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 夏休み4日目。
 この日は昼からお客さんがやってくるということで、午前中から買い物に出かけました。買い物に出かける=車で隣の市まで、なので結構な遠出。前日の金沢からの道中と同様、子供がチャイルドシートを嫌がって仕方なかった。たぶんじっとしているのが嫌なんだと思う。
 妻の叔父さん叔母さんと従兄弟がやってきて、昼からビールを飲んでました。テレビで高校野球を見ながら(富山代表がすでに敗退していたので、叔父さんは何故か石川代表を応援していた)そうこうしているうちに、うちよりも3ヶ月お兄ちゃんのお子さん(Oちゃん)がいて、いつも服をもらっていてものすごく助かっている(おかげでほとんど服を買った記憶がない)妻の親戚家族が来られました。ゴールデンウィークのときはこちらから向こうのお宅にお邪魔したのですが、そのときすでに歩くことが出来ていたOちゃんは小走りをして見せました。ああ、歩けるようになっただけでも目が離せないというのに3ヶ月後には走るようになるのか、と苦笑しながらもこの先の子供の成長に期待を寄せるのでした。
 妻のお母さんが用意してくれていたビニールプールでうちの息子とOちゃんが水遊びするのを見守るというなんとも穏やかな時間が過ぎていきました。Oちゃんたちが帰ったあと、水遊びで疲れて昼寝をしている子供の横で、昼からビールを飲んでいたボクもうとうとと寝てしまいました。気がつくともう夕方で、妻の叔父さん家族が帰るところでした。息子はたぶんもっと前に起きていて、家の前で飼ってる犬や猫と遊んでる様子をXactiで撮ったのをあとで見ました。息子が犬や猫を触って楽しそうにしていたので、眠っていたことを悔やんでも悔やみきれなかったりして。。

 夏休み5日目。
 次の日の朝一の飛行機で東京に戻るというわけで、富山滞在は実質この日が最終日。昼ごはんを食べてからファミリーパークに行くことになりました。富山市にある動物園なのですが、丘陵地帯にあるみたいで、都会の動物園みたいに次から次へと檻の前を通り過ぎるというようなものではなく、ちょっとした山の中を散歩しているような気分にもなるようなところでした。妻と子供が東京に出てくる前に1度来ていたのは写真で見て知っていたのでいつかは行ってみたいと思っていた場所です。この日はとにかく暑かったけど、ファミリーパークに入ると木陰が多くて、暑さはあまり苦にはなりませんでした。しょっぱなからキリンを見てテンションが5上がったボクは、広い敷地内を全部見て回るつもりでいたのですけど、4時になって突然『あと30分で閉園です』というアナウンスが流れて愕然としました。閉園時間を確かめていなかったのです。それでもまあ、キリンとシマウマを見て、ガラス窓越しに寝ている虎を目の前に見て、子供と一緒にひよこを撫でたり掴んだりして、郷土動物館では亀とか蛇とかフクロウを見て、猿山も見て、熊を見て、様々な種類の鶏(日本鶏)を見ることが出来ました。レッサーパンダやラクダやカモシカやバーベキューコーナーが見られなかったのは残念でしたけど、園内に閉じ込められると次の日の飛行機に間に合わなくなるので(もっとも、富山空港には妻の実家よりこっちの方が断然近いのですが)おとなしく外に出ることにしました。帰りに前にも1度来たことのある珈琲哲學という名の喫茶店で休憩して帰りました。
 翌朝は早いにもかかわらず、荷造りしたりテレビを見てたりしていたら結局いつもと同じくらいの時間になってしまいました。

 夏休み最終日。
 何も食べずに車で富山空港まで送ってもらって(子供はスナックパンをかじってたけど)、空港で買ったますの寿司を飛行機の中で食べてなんとか落ち着きました。飛行機が窓際ではなく真ん中のブロックだったので、外の景色も見えずに退屈だった。まあ、子供がぐずったりパンくずを散らかしたりしたので、そういう意味では退屈ではなかったのですが。
 羽田からバスに乗ったのだけど月曜の朝の通勤時間だったので混雑していました。まっすぐ家に帰っても良かったのだけど、バスに乗ってるうちに子供が眠りだしたので、帰りにミスドで休憩していくことにしました。
 都会の暑さは田舎の暑さとは違うなあと感じながら家に帰ってくると、妻がベランダで育てている植物が軒並みぐったりしていて、妻が慌てて水をやっていました。その前の週は雨の日も多かったので大丈夫だろうと高をくくっていたそうです。図書館に行ったり、買い物がてら近所を散歩したりして、夏休み最終日を過ごしました。
 おわり。

 夏休み2日目。
 午前中に東京に送る荷物をクロネコヤマトに取りに来てもらい(1年前まで住んでいた妻も、ボクも家の郵便番号を忘れていた)、昼食にヨドバシ梅田の点心食べ放題のお店で親と食事をしてから、2時過ぎのサンダーバードで大阪を離れました。1年ぶりの大阪は滞在時間短し。体感滞在時間はもっと短いし、大阪らしいこともほとんどしなかった。次はいつ帰って来られるだろう。そんな感傷に耽る暇もなく、金沢まで3時間弱の道中はさすがに息子もぐずって何度となく抱いては列車の連結部分に出ることになりました。すっかり飛行機で移動するのになれてしまったので、この3時間弱が長い長い。でも大阪から北陸方面には飛行機が飛んでいないのです。サンダーバードが一番早いんです。
 やっと金沢に着くと雨がぱらついていました。ここのところ、金沢駅に降り立つのは金曜の夜に東京駅を出て、上越新幹線と特急を乗り継いで時計の針が深夜12時を過ぎた頃ばかりだったので(単身赴任中のこと)、夕方に大阪方面からやってくるのは何年ぶりのことでしょうか。というような感慨に耽る暇もなく、車で迎えに来てくれていた妻の妹(その日の朝に大阪から車で来たばかりのはず)の運転で富山の妻の実家へと向かいました。
 実家の皆さん(妻の両親とおばあちゃん)の目当てはもちろん息子で、挙って抱っこしてくれるので、おかげでボクたちはようやく子供から目を離すことが出来るようになりました。休みの間、子供が抱っこしてくれとぐずっても『おじいちゃんのとこに行き』と言うだけで済むことがどれだけ楽だったことか! こんなときくらいしか楽は出来ないので、休みの間は存分に楽をさせてもらいました。

 夏休み3日目。
 この日は家でのんびり過ごす。家の前で桶に入れた水で子供が水遊びしてるのを眺めていたり、お墓参りをしたり(都会の墓地と違って、田んぼの脇に突然ある)、夜は家の前でこっそり花火をしたりしました。近所に口うるさい人がいるらしく、昔にも花火をしていたら小言を言われたらしいのですが、このときも家の中からこちらの様子をうかがっているのが見えたらしいです。都会よりも田舎の方がストレスフリーな生活が送れるようなイメージがあるけど、妻の実家の話を聞いていると、プライバシーが守られなさ過ぎていて東京の方が気楽に暮らせそうな気がします。田舎は近所づきあいに気を遣わされて大変そうです。
 妻の従姉妹が彼氏を連れてやってきて、見た目はシュッとしてるんだけど喋ったらやっぱり富山弁なんやと、当たり前のことを思ったりしました。

