話もほとんどしなかった。
 場所はこちらも彼女がトロントで知り合った韓国人の女性の家。何度か書いているけど、旦那さんが日本で働くことになって家族で大阪に住んでいるのです。1歳半の子供はボクの親友なのです。
 本当は12時半に一緒に出かける予定だったのだけど仕事が終わらなかったので遅れて参加することに。

 そういえば、昨日の夜に skype で音声チャットをしつこく求められたので渋々出てみると、上海に住んでいる女性で去年日本語の勉強をして、今は日系の会社で働きたいと言う。たぶん日本語の勉強をしたくてネットで日本人を捜したんだろうけどどうやってボクを見つけたのやら。ブログのトップページに skype の ID 書いてるか :p
 仕事ばかりしていてうんざりしていたのでしばらく話してたのですが(向こうからの音声がノイズがひどくて聞き取りにくかったのが残念だった)、日本人はいつも仕事で忙しくしているのはどうしてかとタイムリーな質問を受けて笑ってしまった。わからない、とボクは答えたけど、もし彼女が今後日本語をさらに勉強して達者になったならこう説明したい。
 それはね、忙しくない日本人もたくさんいるんだよ。彼らはあまり仕事をしないので、その分を否応なく肩代わりさせられる人たちがいるのさ。あのときのボクがそのうちの1人だったんだけどね。今? 今もたいしてかわらないね。

 中国に行くチャンスがあれば中国の有名なところを案内してくれるそうです。そのかわりに日本語を教えてと言われました。

1歳4ヶ月の子供と遊んできました

 日曜日は昼から知り合いの韓国人ヨンスンさんのお宅におじゃましました。
 何度か飲みに行ったときのことを書いたりしてますが、しばらくの単身赴任生活も土曜日にピリオドを打ったのです。韓国から奥さんと子供がやってきて一緒に暮らすことになりました。
 ヨンスンさんの奥さんのハジンとうちの彼女が友達で、トロントに留学していたときに知り合ったのですがこうして同じ街で生活することになるとは夢にも思わなかったことでしょう。ヨンスンさんには日本で何度も会ってますが(そして飲んで歌って仲良くさせてもらってますが)ハジンに会うのは2度目で1歳4ヶ月の元気な子供に会うのははじめてです。ヨンスンさんとハジンに初めてあったのはボクが韓国に行ったときでした。もう何年前になることでしょう。
 昼にヨンスンさん宅に到着すると家族で出迎えてくれました。人見知りをすると聞いていたシホもボクには懐いていて、ごはんを作ってもらって食べたりしたのですが当然話題の中心は子供でした。ホントに元気でずっと歩き回っていたし、何度か転けて頭や顔を床にぶつけていたし、ボクや彼女にソファに並んで座るように指示していたし、デジカメを見せたらすっかり夢中になっていました。好奇心旺盛でデジカメや携帯電話のボタンをいろいろ押していた。1歳4ヶ月の子供というのがどのくらいの成長度合いなのかボクにはまったくわからないけど、元気で好奇心旺盛で賢い子だなあと思いました。
 外国で子供を抱えて暮らすのは大変だろうと思います。日本語もまったく出来ないわけじゃないけどほとんど出来ないと言っても過言ではないわけだし。夕方くらいに近所の薬局やスーパーで買い物に付き合いました。薬局で子供用のシャンプーやおしめおむつを買って、スーパーで食材を買って喫茶店でコーヒー飲んで帰ってきました。おそらく彼女とハジンは密に連絡を取り合うのではないかな。2人とも携帯電話のキャリアが同じでハジンは通話料無料(ただし同じキャリア同士で、特定の時間を除く)のプランに入っているというのでね :p
 家に帰って夜ごはんにゴルゴンゾーラのパスタを作りました。ボジョレーヌーボの時期に彼女が買ってきたブルーチーズが冷蔵庫に残っていたので。ペンネを茹でている間にベーコンを炒めてから生クリームでチーズを溶かしてほうれん草とペンネを絡めただけですがけっこうおいしかったです。ブルーチーズ単体だと苦手だけどこうして調理するとなかなかおいしかった。それで気がつくとストーブの前で床に寝ころんで寝かけていたのでふとんに移動して朝までぶっ通しで寝ました。週末はまったく勉強しなかったけど、グレート・ギャツビーを読み進めることは出来ました。はじめてではないけど、やっぱりおもしろい。村上春樹の訳もなかなか良い感じです。

グレート・ギャツビー
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愛蔵版 グレート・ギャツビー
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韓国料理とダーツ、プログラマー来阪、献本