 4日目に続く。

年末年始

 年末年始の休みを妻の実家の富山で過ごしました。一週間くらいいましたが、雪が降っているか積もっているかしていたので外に出るととても寒かったです。反面、家の中は暖かい状態に保たれていて、東京に戻ってきて感じたのは外に出ると富山の方が寒かったと思うけど家の中に入ると東京の方が寒いということでした。休みの間は意識して買い物などに出かけるようにしていたのですが、だいたいは家でテレビを見て過ごすことになりました。
 休みの間は息子とたっぷり遊ぶことが出来ました。コミュニケーションらしきものがより芽生えつつあり、こっちのすることでいろいろ笑ってくれるようにもなったし(スルーされるときも多々あったけど)、とにかく何でも掴んでは口に入れるようになりました。ボクの指もよく噛んでいたし(そこには近い将来に生えて来るであろう乳歯の予感があった)、どうも奥歯で物を噛みたいようで以前に買った歯固めのおもちゃだと奥まで届かないので新しいのを買ったら一生懸命に噛んでました。ボクの顔も良く触っていたし、もっと顔を近づけると眼鏡を掴んでなかなか離そうとしなかった。自分の足の指を口に入れようともしていた(実際に入れていた)。お風呂に入れるといつも頭を洗うときに泣いていたのが今回はぐずったり泣きかけたりはしたけど泣くところまではいかなかった。お湯につかる前に膝の上で足の方から少しずつお湯をかけていくときに何度かおしっこもした。布団の上で一生懸命に寝返りの練習をしたり、もう遅い時間なので寝ないといけないのに、気に入ったのか何度も寝返りをしてそのたびに仰向けに戻したり(一度出来てたけど、俯せから仰向けに戻るのはまだマスターしていない)、踵をドンドンと床にぶつけたりおもちゃを掴んだまま腕を振っておもちゃを投げ飛ばしたりといたずらっ子の予感も十分に感じられました。
 ともかく一緒にいることの喜びが大きかったです。来月のはじめに家族揃って暮らしはじめるのが待ち遠しくて、それまでの1ヶ月が長く感じられるのではないでしょうか。

 日曜日の朝一の飛行機で東京に戻ってきました。その時間にはいつも利用する路線の空港行きのバスがなかったので、5時半に家を出て妻に空港まで送ってもらいました。日曜日も全便満席だったので富山空港には人がたくさんいました。離陸する頃にはあたりも明るくなっていて、明るい時間に飛行機に乗るのがもう数年ぶりだったので思う存分窓の外の景色を見ました。飛行機が離陸して上昇するとあたりは田んぼと山しかなくて、そのうち雲を突き抜けるともくもくと広がる真っ白な絨毯に子供たちは(子供連れの家族が何組か乗っていた)喜びの声を上げていました。絨毯が薄くなっているところから地上の田んぼが見えたりして、声こそ上げなかったけどなかなか見ていて楽しかったです。
 羽田からはバスと電車を乗り継ぎました。引っ越す前は京急一本で帰ることが出来たのでこの点については不便になったかも知れません。もしかしたら東京でバスに乗ったのははじめてかも知れません。大きい道を通るのかと思っていたら意外と細い生活道路を通ったりして面白かった。家について洗濯物を干そうとベランダに出ると首に鈴を付けた猫がいました。その日はずっと家にいてDVDを見たり掃除したりして過ごしました。

5年ぶりの飛行機

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 今回の6連休の行きは東京から電車を利用したのですが、帰りは小松から羽田に飛行機で帰ることに1ヶ月前に決めたのでした。正確には28日に前に決めたのですが、国内線ドットコムというサイトでチケットを購入するときに28日前だと割引が効くのです。そのときも(サイトでチケットを購入するときも)決済のページに行ってはページを閉じてしまうということを何度も繰り返していました。というのも、ボクは飛行機に乗るのが怖くて仕方がないのです。それなら何を迷っているんだ、電車を利用すればいいじゃないかと言われそうなものですが、たしかにその通りなのです。お盆休みの帰りは金沢から越後湯沢までの指定席が取れなかったので金沢へ早めに行くことになったのですが指定席が取れればそんな必要もないし、そうすると実際のところは妻の実家を出る(=子供と別れる)時間はほとんどかわりません。もちろん違うのは東京に着く時間なのですが、どういうつもりで飛行機のチケットを購入したのか1ヶ月前の自分に問いただしたい気持ちでいっぱいでした。
 そんなボクを見て妻はお好み焼き屋でビールを飲むのに付き合ってくれたのですが、全然酔えません。金沢から小松空港へ向かうシャトルバスに乗ってひとりになると話し相手がいなくなって恐怖心が少し減るような気も。国内線に乗るのは初めてだったのですが、国内で唯一利用したことのある関西国際空港に比べると小松空港は地元の総合病院みたいな感じでした。予約していたチケットを受け取って荷物のチェックを通って搭乗口でテレビを見ている間も緊張は解けず、実際に飛行機の座席に着いても緊張は解けないものの諦めの気分は醸成されつつありました。ここまで来たら怖がろうが何しようが現実はボクの思いとは関係なく展開していくのだ(ホントは最初からそうなのだけど)。
 妻からもいろいろとアドバイスをもらっていたのだけど、ボクはもうこうなったら窓から(窓際の席だったのです)ずっと外を見ていてやろうと思ったのでした。それでいざ離陸して飛行機とその中にいる自分の体がふわっと宙に浮くような感覚を感じながらも窓の外を見続けていたのですが、何も見えません。しばらく上昇してから窓から後方を見てみたら地上の灯りが見えました。機内ではスクリーンに映し出されたNHKのニュースをヘッドフォンで音声を聞きながら見て、アイスコーヒーをもらって飲んでいたら機体が下降し始め、窓の外を見ながらどういう航路を飛んでいるのだろうと思っているうちに羽田空港に着陸していました。
 飛行機に乗ること自体が5年ぶりくらいで緊張していたということもあったのですが、実際に乗り込む前の方が恐怖心は強かったです。いざ乗ってしまうとどこか諦めてしまうのでしょうか。時間を考えれば電車を利用するよりも圧倒的に飛行機の方が早いのですが(羽田空港から家の最寄り駅が近いということもあって)、前々日くらいから飛行機に乗ることばかり考えてしまうことも考慮すればどっちが短時間なのかはよくわからなくなってきます。
 それはそうと、小松から羽田まではどういった航路を飛ぶのでしょう。次回利用候補に挙がっている富山空港だとまた航路が違ってくるみたいですね。

 9月に入って暑さを取り戻しているかのような東京にいて、もう2週間以上も前のはるか富山での出来事を未だに書いている自分は何なんだと思わないでもない。何なのかはわからないけど何故なのかはわかる。たんに書くことをサボっていたからに過ぎない。
 この日(8/16)は午後から子供を連れて買い物に出かけようということになった。翌日(8/17)の3時過ぎに金沢を出る電車で東京に戻らないと行けなかったので実質最終日(しかも金沢から越後湯沢までは指定席が取れなかったので心配性のボクは最低でも1時間前には金沢に着いていたかった)。外は大雨でテレビでは大雨注意報が出ていた。それでも出かける計画は進んでいたのだけど、出かける準備をしているところに来客が。妻の親戚が訪ねてこられたので子供を連れて初めての対面。母親と娘さん姉妹の3人での来訪だったけど、娘さんはだいたい妻(とかボク)と同じ世代だったので妻のいとこになるのかなと思っていたら、あとで聞いたらなんとお母さんのいとこにあたるということだった。妻のおじいちゃんは兄弟が多くて、妻のお母さんのいとこにあたると思っていた、(お客さんの)お母さんの方はなんと妻のお母さんのおばさんにあたるのか。そのことがなかなか驚きだったことと、姉妹のお姉さんの方が結婚が決まったそうで旦那さんの出身の東北の方へ嫁がれるという話をしていたときに妻のおばあちゃんがそのことについてけっこういろいろ訊くのにも驚いた。相手の方がどういう仕事をしているのかとか。ここいらでは普通のことなのかなあ。
 ところで、この休みの間に何回か妻の親戚が訪ねてこられたけど、もちろんそのたびに子供を披露するのですが、そういうときに限って息子はおとなしくしているのです。それだから『おとなしいね』とか言われるのですが、いったん泣き始めたときの音量とキーの高さと言ったらこの上ないことを親は知っているわけで、やはりボクに似てはじめて会う人の前ではおとなしいんだなと思ったりしました。
 大雨の中をお客さんが帰られたあと、ボクたちも同じ大雨の中を買い物に出かけました。お母さんの車にチャイルドシートを付け替え(すっかりチャイルドシートのセッティングにも慣れた)、金沢のサティへ。サティへ着くと、妻とお母さんが1階で買い物をするというので、ボクは息子をベビーカーに乗せて3階の子供用品の売り場へ行きました。もしかしたら次の日に東京へ戻ってしまうボクを気遣って子供と2人きりにしてくれたのかもしれません。エレベーターで3階にあがって、ベビーカーを押しながらぶらぶらと売り場をまわりました。基本的にボクは子供と2人きりの時は(他に誰かいるときよりも)子供に対して話しかけます。子供が生まれるまでは目にもとまらなかった赤ちゃん用の休憩室(おむつを替えたり授乳したり出来る)でおむつを替え、のどが渇いたのでベンチに座って飲み物を飲んでいたら妻とお母さんがやってきました。ぶらぶらしていたときに見つけた、ベビーカーに荷物を掛けられるようにするフックを妻に見てもらったりして買い物をして、帰る前にもう一度おむつを替えてから家に戻りました。妻のおばさん(お母さんの妹)家族が来てくれて一緒にご飯を食べました。テレビでオリンピックを見ながらビールを飲んで(そういえばオリンピックをこんなに見たことはなかったような気がする。4年前はどうしてたんだっけ?)、子供とお風呂に入りました。

 最終日(8/17)はずっと子供の横にいてたっぷりスキンシップをはかってから、昼過ぎに(ボクが)泣く泣く息子と別れて妻に金沢まで送ってもらいました。自由席に乗るしかない特急の発車時刻1時間前に着いたので座ることが出来ました。
 そのような今年の夏休みでした。

夏休み DAY 3(8/15 桜ヶ池)

 お盆ということもあってか、妻の実家にいると親戚の方が突然訪ねてこられます。そういうことが何回かあってそのたびに出かける予定が崩れてしまうのですが、でもまあわざわざ訪ねてきてくださっているのだからそうもいってられません。妻のお母さんの言うところによると今年はとくに子供が生まれたから顔を見にということのようです。それならますますそうもいってられません。ボク(と息子)にとっては初対面の相手ばかりでしたがボクも息子も他所様の前では借りてきたような猫のようにおとなしくなるのでした。
 夏休み三日目のこの日はそのような来客もなく、夕方に子供を連れて妻と3人で近くの桜ヶ池に出かけました。近くといっても車で20分くらいの距離なのですが、大きな池があってその周りが遊歩道のようになっていて、比較的豪華な遊具の揃っている公園もあってわりかしよく足を運ぶ場所なのです。去年のゴールデンウィークに大阪から一緒に来ていた友人家族と一緒に遊びに来て以来で、そのときにはまさか次来るときには自分たちの子供と一緒とは思わなかったはずです。池の畔においしいソフトクリーム屋があってそれも目的のひとつなのでした。この日はベビーカーに子供を乗せて少し歩いてから公園を見下ろす場所にあるベンチに座ってのんびりとした時間を過ごしました。といっても子供のおむつを替えないといけないのでそうのんびりもしていられないのですが。ともかく、家に近くにこうして自然に囲まれて空気がきれいなのんびり出来る場所があるというのは生きていく上で重要なことのように今更ながら改めて思いました。いずれ東京に妻と子供が出てきたときに住む場所を探す大きな条件になりますね。
 ベビーカーにおさまった息子はおとなしくしています。乗り心地がいいのでしょうか。あまり連れ出すと疲れてしまうので気をつけながら、でも小さな頃からいろんなものを見せてやりたいと思いました。

富山と大阪で走る

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 今朝目が覚めたらあまりの頭痛と寒気に起き上がることが出来ませんでした。それでもゴキブリなんかになるよりはましだったと思いながらなんとか会社に電話を入れ、体の力を抜いた後の記憶はありません。次に気がついたのは夕方くらいで、その次は夜遅くでした。少しは楽になっていたので簡単に食事を用意して妻と電話で話をしました。
 そういうわけなので今日は Wii Fit はお休みです。これまでほぼ毎日トレーニングを続けていますが、ひとつだけ物足りないのがジョギングです。部屋の中で30分足踏みしているのがどうも物足りなくて、それで年始に妻の実家の富山に帰るのをきっかけにしてジョギングを始めてみようかと思っています。今住んでいる東京のマンションの近くでジョギングに適したような場所があるかどうかよく分からないのですが(車の通りの激しい大通り沿いを走る気にはなれないし)、少し離れたところには川があるのでそこまで行けば走れるのかもしれない。でもまあ年末まで短いこともあるし、年明けからはしばらく大阪で暮らすことになるので、大阪の家は近くに川が流れているので毎朝走ってやろうかと思っています。大阪にはとりあえず1ヶ月いるということになっているけど、成り行き次第ではどうなるかわかりません。いろんな事情が絡んでいて簡単に決断を下せないわけですが、物事をシンプルに考える=何が一番大事かと考えるならば結論はもうすでに出ています。
 Wii Fit を続けてみて日々の積み重ねが目に見える形で残っていくのが楽しいなと思ったのと、部屋で30分ジョギングしていても音楽を聴いていないと退屈だったので、Nike + iPod をほとんどはじめて真剣に見てみたのですが良さそうですね。そういうわけなのでジョギング用に iPod nanoNike + iPod Sport kit を購入しようと思っています。アームバンドも買って、あとはジョギング用のシューズを買わないといけないのですが、Nike の靴を買うべきかどうかで悩んでいます。Nike の靴じゃなくても iPod Sport kit靴に取り付けることができるようなので。でもいずれにせよジョギング用のシューズは買うつもりです。
 運動をはじめたのは体重を落としたいということもあるのですが、体力や筋力を付けたいという方が大きな理由です。何事も集中力を持続させるためには体力が必要だろうと思ったからです。やりたいことをやるためには集中力が必要で、だいぶ出遅れてしまいましたがまだ間に合うんじゃないかと思いました。