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 日曜日は急遽、夜に韓国人のヨンスンさんと食事をすることになったので夕方に慌てて出かけました。ボクはこの日にズボンを買いたかったので梅田で慌ただしくサイズを合わせてお金を払ってまた電車に飛び乗りました。
 久しぶりに江坂に行ったのですが、昔働いていた場所なのでなつかしかったです。仕事を辞めて以来、江坂には足を運んでいませんでした。ヨンスンさんが一度行ったことのある韓国料理屋は、ボクがかつて毎日通って昼ごはんを食べて昼寝していた漫画喫茶の下にありました。そこでカムジャタンやチヂミやサムギョプサルを突きながらひたすらビールを飲んだ。土曜の夜からビールを飲み続けているような気がしなくもなかったけど、韓国料理屋を出て隣のダーツバーで遊んでいたときもずっとビールを飲んでました。このダーツバーにも2度ほど足を運んだ記憶があります。ああなつかしき青春時代。まあ今だって青春なんですがね!
 いくつかのタイプのルールでダーツを楽しみ、それぞれが交代交代に勝利するという素人集団に良くあるどんぐりの背比べ的な状況でしたが、店のメニューに罰ゲーム用の飲み物が用意されていて、最後の2ゲームで負けたヨンスンさんとボクがそれぞれ罰ドリンクを飲まないといけないことになりました。ヨンスンさんが飲んだのは甘めのカクテル風だったようなのですが、ボクが飲んだのは草っぽい匂いのする塩の入ったしょっぱい飲み物で気持ち悪かった。12月に韓国に残してきた家族(奥さんと1歳くらいのお子さん)がこっちにやってくるとは聞いていたけど、結局12月から日本で一緒に暮らすことに決まったようで、それも嬉しい知らせでした。
 罰ドリンクを飲んだからかどうか夜はなかなか寝付けずにいたので、今日は一日中眠かったです。普段からずっと眠いという気もするけど、眠くてもコーディングは出来るので問題ありません。むしろ疲れていて他のことをする余力がなかったので自分の仕事に集中出来たかもしれない。
 今日から東京本社のプログラマーが1週間出張で大阪に来ているので隣で一緒に仕事をします。今日は明日からの準備くらいしか出来なかったけど、明日からバリバリやって行く予定。自分たちの仕事で手一杯ですが仕事は楽しい。楽しくなければやってないのです。夜は開発メンバー4人で2時間ほど飲んで(今日得たストレスはその日の内に解消しとかないとね)帰ってきました。
 ところで、ムーバブル・タイププラグインディレクトリ―PROFESSIONAL NETWORK に自作のプラグイン(仕事ではなく個人で作ったもの)が掲載されるとのことで一冊献本いただけるそうなのですがまだ届かないなあ。出版社のサイトだと発売日が月曜になってるけど、現在アマゾンには『3〜5週間』って書いてあるな。明日届かなかったら少し書店を覗いてみようかしら。これまで数えるほどですがブログを本や雑誌に掲載していただいたけど献本いただくのははじめてです。これって出版社によるのかなあ。
 と同時に、こちらの発売日も気になっています。あと、ダーツのせいで少しだけ筋肉痛です。

 3連休の初日の金曜日は家でゆっくりと過ごしました。夜ごはんにすき焼きを作るのに近所のスーパーに買い物に行ったくらいで、あとはずっと家にいて本を読んだりテレビ見たり洗濯したりして過ごした。3日前なのにほとんど何をしたか覚えていないというのが正直なところなのですが。
 土曜日は昼から四天王寺ワッソに出かけました。一昨年にも行ったので今回が2回目。4日と5日の2日間にわたって開催されるのだと思っていたら、5日が本番で4日はプレイベントということでした。5日は行かなかったので本番の盛り上がりを確認していませんが、4日はそのせいか人も少なかったように思います。ボクたちは屋台でチヂミとか餃子の入ったスープとか焼きそばとか食べながら『ワッソ!ワッソ!』とかけ声しながら舟だんじりを引っ張っていくのを見ていました(そっか、練習だったのですね)。あと、たまに家でケーブルテレビを見ているときに出くわす韓国人のレポーターの女性を彼女が見つけたそうです。ボクは彼女に教えてもらってその後ろ姿しか見られなかったのですが、彼女はばっちり目があったそうです。目があっただけで特別何もなかったようですが。
 夕方に岩盤浴を予約していたのでそれまでの時間を近所のスターバックスで過ごすことにしてワッソ会場をあとにしました。スターバックスに行くときに岩盤浴の前を通ったのですが、そのときにデトックスのチラシを取ってコーヒー飲みながら見てました。足湯みたいな感じで足を浸けていたら毒素が出てきてみるみるうちにお湯が濁っていくという、以前に一度テレビで見たことがあったのだけどやってみようということになり岩盤浴へ移動。ここの岩盤浴には何度も来ているのですが、岩盤浴以外のことをするのははじめてです。彼女と2人で並んで足を浸けていると、タバコも吸うしお酒も飲むし駄菓子も食べるのできっとボクの方が毒素がたくさん出るのだろうという当初の予想に反して彼女のお湯の方がどんどん濁っていきます。店の人も『毒素が出るペースには個人差があるから』と言ってたけどボクはあまり毒素が出なかったみたいです。まあ、これで確認できるのは『どれだけ出たか』ということであって『体内にどれだけあるか』ではないので、たくさん出た方が費用対効果の面でもお得なような気がする。足から毒素を出したあとで岩盤浴に1時間入り全身から毒素を出してすっきりしました。
 岩盤浴のあとでヨドバシカメラに行ってデトックスの機械を探してみたのだけど良さそうなのはなかった。足湯の機械はいくつかあったのだけど、ひとつだけあったデトックスの機械もよく知らないメーカーのだったし2万円以上した。しばらく様子を見ようと思います。それで彼女が欲しがっていた歯のステインクリアの機械を買って、雑貨屋に行ってソファーカバーを物色してから夜ごはんを食べに幸福飯店へ。昔、たまたま本町の路地裏を歩いていたときに見つけた中国粥の店が梅田に店を出したという情報を彼女が得ていて行ってみようとなったのです。本町の中国粥の店には2回か3回くらいしか足を運びませんでしたが料理はおいしかったので是非行ってみようと。そしてそれは当たりでした。ビールを飲みながら小龍包や鮮魚の姿蒸しや大根餅やピータンやお粥やなすの炒め物などに舌鼓を打ちながら楽しいひとときを。店もそんなに混雑してなかったのだけど、このままあまり有名にならずにいてほしいと思える店でした。店のテーブルに置いてあるような本格的なメニューが『ご自由にお持ち帰り下さい』とレジの所に置かれていたので持って帰ってきた。出前をしてくれるというので今度仕事で遅くなったときに試してみたいと思います。
 中華屋を出たあとで閉店間際のロフトに行って買い物をして帰ってきました。