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妻の実家の法事

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 先週末、妻の祖父の法事のため実家のある富山へ行ってきました。法事は日曜日にあったのですが、ボクたちは土曜日のうちに富山に行っておくことにしたので、その前日の金曜の夜、仕事を終えたその足で大阪に帰ることにしました。大阪に帰るチャンスがあれば極力逃さないようにしようと思っています。
 そのようにして金曜の夜に大阪に帰ったら富山から妻の妹の友達が大阪に来ているという。土曜日に大阪であるライブに妹と一緒に行くためというのが理由らしくて、ボクは新幹線では何も食べなかったので4人でファミレスに食事に行きました。近くのテーブルにいた男女2人連れの客をネタにあーだこーだとあることないこと言ってるうちに(そのうちのいくらかは当たっていた)お腹もいっぱいになったので帰って寝ることにしました。
 土曜日の昼に梅田でお好み焼きを食べてからサンダーバードで金沢へ。妻のお母さんが車で迎えに来てくれました。実家に着いて夜ごはんに寿司を食べながらテレビを見たりして、大阪から最終のサンダーバードで帰ってくる妻の妹とその友達を迎えに金沢へ向かいました。ボクたちの方が少し早く着いたので閉店間際の駅前のスターバックスで温かい飲み物を買ったのだけど、ボクだけが半袖で冷たい飲み物を買った。みんな寒いと言うけどボクにはちょうど良い気候だったのです。
 妹と友達を乗せて実家に戻り、次の日の法事に備えて念のため礼服に袖を通してみる。最後に使ったのが今年の4月だったの思うけどそのときよりもウエストは成長していたようです。でもまあ無事入って良かった。

 10時から法事だったので8時過ぎくらいに起きました。朝ごはんを食べて、着替えてとしているとあっという間に時間に。小一時間くらい正座していたら足はすっかりしびれてしまいました。法事の後の食事会をやまびこ荘というところでやるらしく、なんとマイクロバスの送迎付きでした。というわけでバスに乗ってやまびこ荘へ。控え室と食事をする部屋とが貸し切られていました。
 法事ということで妻の親戚の方もいたので、また結婚祝いをいただいたりもしていたので、そのお礼も兼ねて結婚の報告なんかをしたりしました。真面目に挨拶したらあとで妻のお母さんに『オチがなかったね』と言われてしまったけど……。料理もおいしくてひたすらお酒を飲んでいました。見聞が広くて話のおもしろいおじさんがいたので退屈することはなかったです。3時くらいにお開きとなって再びマイクロバスで家に戻りました。
 やっと服を着替えて楽な格好になり、しばらくは親戚のおじさんと世間話をしていたのですがおじさんたちが帰って行って妻のおばさん夫婦とその子供(妻のいとこたち)だけが残り、ボクたちはその日のうちに大阪に帰ろうかと思っていたのだけど、いとこのうちの唯一の男の子がホッケーの選抜試験で神奈川の方へ行っていて夜に戻ってくるというので大阪へ帰るのを次の日に延ばすことにしました。それでどういう話の流れかわからないけど夜ごはんにパエリヤを作ることになって材料を買いに近くのスーパーへ。サングリアを妻の妹が作って、パエリヤはボクと妻とで作りました。両方ともまあまあおいしく出来たんじゃないかと思います。選抜試験に行っていたいとこも帰ってきて話を聞いたのだけど結果はまだ出ていないということでした(これを書いている今でもまだ出ていないのかな?)。

 月曜日の朝は早起きして大阪に戻ることにしました。金沢の駅についてボクと妻は切符を買いに、妹とお母さんがスターバックスで飲み物を買いにと二手に分かれ、最後は走ってギリギリサンダーバードに乗ることが出来ました。指定席の車両とは違う車両に飛び乗ったので電車の中を歩いていたのだけど、ある車両と車両の間が通れないということでしばらくは自由席に座っていました。少しして通り抜けられるようになったので自分たちの席へ。その車両には子供連れが多くてわりとにぎやかだったのですが、普通は子供が泣き出したら親がまわりの人に気を遣って子供を抱いて車両の外に連れ出したりするものだと思っていたのが、ちょうどボクたちの後ろの席の親はそのような考えの持ち主ではなかったようでたいへんうるさかった。マナーの悪い親だったのだけど、それでもボクたちは眠くてほとんど寝ていました。
 大阪について、薬局と阪神百貨店で少し買い物をして家に帰りました。3人でビールや杏酒を飲んで、夜ごはんにはボクが見様見真似でホワイトソースのパスタを作りました。まあそれなりにおいしかったです。
 で、最終かその一本前の新幹線でボクはひとりで東京に戻りました。戻りたくなかったけど戻らないわけにはいかなかったので。

妻の実家に帰省、流れ星と北斗七星

 2日間のサマーソニックを満足のうちに無事終え次の日、7時20分梅田発の金沢行き高速バスに乗らないといけなかったので5時台に起き慌てて出かける用意をしました。妻の実家の富山に帰省するわけですが、妻の妹はバスのチケットが取れなかったので大阪から金沢までサンダーバードか雷鳥かの自由席で向かうということでした。まあ大阪発なので時間に余裕を持って行けば座れないことはないだろうということです。ボクたちが7時20分に大阪を出て金沢には12時過ぎに着く予定だったので妻の妹も同じくらいの時間に着くようにということで、ボクたちは一足先に大阪の家を出て阪神電車に乗って梅田へ。バスの時間にもギリギリだったので少し焦りましたが無事乗ることが出来てバスは発車しました。
 しばらくは久しぶりに見る梅田の町並みを眺めていたのですが新御堂に乗って千里ニュータウンに向かうというバスのアナウンスがあったのを最後に、ボクの記憶は両手ですくい上げた乾いた砂のようにこぼれ落ちていきます。大阪から金沢まで、途中で何度かサービスエリアで休憩が取られ妻にも外に出ないかと言われた記憶はあるのですが、ボクは大阪で座席に腰を落ち着けてから金沢に着くまで一度もその席から立つことはありませんでした。それどころかバスは渋滞に巻き込まれ(しかしどのあたりで渋滞に巻き込まれたのかはわからない)予定より1時間半以上遅れて目的地に到着したにもかかわらず、その道中があっという間だったという印象をボクは抱いてさえいたのです。つまりボクはほとんど寝続けていたわけです。
 金沢に着き、金沢駅横のスターバックスで妻のお母さんとおばあちゃん、そして別のところにいた妹がやってきて昼ごはんを食べに車で移動しました。金沢から富山の妻の実家に向かう途中にある自然食の食堂(レストラン)。前にも一度来たので2度目の訪問となりました。五箇山の豆腐や豆乳を使った料理が目立ってました。素材の味を生かした料理はとてもおいしくて、ここ1ヶ月ほどの東京での食生活から比べてみればまさに天と地ほどの差がありました。料理の味わいが楽しくて、おいしい料理はたぶんたくさんあるだろうけど食べていて楽しい料理はあまりないんじゃないかなと思ったりしました。
 妻の実家に帰る途中でスーパーで買い物をして、妻はすぐに友人の家に生まれたばかりの赤ちゃんを見に行ってしまいました。ボクはテレビで江戸幕府の裏側みたいな番組を見ながら(9代将軍が実は女性だった、とかなんとか)うとうとしたりしてました。やがて妻が戻ってきて豪華な夕ご飯をいただき、すっかり暗くなった中を家族みんなで歩いて5分くらいかけて墓参りに行き、帰り道に妹が自転車でこけて、それから家の前の車庫の前にゴザを敷いてその上に寝転がって星空を見上げました。寝ころぶとアスファルトが日中に蓄えた熱が伝わってきました。流星群が見られる時期だったわけですが、確かに流れ星はいくつか見ることが出来ましたが、それよりも『北斗七星はどこだ』という課題が与えられ流星群はすっかり主役の座を奪われる格好となりました。途中で妹の友達も参加して(すっかり家族の一員だな)でも彼女は風邪気味で夜に野外で横になって大丈夫かと思っていたんだけど、星もぽつぽつとしか流れないしもちろん北斗七星も見つからなくてみんなうとうとしはじめたので深夜過ぎてお開きとなりました。ボクは外では寝なかったけど家の中ではよく眠れました。

 この週末の3連休には行わないといけないことがいくつかありました。
 まず、妻の親戚からいただいた結婚祝いのお礼にまわること。これは妻の実家の富山で行うことになるので富山まで行かないといけません。そしてもうひとつは大阪の引っ越し先のご近所への挨拶まわり。あとは出来る限りの引っ越しの荷造りとか。基本的にボクは今東京で仕事をしていて大阪での引っ越しは妻と妻の妹まかせになってしまうので、大阪に帰ったら限られた時間内で出来る限りやらないとね。
 そういうわけで、まずは金曜日の夜に上野を出て金沢に着く夜行列車に乗ることにしていたのですが仕事のあとでいったん家に帰ってから週末の着替えなんかを用意して臨もうと思っていたのに、仕事のおかげで家に帰ってる時間がなくなってしまいました。しょっぱなからやってくれるものです。前途多難。それで仕方なく普段の仕事帰りの荷物を抱えて上野から夜行列車に乗りました。
 夜行列車に乗るのなんてはじめてだったのでどういうものなのかまったくわからなかったのですが、何のことはない、ほぼ普通の特急列車でした。座席が少しだけリクライニング仕様だったような気がするけどあまりかわりはない。3連休の前日だったからかどうかほぼ満席でした。中には首から立派なカメラを提げて車両の外観や内装を収めている人も何人かいました。ボクはその日の朝から体調を崩していて頭が痛かったので早々に寝てしまいました。途中何度か目が覚めたら窓の外が明るくてもう朝になったのかと思ったのだけど、携帯電話を見ると時刻はまだ深夜の3時台とかで、それはただの停車中の駅の照明だったのです。それから途中の駅でしばらく停まっているなと思っていたら、今度はこれまでとは逆の進行方向に列車が走り出しました。バックも出来るのね。
 窓の外が実際に明るくなりはじめると今度は列車に乗り込んでくる人たちも出始めます。その頃には発車時にはほぼ満席だった車両にも空席が目立ちはじめ、乗り込んでくる人たちは空いた席に落ち着くのですがそこで問題が。乗り込んでくる人たちはもちろん徹夜で夜行列車に乗ってはいないわけです。そして徹夜で夜行列車に乗っている人たちはそんな時間には疲れて寝ているわけです。その気分の違いはとても大きくて、新しく乗り込んできた乗客はボックス席の座席を回転させて家族で向かい合って楽しげに座っているわけです。そのひとつ後ろの座席では昨日の夜に会社を出たままの姿格好で頭痛もろとも一晩を座ったまま過ごした男がぼんやりとその様子を見守っているのです。どうして夜行列車の狭い座席に一晩押し込められた人たちを前にしてあんなに大きな音を立ててボックス席を回転させられるんでしょうか。
 朝の6時半に金沢に到着して駅のまわりを少し物色してからスターバックスに落ち着きました。そこに結局3時間くらい居座って(カプチーノ2杯とパンをひとつ)、大阪からサンダーバード(グリーン車)でやってきた妻と合流して金沢と県境を接している妻の実家のある富山県にバスで向かいました。バスの車中で妻が手のひらをマッサージしてくれるや否や、ボクはあっというまに眠りに落ちました。
 バスが妻の実家の最寄り駅に着くと、駅前では誰かが選挙演説を行っているようでした。というのもまず最初にたくさんの人が並んでいるのが見えたのですが、それがまるでバス停に入っていくバスを待っていたかのようにボクには見えて、町挙げてボクたち(の結婚)を祝ってくれているかのように思えたのです。もちろんそんなことは杞憂に過ぎず、寝ぼけ眼のボクは妻に連れられるままに駅まで迎えに来てくれた妻のお母さんの車に乗り込んだのでした。
 妻が用事を済ませている間、ボクは妻の実家で仮眠を取りました。そのあとで家族総出で昼食に出かけ(おいしいというラーメン屋に行ったのだけどそうでもなかった)、それから妻の両親とボクたちとでお礼参りにまわりました。雨が降っていたしほとんどがはじめて会う人だったのだけど、簡単に済ませてもらったのでそんなに疲れはしませんでした。夕方に妻の実家に戻り、妻の妹の友達がやってきたり夕ご飯をいただいたりして7時過ぎに家を出ました。今回の帰省には目的がふたつあって、まずひとつは結婚祝いのお礼まわり、もうひとつはずっと実家に置いてあった妻の自動車を大阪に持って帰ることだったのです。車を富山に置いていたのは大阪でそれを使う頻度と駐車場代を考慮してのことだったのですが、この度引っ越す一軒家には車庫があるので駐車場代を気にすることがなくなったのです。
 土曜日の夜の富山から大阪への帰路は大変なものでした。まずそれは台風へより近づいていくことになったのです。道中ものすごい雨に見舞われたりしながら、事故車を横目に見ながらなんとか帰ってきた頃には日付がかわっていました。一週間ぶりに家に帰ってくるととても安心して眠ることが出来ました。

急用と鮎の解禁日

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 何というか、激しく忙しい日々を送っております。何故どのように忙しいのかについては後日詳しく書いてみようと思いますが、とにかく時間が足りません。市役所が家の近所にあってよかった。週に何回も足を運んでますからね。

 先週末は急に用事が出来たので彼女の実家に帰っていました。土曜日の昼前に大阪を出て、日曜日の夕方に大阪に戻ってきました。たまたま土曜日が庄川の鮎の解禁日で鮎やに連れて行ってもらいました。鮎づくしという趣で、だめ押しは途中で出てきた鮎の塩焼きでしょう。25匹はあったと思います。ホントにめちゃくちゃおいしかったです。
 日曜の午前中に彼女の友達と3人で小矢部川の河原であれこれ喋っていました。3人とも同じ大学だったのですが、その彼女の友達は卒業後いくつかの仕事を経て地元に戻ってきたのです。大阪で何度か飲んだこともありましたね。家に遊びに来てくれたこともあった。川には鳥が飛んでいました。日陰にはいると少し肌寒いくらいの天候だった。小一時間くらい話してわかれると、ボクたちは彼女のお母さんと3人で金沢に向かいました。途中にあった農園食堂という店に昼食に立ち寄ってみたらなかなか良かった。これまで何度も前を通っていたけど入ろうとは思ったことがなくて、彼女のお母さんが最近誰かに良い評判を聞いたみたいです。体に良さそうな料理で久しぶりに玄米を食べました。
 金沢から雷鳥で大阪に戻ってくると、その足で母親と弟に久しぶりに会いました。弟が車で来ていたので家まで送ってもらったら、途中にカーナビに映っていたテレビのクイズ番組に夢中になったせいで少し車酔いしてしまった。それでも買い物に行かないといけなかったのでバラバラになった意識をかき集めてなんとか立ち上がりました。

 平日は洗濯したり料理したり仕事したりの毎日です。あと最近はよく市役所に行きます。無職ともなるといろいろと申請事項が多いのですね。雨が降ったり止んだりで、日によって風が吹いたり吹かなかったりで、暑かったり涼しかったりしていろいろと気持ちも落ち着かない日々です。