寝不足、京都への移民、客室乗務員の休暇

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 一昨日の夜はなかなか寝付けなかった。日中に風邪の彼女を看病しているうちに自分もけっこう眠ってしまったからだと思うけど、それでようやく眠りに落ちたのは5時頃だった。8時過ぎに起きたので約3時間の睡眠。
 朝から眠かったけどそれでも昼過ぎまではなんとか踏ん張ったものの、夕方くらいにスピードが落ちだし最後にはとうとう1行もコードが書けなくなったのでやることはたくさんあったけど帰ってきました。以前に東京本社に勤めていたFさんが会社を辞め京都で大学に通うことになったのだけど、週一くらいで大阪の仕事を手伝ってもらうことになり昨日が大阪への初出社の日でした。来週くらいに一度飲みに行きましょうかね。
 そんな昨日の夜は気分の悪いことがあり、次の日の今日もまるでそれを引きずるかのように悪い出来事の連続でした。そんな中で仕事がはかどるはずもなく、そもそもここで言うすべての悪い出来事とは仕事の上でのことなのだけど、まったくもって楽しくない1日だった。たぶん他の人にとってもそうだったろうけど、ボクだけが一足早くこの悪い風に昨日の夜から巻き込まれていた。ただもう午前中に怒りを通り越していたので感情が起伏することはあまりなかったけど、怒りは重層低音のようにずっとそこにあり続けた。いつものようにふざけ合ってもそれを消すことは到底不可能な相談だった。いつまでも砂漠に水をまいてまわるようなことはしていられない。
 仕事からの帰りに彼女から電話があって、アシアナ航空で客室乗務員をしている友達の韓国人が旅行で大阪に来ていて梅田で飲んでいたので少しだけ顔を出してきました。友達には数年前に大阪で一度会ったことがあるのです。友達は同僚の人と一緒に来てましたが、それぞれ(どちらがどちらかわからないけど)ニューヨークとフランクフルトから帰ってきてそのまま大阪に来たとのことでした。もちろんそういう仕事だからそりゃそうなのだけど、なんだかすごい。でも考えるだけで大変そうな仕事だから実際はもっともっと大変なのでしょう。彼女たちは大阪のビジネス街のビジネスホテルに泊まっていて、明日は心斎橋とか難波とか大阪城とかまわるそうです。明後日の夕方くらいに帰ると言ってたけど、飛行機の時間を2つのどちらでも良いと言っていたのはたぶん勤めている航空会社の便だからなのでしょう。旅の目的は休養とショッピングと食べることだそうです。良いですね。大阪を楽しんでもらえればと思います。

 少し日にちが空いてしまいましたが、週末をはさんでいろんな出来事がありました。
 先週はなぜかほとほと疲れていて大変だったのですが、火曜日に歯医者でもらってきた薬を飲んでいたら歯の具合は幾分ましになりました。それでもまだ違和感があったことと痛みが引いても来てくださいと言われていたので、金曜日の昼に再び訪れました。痛みについて質問され、若い歯科医が歯を診た後で院長が出てきて患部を調べたり噛み合わせを調べたりして去っていきました。若い医師は親知らずを抜くことを執拗に薦めてくるので(それも今回この歯医者に行ったのは下の歯が痛かったからなのですが、そして前回レントゲンを撮った結果、下の親知らずが斜めに生えていることが分かったのですが、どういうわけかこの若い医師は上の親知らずを抜くことを執拗に薦めてくるので)不信感を覚えたボクは、次回は親知らずを抜きますと言う受付の人に嘘をついて(『しばらくいないのでこちらから電話予約出来ますか?』)逃げるように会社に戻りました。どう考えてもおかしい。痛くもない歯を抜かないといけないのは納得できないな。
 土曜日は家でDVDを見たりしてゆっくりと過ごし、日曜日は昼から買い物に出かけました。彼女が会社の方の結婚式の二次会に呼ばれているのでそのとき着ていくドレスなど一式を見に行ったのですが、思っていたよりもかなりすんなりと決まったので一安心でした。それからカンテで休憩して(休日なので昼からビールが飲めた)今度はボクの着るものを買いに行きました。ボクはあまり着るものを買わないのだけど、久しぶりだったので良いものを買うことにしました。それから百貨店の地下で彼女が韓国に行くときに友達に持って行くお土産を買って、ヨドバシカメラで旅行道具を買っていました。
 夕方4時に梅田でヨンスンさんと待ち合わせて、とりあえず喫茶店で日本語(とボクたちは韓国語)の勉強。今回は会社で使うフレーズについて、電話の対応なども含めて勉強しました。それから居酒屋に移動して飲んで食べて、話題は韓国の映画やドラマや俳優などなど、ヨンスンさんは泡盛をストレートでがぶ飲みにしてだいぶ酔ってました。カラオケに移動したら30分待ちだったので待って、2時間歌って駅まで走ってこの日もまたヨンスンさんの家に泊まることになりました。12時過ぎてたというのにヨンスンさんがキムチチゲを作ってくれて、それがまた良い匂いだったのでお腹もすいてくるという。。。2時前には寝ました。
 10時くらいに起きて朝ご飯をいただき(残りのキムチチゲ)、ボードゲームなどをして1時くらいに出ました。駅前のカフェでコーヒーを飲んでいたらヨンスンさんの携帯電話が鳴り、近くに住んでいるという韓国人の同僚の方が来ることになりました。カンさんは日本に4年くらい住んでいて、奥さんが日本人だそうです。ヨンスンさんが持っていた韓国人向けの日本語の教材と、彼女が持っていた日本人向けの韓国語の教材を見ながら、おたがいに自分の母国語について『こんな言い方はしない』とか『いつの時代の言葉だ』とか言っていました。
 家に帰ってテレビを付けたら、北朝鮮が核実験を行ったというニュースが飛び込んできました。暗い気持ちになりながらニュースを見てました。夕方遅くにプールに泳ぎに行ったら体育の日なので入館料が無料になっていた。ラッキー。少し泳いだだけで腕の筋肉が疲れてあまり泳げなかった。久しぶりに泳いだので、やっぱり毎週通わないとダメだなと強く思いました。ジャグジーで休んで、サウナで汗を掻いたら体に溜まっていた不健康な疲れは消えて、健康的な疲れ(運動後の疲れ)が残りました。帰りに近所のスーパーで買い物をして、家に帰って夜ごはんを食べてから3連休の間に出来なかった家の掃除や洗濯物を一気に片付けました。
 再来週にどこかの山に(たぶん箕面)ハイキングに行くことになりました。ヨンスンさんと飲んだり話したりするのはすごく楽しいのだけど家に泊まりに行くと(熱烈に歓迎されるので断りにくい)次の日も半分以上が潰れてしまうので、飲むなら日曜日だなと思ったような3連休でした。