 なんかもう一週間以上経っていていささか賞味期限切れの感も拭いきれないところではありますが、ここはひとつおつきあい下さい。ゴールデンウィーク後半2日目です。

 朝9時過ぎに起きたのはその日に過密なスケジュールが予定されていたからでした。立派すぎる朝ごはんをいただき、他の人が外出する準備をしている間、家の周りをぶらぶらしたりしてました。ちょうど彼女も家の裏手に回って写真を撮ったりしていたので何枚か撮ってもらったりした。納屋の前に立って、カメラに向かって正面を向いたり横を向いたり。はたまた家の前になぜか置いてあったスカイウォーカー(運動不足解消マシン)に子供と初チャレンジしてみたり。
 彼女のお母さんとおばあちゃん、韓国人の友人家族と彼女とボクとでとなみチューリップフェアに出かけました。去年はボクと彼女と彼女のお母さんの3人で来た記憶があります。今年は一緒に行こうと言っていた彼女の妹は二日酔いでダウンしてました。とても良い陽気で普通に歩いていると会場内は日影が少ないので入ってすぐしばらくは木陰で子供と遊んでました。木陰なので小枝が落ちていたのですがそれをつかんでは土に形にならない線を引いたり、はたまた石をつかんでは落として喜んだりと子供はいつ何時でもどんなものでも遊べるのだと感心しました。ボクはといえばそんな子供に少しでも驚きを与えようと片方の手の全ての指の間に小枝を挟んでみたりしていたのですが、いつまでも木陰で休んでるわけにもいかないので再び会場内をまわることにしました。

IMGP0869.JPG

 チューリップはとてもきれいでした。去年はデジカメでいろいろ撮ったのだけど今年はあまり撮りませんでした。彼女がデジタル一眼レフでパシャパシャ撮っていたのでその横でコンパクトデジカメやはたまた携帯電話を構える気にあまりなれなかったのです。それでも彼女にカメラを借りて花の写真を撮ったりしました(主には彼女自身の写真を撮ったのですが)。途中、水車が4つ5つ並んで回転していたりして川を流れる水が見ていて心地よかったです。涼しい空気が流れてくるのが感じられました。
 チューリップフェアの会場内では子供歌舞伎の他に昔の藁葺きの家を見物したり砺波郷土資料館を見物したりしました。

 お昼ごはんに回転寿司屋に移動したら行列が出来ていて1時間待ちだったので隣にあった店でパスタを食べました。味もパッとしなかったし店員の態度もパッとしなかった。さっさと食べて出てきました。
IMGP0959.JPG それから高速道路に乗って白川郷へ向かいました。なんたって世界遺産です。何年か前に富山県側の五箇山には行ったことがあるのですが、岐阜県側の白川郷へ行くのはボクもはじめてでした(彼女のおばあちゃんが来たことがあると言ってた)。高速道路の終点で降りればすぐだということだったのだけど、終点まではわりとスムーズに進めたのがあと少しで降り口だという段になって渋滞。それから1時間以上ほとんど動くことが出来ず、白川郷に着いても駐車場を見つけるのに苦労していたら、ようやくさて見物しようという頃にはあたりは徐々に暗くなっていくような時刻でした。それでも川の方を見れば視界を遮るものがなくこんなに遠くのものを見るのは久しぶりのような気がした。
 辺りは静かでみんなでぶらぶら歩いているだけでとてもゆっくりとした時間の流れに身を置いているような気がしました。実際そうだったのでしょう。時間も遅かったので見学できるような施設は軒並み閉まっていたのですが、ただ村の中を歩いているだけでもボクは満足でした。当たり前だけどそこで生活している人もいて、子供なんかは家の前の駐車場みたいなところで縄跳びなんかをしていました。たぶん歩いた範囲は全体からしたら狭かったかもしれませんが、自分へのお土産に地ビールを買って帰りました。帰り道は渋滞もなくスムーズに40分そこらで家まで着きました。

 それから(まだあるのです)近くの温泉に出かけました。温泉といってもスーパー銭湯みたいな感じですが温泉は温泉です。それに近くといっても車で20分かそこらはかかるのですが、まず施設内のレストランで食事をしてからお湯に浸かりました。ボクはたっぷり浸かって疲れ(連休になって富山にやってきてあちこち出かけたのでたまった疲れではなく、ここ数ヶ月たまりにたまった方の疲れ)を落とそうと試みました。成功したかどうかはわかりません。そのときは成功したような気もしたけど。
 とりあえず当面の疲れは湯けむりの向こう側に置いてきて、家に帰ってからその日が富山での最後の夜ということで子供も先に寝ていたから韓国人の友人家族とボクと彼女とで晩酌を楽しみました。昨日今日と撮った写真を MacBook の iPhoto で見ていたらいつの間にか昔の写真も見始めていて、この4年くらいのボクと彼女(主にボク)の人生を振り返ったような。4年前にはじめて韓国に行ったときにその韓国人の友達夫婦に食事に連れて行ってもらった時の写真には旦那さんと奥さんの体の一部が映り混んでいたのでした(そのときはまだ子供は生まれていなかった)。
 ひとしきり楽しんで眠りにつきました。

 連休前半を友人の結婚式をメインに過ごし、1日2日と仕事をしてからの連休後半となりました。
 2日は仕事帰りに彼女と梅田のタワーレコードで待ち合わせてから軽く飲みにいったのですが、6人掛けのテーブルしか空いていないということで稀にみるゆったり感でもってビールを飲むことが出来ました。次の日は朝が早かったので3杯くらいにしておきました。

IMGP0599.JPG 連休後半は彼女の実家の富山に韓国人の友人家族と彼女の妹と一緒に帰りました(彼女の妹にとっても実家なのですがね)。朝9時前に大阪駅でそれぞれ落ち合い、9時過ぎの雷鳥で一路金沢へ。1歳7ヶ月くらいのボクの親友は見るものすべてが新鮮なのかどうかあちこち見てたようだけど、ただじっとしていることは苦痛のようでした。電車がトンネルに入るたびに窓ガラスに映る自分や両親やボクたちの姿を指さしては一喜一憂している姿は見ていてとてもうれしくなってくるものです。
 目当てにしていた車内販売のお弁当がほとんど売り切れていて柿の葉寿司とサンドイッチしか残っていなかったことにもくじけず、ヨンスンさんとビール飲んだりみんなそれぞれ勝手に寝たりしているうちに正午過ぎに金沢に到着しました。
 金沢では彼女のお母さんと彼女の妹の友達が車2台に別れて迎えに来てくれていて、一行は兼六園に向かいました。ボクは一度来たことがあるのだけどたしか季節は冬だったと思います。雪が積もっている景色に覚えがあるので、半袖で過ごせるくらいの陽気な気候のこの季節に来るのははじめてのことでした。天気がすごく良くて半袖で過ごせるのは気持ちよかったのだけど今度は逆にまぶしくて目が疲れたりもしました。日本最古と言われている噴水を見たり滝を見たりしながら緑に囲まれた道を歩いているだけで気分がとてもほぐれてくる感じがしました。まったくこれまでろくでもない生活を送っていたなと思いながらもそんなことを考えていたって仕方がないので茶店で抹茶と落雁を味わったり、彼女にデジタル一眼レフを借りて子供や景色の写真を撮ったりして初夏の陽気の兼六園を満喫しました。

IMGP0712.JPG 兼六園を後にして、今度は彼女の実家方面へ。実はそのまま直接帰らずに、途中の道の駅で彼女のおじさんおばさんと落ち合って釣り堀に行きました。夜、彼女の実家の庭(というのか家の前)でバーベキューパーティーが予定されていて、そのときに焼いて食べるための岩魚の調達というわけです。近いと言いながらも釣り堀はけっこう山の中にありました。ボクはまったく釣りをしたことなんてなかったし彼女もなかったので他の人がどのくらいの経験があって誰が何匹くらい釣るのか予想もなにも出来なかったのだけど、自分なりに『岩魚はこう考えるだろう』と考えてみたら5匹も釣れてしまいました。全部で6匹釣れたうちの5匹、ちなみにあとの1匹は彼女が釣りました。人はこれをビギナーズラックと呼ぶようですが、1匹ならともかく5匹もビギナーズラックが続くならこの先何匹でも続くだろうというものです。ボクひとりが達成感を得て家に向かいました。
岩魚 バーベキューは彼女のおじさんがひたすら調理してくれたのでボクたちはただ表に出されたキャンプ用の椅子に座ってビールを飲みながら待つだけでした。申し訳ないくらいに次から次へとすばらしい料理を作っていただきました。あのバーベキューはこれまでで一番だったしおそらくこの先何回バーベキューをするかわかりませんがこれ以上の料理は作れないだろうというくらいに大変美味でした。あんなに柔らかいサイコロステーキを食べたのは生まれて初めてです。そして何より自分で釣った魚を食べたのも初めてなのです。岩魚にはじまって豚肉の串焼き、サイコロステーキにシーフードと野菜炒め、最後に焼きそばを作っていただきました。それに加えてテーブルの上には蟹が3匹鎮座していた。なんて贅沢なバーベキューでしょう。ひたすらビールを飲んだボクは大変満足でした。途中まで寝ていた子供も起きだしてきてみんなで一緒に料理を囲みました。
 遅くなってだんだんと寒くなってきたので家の中に移動して、少しだけ飲み続けてから眠りに落ちました。この数ヶ月、なかなか寝付けない日が続いていたのが嘘のように自分が眠りそうだということに気づく間もなく眠りに落ちていました。朝起きたら携帯電話が開いたまま顔の横にあったので、おそらく眠る前にゲームでもしようとしたのでしょう。もちろん眠りそうだと気づく間もなかったのでゲームをする間もなかったようです。

 20070503 金沢・富山 - a photoset on Flickr

年始

 年始は次のように過ごしていました。

V9040071.JPG 1日は昼からお雑煮とおせち料理をいただき、車で買い物に出かけて(車じゃないと買い物に行けない所なのですが)ヤマダ電機Wiiおどるメイドインワリオを購入しました。夜に彼女のいとこ家族が来るのでそのときに楽しめるだろうと思って、ゼルダではなくてこっちにしました。
 夜はいとこ家族と蟹鍋を囲みました。彼女のおじさんが蟹と海老を捌いてくれたので立派な食卓となりました。蟹味噌たっぷりの蟹の甲羅を炙ったりしてね。すべてがとてもおいしかったです。
 食後は Wii で盛り上がりました。Wii Sportsワリオもみんなで楽しめてよかったです。

 次の日、1人だけ遅く起きるとすでにみんな揃って Wii 大会が繰り広げられていました。テニスやらボーリングやらで対戦してました。この日はずっと家にいてテレビ見たりゲームしたりして過ごしました。

V9040073.JPG 3日は富山に帰省したときには(特に正月には)よく行く高岡のイオンに買い物に出かけました。過去何度も元旦にここで映画を見ているのですが今年は見たい映画がないのです。今年ほど正月映画が不作の年はないと思うのですがいかがでしょうか。竜とか豚とかサムライとか、まったく興味がわきません。
 女性陣が買い物している間、ボクは書店や楽器屋で時間を潰すことにしました。楽器屋ではこれ見よがしに高校生くらいの男の子がギターを弾いてました。書店では最近刊行されているガルシア・マルケス全小説をぱらぱらとめくって後日の購入を決意したり、オライリーの CSS完全ガイドを立ち読みしたりしました。それから100円で10分間ネットが楽しめる機械があったので久しぶりにネットに繋がりました。自分や知り合いのブログを見たり、パスワードを覚えていないので SNS にはログイン出来なかったのですが、はてなブックマークをみたりしました。10分はあっという間に過ぎ去り、次の10分間で見るべきサイトもそれ以上特になかったので買い物の終わった彼女たちと合流しフードコートで軽く食事してから帰りました。
 帰宅途中で寄ったオートバックスで USBの携帯電話の充電器を見つけたので後日の購入を決意し、夜11時に金沢発の夜行バスに乗ってボクたちより一足先に大阪に戻る彼女の妹を車で金沢まで送っていくのに同乗し、次の日の朝に備えていつもよりは早めに眠りました。

V9040005.JPG 4日は10時に彼女の実家を出ました。さよならシャンプー、さよならミイ。彼女のお母さんに金沢まで送ってもらって、電車の時間まで1時間くらいあったのでフォーラスをぶらぶらして、駅弁やらお土産やらを買って雷鳥で大阪に帰ってきました。大阪について、ヨドバシカメラで加湿器を買いました。荷物が多かったけど、まあついでといえばついでだったので。
 休みの間中、彼女の実家で食べてばかりいたので夜ごはんは彼女が作ってくれた豆腐チゲだけにしました。でも帰りに彼女のお母さんが持たせてくれたロールケーキを賞味期限の関係で(生ものだったので)たくさん食べてしまった。

 過ぎてしまえばあっという間だったけど確実に体重は増えているという、まあいつも通りの年末年始でした。

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 ネットの繋がらない国にやってきてもブログに載せる文章は毎日書いている……むしろネットに繋がらないからこそ書き留めておかないとあとですべてを思い出すことは難しいという思いがはじめからあるのかどうか、普段より書く頻度が上がっているかもしれません。あるいはそれは単にネットに繋がらない状況というのがボクにとっては非日常であってどこかへ旅行しているというような普段の日常生活の場所から離れたところにいる状態を指すものだからかもしれません。普段の生活から離れてみると様々なことが新鮮に感じられたりするでしょうし、いつもとは違う土地にやってきたとなればなおさらでしょう。正月休みに彼女の実家に帰ってきているとかいうようなね。