 金曜の夜は仕事帰りに彼女と家の近くのファミレスで食事をして、軽くお酒も飲んで家に帰ってそのまま落ちるように寝ました。ファミレスではだいたいお互いの仕事の話をしたりしましたが、まあどこの会社にもいろいろと問題はあって悩まされるわけです。そんなこととっくに知ってるけど。
 土曜日は昼まで寝て(金曜の夜は疲れがピークだった)、11時くらいに目が覚めたら彼女が家にいなかった。美容院に行くという話をしていたので行っているのだろうと思ってボクも髪を切りたかったので予約の電話をしたら、名前を告げたとたんに何となく怪訝な声色に変わったので『あれ?』と思いながら時間も告げたら『先ほど、○○さん(彼女の名字)から予約承っていますが……』と言われた。家の近所の同じ美容院に行っているので予約してくれてました。そういえば『明日朝から行くなら、ボクは昼まで寝るのでついでに予約しておいて』と頼んでたような記憶がある。ちょっと恥ずかしい感じで電話を切って、お腹がすいたので昼ごはんにそうめんを茹でて食べました。夏の間はまったく食べなかったのに、9月下旬になって今年初めての冷やしそうめん。
 昼から髪を切りに行って(30分くらい待たされ、店内にThom YorkeのThe Eraserが流れてた)、夕方にヨンスンさんがうちにやってきました。駅まで迎えに行ってまずは近所のスタバで日本語の勉強会。実際に外食したときに使うような会話をボクたちが日本語で教え、ヨンスンさんが韓国語で教えてくれました。それからたこ焼きの材料とお酒を買って家に移動。たこ焼きを焼きながらお酒を飲んで楽しい時間を過ごしました。ヨンスンさんは大阪に来てから(韓国から最初は東京に行ったそうです)日本のテレビを見ていなくて家にもテレビがないので久しぶりに見たようですが、クイズ番組の『すっきり』という日本語にえらく反応していたのが面白かったです。
 夜も更けてたこ焼きも焼き終えて、ボクとヨンスンさんはお酒を飲みつぎながら3人でジェンガをして遊びました。ヨンスンさんが最初から飲んでいたチャミスルをボクも飲み始め、睡魔に襲われている彼女を尻目に2人でしっかり飲んで語り明かしました(といっても3時には寝た)。いろんなことを話したなあ……2人ともブロークンな英語だけど丁寧に話せば通じるものです。
 翌日は昼まで寝て、昼ごはんを近所の店で食べて(ヨンスンさんが冷たい蕎麦が食べたいとその店に行ったのだけど、注文したのが梅入りので味はいまいちだったみたい)ヨンスンさんは会社に行かれました。次の水曜から1週間ほど、息子さんの1歳の誕生祝いに休暇を取って韓国に帰るそうで、それで忙しいみたいです。
 ボクたちは家に帰って少し眠るつもりが夜まで寝てしまった。それでもまた夜から朝まで眠れるのは疲れてるのかな。昔は日中に少し眠っただけでも夜は目がさえたものでしたが。ヨンスンさんと飲むといつも楽しいので、また日本語と韓国語の勉強も続けていかないといけないので、次はヨンスンさんに韓国料理をごちそうしてもらうことになるでしょう。今回はお土産に韓国のインスタントラーメンをもらいました。カルフールでも売ってるのを見たことがないものです。

The Eraser
The Eraser
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Thom Yorke
XL (2006/07/11)
ジェンガ
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トミーダイレクト (2003/05/12)
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2日間と言うより長い1日

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 先週末は土曜日の昼に韓国人のヨンスンさんと同僚のジョンギュンさん(カタカナでは表記できない発音なので間違ってるのだけど)、それから彼女の妹と彼女とボクの5人で彦八祭を少し見てきました。谷町九丁目で待ち合わせて生玉神社に移動、人が多くてそれでもたこ焼きを食べたりしたのだけどあまりに人が多いし顔の売れている落語家もほとんどいなかったのですぐに出てしまいました。それでも韓国人の2人ははじめてみる金魚すくいに目を輝かせていました。アニメで見たことがあるだけだったそうです。
 休憩してビールを飲んで、それから難波に移動してショッピングに。近々韓国に一時帰国する(出張だったり、自身の結婚式だったり)2人がお土産に持って帰るための和菓子と日本の食器を探してまわりました。和菓子は高島屋の食料品売り場、食器は結局道具屋筋で購入しました。それにしても和菓子って高いのですね。そんなに好きな方ではないので自分で買うことはそうそうないと思うけど(百貨店の地下でデザート買うならケーキにする)、それでもそうして改めてじっくり見て回っていたらおいしそうに見えてきたのでした。おかきや和菓子を試食したり、日本酒やお茶を試飲したりして百貨店の地下もそう思えば楽しいものでした。
 それから西中島南方にある韓国料理店に移動。ヨンスンさんが一度来たことがあって一緒に行こうと連れて行ってくれたのでした。店のおばさんとヨンスンさんたちは韓国語でしゃべり出すし、ボクたちの会話は相変わらず日本語・英語・韓国語が入り乱れているし、それでも不思議なもので通じ合えるのですね。チャプチェ、チヂミ、チゲ、海苔巻き、イカフェ、トッポギ、どれもおいしかったです。ヨンスンさんは酒豪なので(逆にジョンギュンさんは一滴も飲まない)つられてボクもチャミスルとビールをがぶ飲みしていました。
 そのあとでカラオケに行きました。ヨンスンさんとは前にもカラオケに行って盛り上がったのですが、このときはさらに盛り上がってめちゃくちゃ楽しかった。とにかくヨンスンさんはどんどん人の歌に入ってきて大声出すのでボクも負けじと大声を出したり、真似して合いの手入れたりしてました。ジョンギュンさんがお酒を一滴も飲まずに静かな曲を歌い出そうとしたら酔っぱらったヨンスンさんがなぜか歌い出しからマイク握って熱唱しているという光景も何度も見ました。それでもみんな楽しんでた。ずっと笑ってたような気がします。
 そのあとタクシーでヨンスンさんの家に移動したのですがタクシーが走り出した瞬間にダウン。タクシー降りてもしばらく動けなかったです。ヨンスンさんに肩を貸してもらって家まで連れて行ってもらい、薬をもらって飲んで寝ました。
 朝は少しお酒が残っているくらいですっきりしてました。ヨンスンさんの家をあらためて見てみたらホントに物がなくて最低限の電化製品くらいしかホントになかったです。午前中は部屋で映画を見て過ごして(韓国の映画で字幕もなかったのでタイトルも分からないけど、主人公と恋する女性が人を殺してキムチ用の冷蔵庫に入れて隠すというエピソードがありました……これってそんなに頻出するエピソードではないですよね? このエピソードだけでどの映画化特定出来ますよね? という意味ですが……)、昼に近所のラーメン屋で食事、マンションの前に公園とプールがあってプールは2階が観覧席になっていたのだけど、ヨンスンさんが慣れた足取りで入っていくので付いていきました。たまに来て本を読んでいくそうです。涼しくて良いと言ってたけど、韓国に残してきた子供が恋しいんじゃないかなと思ったりもします。そのあとで部屋に戻ってコーヒーを飲みに駅前へ。駅前にはショッピングモールがあって便利そうです。ヨンスンさんの家の辺りは周辺も静かだし、車の通りも平日はどうかわからないけどそれほど多くないし、部屋も広いし家賃も払えない額じゃないし、ボクは引っ越したくなりました。駅前でコーヒーを飲んで帰ってきました。今度は再来週の週末にヨンスンさんの家でパーティーをする予定です。ヨンスンさんが韓国料理を振る舞ってくれるので楽しみ。その次はボクたちがたこ焼きを振る舞う番ですが。という話をしていたら『たこ焼き焼けるのか?』と聞かれたので、ボクは大阪の人間だから焼けますと答えました。
 彼女の妹と途中で別れて家まで帰ってきて、少し休んでから夜に天王寺に買い物に出かけました。彼女のスカートを買って、それから担々麺を食べて帰ってきたのですが昼も夜もラーメンだった。器がものすごく大きいので中身が普通の量なのかどうかわからないのだけどけっこうお腹はいっぱいでした。味の方は……んー、喧伝するほどではないですが、まあおいしかったです。
 というわけで、先週末は1日しかなかったような印象ですね。長い1日を楽しんだという感じです。

大阪城、鶴橋でお好み焼き、韓国の歌

 元々は土曜日に彼女の友達の韓国人の旦那さんのヨンスンさん(大阪に単身赴任している)の買い物に付き合うはずでした。電化製品が家にまったくなくて、エアコンも冷蔵庫も洗濯機も電子レンジもないのでそれらを買いにヨドバシカメラに行くはずだったのですが、先週末にひとりで買いに行ったそうで、ちょうどキャンペーン中か何かで安く買えたということだったので土曜日の予定はキャンセルになって日曜日に大阪巡りをしようということになっていました。
 土曜日は彼女が風邪をひいて寝込んでいたのでどこにも出かけず、ボクは夕方に近所の美容院に髪を切りに行ってスーパーで買い物をして帰ってきました。日曜日の昼にヨンスンさんと待ち合わせて大阪城に行ってきました。そういえば、別の韓国人の友達が大阪に来たときにも大阪城に案内しました。長年大阪に住んでいますが、大阪には見るべきところが少ないような気がします。あるいは、灯台もと暗し的なことなのかもしれないけれど、京都と比べてみればお奨めの場所というのはあまりないような気がします。
 地下鉄の駅から大阪城までの道中がとても暑くて汗だくになりました。大阪城の中に入って天守閣から一通りすべて見ましたが、久しぶりに来て全然覚えていなかったのでボクもまるでヨンスンさんのように初めて来るような感覚で見ていたのだと思います。天守閣から大阪の四方の景色が見られましたが、景色を見るならもっと高いビルもあるし最適ではないよなと思ったりしました。今ではエレベータも設置され博物館化していますが、昔は城の中で生活していたんでしょうか。城って外から見たら大きくても中にはいると意外に狭いような気がします。8階の天守閣まで上るのに昔はエレベータもなかったわけだから、さぞかし不便だったことでしょう。
 大阪城をあとにして、少し時間は早かったけれど鶴橋に移動してお好み焼きを食べました(その前に少し市場を散策しました)。ヨンスンさんにとって初めてのお好み焼きの味は『ホントにおいしいです』でした。どちらかと言えば小食で飲む方が好きなようです。お好み焼き屋では焼酎とビールを飲んでました。ボクの方はビール専門でした。
 お好み焼き屋を出て(お好み焼き屋に入る前に市場で辛ラーメンが安かったので店を出たあとでヨンスンさんが買いに行ったのですが、自分に3個、ボクたちに3個買ってくれました)、ボクが高校の頃から行っている(といっても最近はめっきり行く機会のない)店に移動して飲み続けました。2本目のビールを飲んでいるとボクはもうしんどくなってきたのに対し、ヨンスンさんは飲めば飲むほど口数が多く楽しくなっていって、ボクら3人の会話は日本語と英語と韓国語が混ざり合ってそれらの隙間をジェスチャーとノートに書いた文字や絵が補うという形で進んでいきました。言葉の壁もそれがまた楽しみの1つになっていて、どうやって相手に伝えるか工夫を凝らす楽しさと伝わったときの喜びとなって手元に戻ってきました。
 3軒目のカラオケ屋でもヨンスンさんはビールを飲み続けてました。ボクも少しお茶を飲んでからジュースみたいなもの(チューハイ)を飲みましたが。ヨンスンさんは韓国の歌しか歌わなかったけど上手でした。タンバリンはないのかとか言ってたなあ。最後にまた飲みに行きましょうと韓国語で言ったら『今から?』と驚かれました。彼女に聞いたままを言っただけだったので。。。そんなようにお互いにとっての外国語を直し合った日でもありました。有意義ですよね?

 金曜日の夜は彼女の韓国人の友達の旦那さんとその同僚の人と食事に行くことになったので、残業もそこそこに会社を出ました。彼女の友達の旦那さん(ヨンスンさん)には韓国で一度あったことがあります。何年か前に韓国に行ったときに車に乗せてもらって料理屋や彼女の友達(ヨンスンさんの奥さん)の姉妹の家に連れて行ってもらったりしました(その夜は泊めていただきました)。そのヨンスンさんが先週くらいから大阪勤務になり本格的に生活をしているとのことで、電化製品の買い物に一緒に行くのは月末だと彼女に聞いていたのだけど、とりあえず食事でもということになったみたいです。
 そもそもは、彼女が大学の時に留学していたトロントで知り合った韓国人のひとりがヨンスンさんの奥さんなのですが、そのときはまだ結婚していなくて、2002年のワールドカップ開催中に彼女は2人の結婚式に出席しに韓国へ行ったのですが、ボクが行ったのは(そしてはじめて2人に会ったのは)それから1年弱後くらいのことでした。
 彼女から待ち合わせに少し遅れると連絡があったので時間に間に合うようにボクは急いだのですが、この間の連絡もずっとメールで彼女がしていたので、前日にヨンスンさんの写真を彼女に見せてもらっていたのがかなり役立ちました。ボクの方はそれですぐにわかったのですが、近づいていっておそるおそる名前を聞いてみたら向こうも気がついたのか『おおー』と言って握手をしました。同僚の方を紹介されたのですが、ボクは韓国語がわからないし、ヨンスンさんは英語をしゃべるのが億劫みたいで、とりあえず彼女が来るまでは無言状態でしたが、彼女が来て少し迷った結果入った店でビールを飲んで落ち着くと、言葉も沢山出てくるようになったし、ヨンスンさんはノートとペンで英語を書き始めるし、同僚の方(結局、名前を聞くことが出来なかった)は日本語も少し理解できていたし、日本語と韓国語と英語が(英語は特に会話も書き文字の両方)入り交じった会話で、そのうちボクには分からないはずの韓国人同士の韓国語での会話もどのようなことをしゃべっているのか分かってくるような気がしてとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ヨンスンさんはお酒が強くて好きなようで、同僚の方はまったくお酒が飲めなくて彼女もあまり飲めないのに、最初から生ビールをピッチャーで頼もうとするし、結局は彼女が1杯飲んだ以外はボクとヨンスンさんだけで飲んでいたのだけど、ピッチャー2つを空けました。
 ヨンスンさんと同僚の方はIT関係の会社で働いていて、同僚の方はブログ関係の仕事をしていてFLASHでアニメーションを作っているというので同業者同士でした。大きな会社で(サービス名を言えばけっこう知っている人は多いんじゃないかな)もしウェブディレクターが必要なときは声かけてくださいと冗談で言っておきました。韓国から日本に赴任してきているという事情はあるのだろうけど、住宅手当に結構な額が支給されていてうらやましかったです。
 ヨンスンさんの奥さん(彼女の友達)とお子さんが日本にやってきて生活するようになるのは来年の秋だそうです。まだだいぶありますが、彼女もボクも楽しみにしています。来週末には電化製品を一緒に物色しに行くことになりますが、そのときもまたピッチャー2つくらいは飲みたいものです。自分と同じくらいお酒が強い人と飲むのは爽快ですね。そして、ヨンスンとボクは1つしか年が違わないということもわかりました(向こうの方が年長)。

BSD Hacks、オモニ、シャツ

 土曜日は昼までたっぷり寝ることが出来ました。前の夜に宅配会社に再配達を依頼していたBSD Hacksを受け取りました。会社ではLinuxだけど自分で借りてる専用サーバはFreeBSDなのでいろいろとカスタマイズしてまわりたいと思います。今も最初の10ページ分くらいのハックを施してみてシェルが便利になりました。
 夕方に家を出てオモニへ。鶴橋から歩いて10分くらいのところにあるコリアン・タウンの近くにあるお好み焼き屋で、以前に一度友達に連れて行ってもらったのを彼女に話したら行きたいと前からずっと言っていたのがようやく実現したというところです。鶴橋の商店街を抜けてしばらく歩いて店に着くと店頭に2人連れの客が並んでました。ボクたちも待つことにして、店を覗いてオモニにメニューをもらって何を食べようかと思案していると雨がポツポツと降ってきた。メニューとボクたちの注文を紙に書いて彼女に渡してもらうと、ボクたちが席に通されたときにはすでに鉄板の上には一品目が到着していました。以前連れて行ってもらったときと同じ一番奥の座敷のテーブル。白菜キムチ、キムチとてっちゃんの炒め物、ユミちゃん焼きそば(厚揚げとコンニャクとすじ肉が入ってる)、キムチポッカお好み焼きとビールを堪能しました。店の中もその周囲もとても静かで、土曜日の昼に小学校から帰ってきて家で昼ごはんを食べているような、そんな雰囲気のある店です。もし家の近所にあったら毎週のように通っていることでしょう。お好み焼きも焼きそばもホントに美味しい。最高です。
 鶴橋から近鉄電車に乗って難波に移動。鶴橋といえば通っていた高校は鶴橋だったし、大学にも日本橋から地下鉄に乗り換えたり、就職して最初の1年は難波経由で通っていたし、今住んでいるところに引っ越すまでずっと利用していた路線なので久しぶりに利用しました。難波ではボクも彼女もシャツを買って帰ってきました。夜にDVDでさよなら、さよならハリウッドを見ました。

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底に沈んだ何かわからないもの

 朝バタバタと家を出たので昼ごはんまで何も食べてなくて、おいしいものを食べようと思ってお気に入りの担々麺の店に行ったら店頭に人が並んでいた(椅子に座っていた)のであきらめて韓国スープの店に行きました。魚介のスープを選んだら具にアサリと何かモチモチした食感のものが入っていた。最初トックかと思ったけど形も色も違うし、どちらかというとジャガイモを練って作ったニョッキみたいな感じなんだけど、いったいあれは何だったのでしょうね。口にしたときにおいしいと思ったのだけど、待てよと考えてみて、それ自体に味はないよな、これって食感だけのものじゃないのかと思ったりしたのでした。食感も味の内ということ?
 仕事は相変わらずやることがたくさんあってなかなかすべてを同時に進めることが出来ていないのだけど、とにかくひとつずつ済ませていくしかないかと思いながらやっています。合間に時間を見つけて開発メンバーで勉強会を開いたり(それぞれの得意分野でやるので知識が共有できる)、立場的にもいろいろと矢面に立たないといけないので何かと予想だにしないことに時間を取られたりする。まあそんな中でも作業時間を確保して効率よく仕事するのが当然のことなんでしょうけど。
 そんなわけで、他人が仕事のことで愚痴っていたりするとあまり良い気分がしない。開発に関わる人間なら作業時間の確保とスキルと効率の追求を極限までした上で言ってるのかと聞きたくなる。仕事のまわらなさを人のせいにすることの方が簡単なのかも知れないけど、でもそれは自分の不徳の致すところだと試しに考えてみれば、これから身につけないといけないたくさんのことが見えてくるような気がする。なので出来ることならそのような意識をメンバー間では共有したいなあと思っています。新人でもやる気のある人とは気持ちよく仕事が出来るので、やる気のない人とは仕事したくありません。
 こんな夜中にこんなことを書いているボクはどうしてしまったんでしょう。これじゃあまるで仕事人間みたいじゃないですか。まいったなあ……

親切なクムジャさん

 親切なクムジャさんを見ました。
 クムジャさん、実は全然親切じゃないんです。いや、親切なんですけど、それは裏の目的があっての親切なのです。親切にしておいたらあとで協力してくれるだろうという裏。にしても、ものすごい計画性。『親切な』という邦題からはまったく想像しなかった展開で驚きの連続でした。
 作品としての焦点が主人公の復讐にあたっているため、復讐の対象のその異常な行為(殺害する子供たちをビデオに録画するという行為)を突きつけられてもその残忍さは今ひとつ全面に出てこず、それが異常で残忍であることはわかるのだけど、結果的にはこの映画における彼のキャラクタを定義するだけであって、身に迫ってくるリアル感が出てこなかった。物語そのものに現実味を感じられなかったのかなあ。
 自らの復讐のために周りの人々を巻き込んでいく手腕は尊敬に値すると思いました。w

親切なクムジャさん プレミアム・エディション
ジェネオン エンタテインメント (2006/03/24)

岩盤浴、食器棚、ジェノベーゼ

 週末は彼女の誕生日だったので裏作業が進みませんでした。裏作業とは、仕事は別に進めているプロジェクトです。技術的チャレンジが含まれています。
 土曜日が誕生日だったので昼過ぎ夕方前くらいに家を出て大阪城公園をぶらぶらと散歩しました。英会話教室から帰ってきた彼女がボクをたたき起こして『天気が良い。とても天気が良い』と連呼するのです。天気はそれなりに良くて日向にはいると暖かい春の陽気が感じられました。大阪城公園は桜にはまだ少し早かったけど梅が控えめに咲いていてキレイでした。
 夕方に彼女が予約してくれた岩盤浴に行ってきました。はじめての経験でしたが1時間寝そべって汗だくになって、老廃物が体の外に出てすがすがしい気分になれたような気がしました。ボクたちが行った店は個室があったので2人で入ったのですが、仮に1人で行ったとしても個室じゃなくても本を読めば退屈しないんじゃないかと思いました。岩盤浴で新陳代謝を良くしたあとは韓国料理屋に行って誕生日のお祝いをしました。最初に入った焼き肉屋が満席だったので別の韓国料理屋に移動したのです。焼き肉を少しとキムチやナムルやキムチチゲやイカの炒め物などを頼み、彼女は梅酒を、ボクは韓国のビールを飲んで2人とも食べきれずに満腹に。場所が前の職場の近くで、道中少し懐かしいような感覚も味わいました。
 日曜日も昼過ぎ夕方前に家を出て近所のファミレスでコーヒー飲んでからホームセンターに買い物に行きました。台所に置く食器棚を探しているのですがなかなか良いのが見つかりません。食器も収納できて、エスプレッソメーカーも置くことが出来るものを探しているのです。家にあった通販のカタログにちょうど良さそうなのがあったのだけどそれが去年のカタログで、ネットで見てみたら販売終了ということでした。この日の近所のホームセンターでは良いものが見つからず、日用品を買って帰りました。家に荷物を置いてから今度はスーパーに買い物へ。誕生日2日目は夜ごはんにパスタを作ってあげるのです。ジェノベーゼに初チャレンジということで、バジルやイタリアンパセリや松の実なんかを買いました。彼女の好みの甘口ワインとボクはコロナを買いました。ジェノベーゼは食材さえ揃えれば簡単に作ることができます。ただひたすらすり鉢ですり下ろせば良いだけ。それを茹であがったパスタと混ぜれば良いだけなのです。塩味が薄かったようで彼女はパルミジャーノをひたすらかけていましたが、それでもなかなか美味しかったです。付け合わせにガーリックトーストも作りました(ガーリックバターを作った)。
 普段あまり作らない凝った料理をすると気分転換にもなるし生活も少しばかりリッチな様相を帯びてくるのでまた週末に何か作りたいと思いました。

スカーレットレター、宇宙戦争

 スカーレットレターを見ました。
 どういう映画か知らなかったのですが、見る前から唯一知っていたことは、この映画に出ている女優がこの映画で演じた役がきっかけで自殺をしたと言われている、ということでした。DVDの再生をはじめると、映画がはじまる前にそのことについての一文が表示されていました。
 物語は終盤になって登場人物のそれまで描かれていた関係性に新たな光が当てられ、結末はどうにも後味の悪いものなのですが、そこに至るまでの主人公らの行動がどうにも稚拙であったりあまりにも後先を考えずにその場の欲望で動いていたりして、ボクは常にどこかで『もっとしっかりしろ』と感じながら見ていたような気がします。
 もちろん小説や映画にそんな感情を抱いても仕方がないのですが、だってわざわざそういうように描いているのだから、もしもっとしっかりした人物として描かれていたらその物語自体が成立しなくなるでしょう。でもそれは立て続けに見た宇宙戦争でもより強く感じてしまって、とにかく勝手に行動したり叫び散らしたりするな、と。それは状況をより悪くするだけでしかないのだから、もしハリウッドスターになってなかったらこんな生活していただろうというリアルさをにじみ出していたトム・クルーズの言うことを、とりあえずは父親なんだし大人なんだから聞けと映画を見ている間中ずっと思い続けていました。
 どうやらボクは、状況判断が出来なかったりいい大人なのに後先考えずに行動してしまって状況を悪くするだけの人たちを見ていると苛つくようです。たとえそれが映画であっても。

スカーレットレター
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アミューズソフトエンタテインメント (2005/10/28)
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宇宙戦争
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パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン (2005/11/09)
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