 29日の夕方にバスに乗って大阪を旅立ちました。前日、天気予報で明日は大阪でも雪が降るというのを見ていたのですが(たしか Wii のお天気チャンネルでも見た)そんなこともなく、でも昼過ぎくらいからは窓の外に雨雲らしき暗い領域が広がり始めていました。その前日くらいからとても寒くなっていて出発の日も寒さは増していたように思います。とにかく寒かった。それにバスに乗るときに少し手間取ってしまった。金沢行きのバスは2台あったのだけど1号車の席を予約していたボクたちは間違って2号車に荷物を積んでしまって係の人に取りだしてもらったのだけど、1号車でも彼女とボクは席が離れていてそれぞれの席に着いたとたんに運転手が『2号車なら並んで座れる』というので再び1号車の係の人に荷物を出してもらって2号車に荷物を積んでからボクたちは隣同士の席に座ることが出来たのでした。席に座るやいなやバスは出発し、なんともまあ慌ただしい旅立ちとなったのでした。
 高速道路に乗って京都に入った辺りからうとうととし出して、彼女に起こされて気がつくと滋賀県に入っていて道には雪が積もっていました。最初の休憩箇所の多賀サービスエリア(滋賀県)では雪がけっこう降っていて、そのときは時間のことをまったく意識しなかったのだけどあとで考えてみるとその時点でかなり遅れていたようです。とりあえず温かい飲み物と温かくない食べ物を買ってバスに戻って食べました。バスが出るとしばらくして米原から北陸道に入ったのでボクはまた眠りに落ちました。次の休憩箇所の南条サービスエリアでも雪は少し降っていたけどそこから先に進むにつれて雪はだんだんと減っていき、金沢ではほとんど積もってませんでした。バスを降りて歩いていたら霰のようなものがぱらぱらと降っただけのような。ボクたちを車で迎えに来てくれる彼女のお母さんを待つ間、金沢駅前に新しく出来たショッピングモールのスターバックスで温かい飲み物を飲んで待ちました。大阪から金沢まで5時間半の長旅。でもそれで約1時間の遅れだというので通常時でも4時間半くらいはかかるのか。何度もバスで大阪と金沢を往復しているけど、数値としてどのくらいかかったかを覚えていません。彼女のお母さんの車で富山へ向かう山中にはたっぷり雪が積もっていました。富山といっても金沢と県境の町なのです。
 家について夜ごはんをいただき、初日にしては珍しく1時くらいに眠りました。彼女の実家に来ると初日はかなり遅くまで起きているのが常なのですが、今回は眠くてギブアップしました。脚に疲れがたまっていてだるくてなかなか眠れなかったけど、自分でほぐしているうちに眠りに落ちました。夢の中でボクは中東のどこかの国の隔離された施設に入れられ外界との連絡を遮断されていました。けして居心地が悪い訳じゃなく、居心地は良いのだけど外界から隔離されているというその状況にはじめのうちは気がつけないでいるのだけどそのことに気がついていくごとにボクは怒りを覚え始めるのでした。
 そんな風にして昼の1時くらいまで約12時間のあいだ、ボクは外界から隔離された夢の世界に閉じこもっていました。

お盆サマリー

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シャンプーとミィ3 会社のお盆休みは12日の土曜日から16日の水曜日までだったのですが、まるまる富山で過ごしました(途中、一泊のキャンプで長野に行きましたが)。
 機を逃がした感もあるので、簡単にお盆を振り返ります。名付けて、お盆サマリー。
 出張終わりで5時間かけて東京から金沢・富山に移動したあと『丸太が底なし沼に沈んでいくのを見ている犬のように』17時間ぶっ通しで眠ったあとで彼女のいとこ家族と市営プールに行きました。大阪でも最近は市営プールによく行ってるけど、富山の市営プールは値段も安くて水も綺麗で人も混んでません。施設も綺麗だったし。ただ1つ難点を上げると、山の中にあるということです。車じゃないといけないから子供たちが行くには大変でしょうね。当初入る予定のなかったおじさんも、ボクたちや他の人たちがプールで泳いでるのを見て気持ちよさそうだと感じたようで、急遽水着を買って入ってきました。プールの帰りにビールを買って夜は酒盛り。
 次の日は昼くらいまで寝て、次の日のキャンプで要りそうなものの買い出しに出かけました。彼女がタコスを作りたいというのでその材料と(タコスキットと、手焼きの生地も作ろうということでコーンミールも買った)、小屋で寝るときにタオルケットが必要だということで買いに行ったのですが良いのがなく、なぜかユニクロでシャツを買ったり、近くのショッピングモールでbit Generations COLORISというゲームボーイアドバンスDSでもできる)のゲームを買ったり(ボクよりも彼女がはまってる)、タオルケットは結局家にあるものを持って行くことになりました。
V9040333 キャンプ当日は8時くらいに起きて、いとこ家族とショッピングモールで待ち合わせ。必要な買い物をして長野県は野尻湖へと向かいました。新潟県を通るのもはじめてだったし、長野県は去年の秋に深夜バスで東京に行ったときに通過しただけで滞在するのははじめて。キャンプ場に着くとすでに居を構えた人たちが大勢いて、ボクたちの小屋は湖の水辺がすぐ目の前でした。アウトドア派の彼女のおじさんが道具を駆使して居心地良い環境を構築していくのを見守ることしか出来ず、いとこの男の子が釣りをして大きな魚を釣ったのを写真に撮ったり、彼女とバトミントンをして汗を掻いたりしました。料理は、おじさんが岩魚を買ってきてくれたのを塩焼きしてくれたり、特別に注文したという肉でローストビーフを作ってくれたりして、ボクと彼女でタコスを仕上げました。すごく豪勢な食卓でした。どの料理もおいしかったのだけど、食べる頃にはもう日が暮れていて食卓にランプを置いていたので虫の寄ってくることといったら! 早く食べないといけないのと、食べながら目に付いた虫を除去しないといけないのとで大忙しでした。食後に花火をして、日が変わる頃にはみんなもう眠りについてました。
V9040339 翌朝は6時くらいに起きたのですが、他の人はもうみんな起きていて、いとこの男の子はすでに釣りに出かけてました。朝食も玉子とベーコンを焼いたり、バケットをサンドウィッチ用とガーリックトースト用に分けたり、昨日の残りのローストビーフや岩魚といただきました。これでも早く起きたので、手つかずの午前がたっぷり残ってて足で自転車を漕ぐようにして走るボートに乗ったりしました。暑かったけどすがすがしい自然の中の暑さでした。昼前にキャンプ場をあとにして富山への帰路につきました。
 その夜、ボクたちはいとこ家族の近所で行われる花火大会に行って花火を見てきました。大阪の花火大会とは違ってこれでもかという連発はなかったけど、ひとつひとつじっくり見ることが出来るし人も少ないし、これはこれで良いものでした。天神祭の花火を目の前で見ているので物足りなさはありましたが。。。
 次の日が富山滞在最終日で、昼前に彼女の妹の友達がエレキギターを持って遊びに来たのでギターを弾いたり、いとこの男の子とお母さん(おばさん)も来てくれてごはんを食べたりしゃべったりしながら時は過ぎ、4時半金沢発のバスに乗るために家をあとにしました。帰りのバスではひたすら寝ていてあまり苦痛じゃなかった。渋滞らしい渋滞もほとんどなく、寝ていた分だけ早く着いたような気もしたけど定刻通りの運行でした。10日ぶりの家についてやっぱり家は落ち着くなあとか言いながらシャワーして寝ました。

 Nojiriko Camp 2006-08-14, 15 - a photoset on Flickr

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 事実上の出張最後の夜だった木曜日は同僚のyoshimaxさんちでたこ焼きパーティーとなりました。仲間5人で定時に上がり、中目黒の駅前のスーパーで買い物をして、駅からyoshimax邸の道中にあった地下のケーキ屋でケーキを買い、家に着くなりボクはギターを弾いて遊んでたのですが他の皆さんが着々と準備を進めてくれたおかげでボクはひたすらたこ焼きを焼く役に徹することが出来ました。大阪生まれの大阪育ちなのでなかなか実感出来なかったのですが、大阪以外(関西以外)のエリアに育った多くの人はたこ焼きの焼き方を身につけてはいないようです。ボクは子供の頃から普通に家でたこ焼きを焼いていたし今でもたまにやるけど、いつの間にか身に付いていた技量としてしか実感できません。おそらく多くの大阪育ち(関西育ち)の方にとって、自分がいつからたこ焼きをうまく焼けるようになったかという問題は自らの存在理由を問うのと同じくらいに答えに窮する質問だと思います。
 ともかく、その場に居合わせた5人のうち大阪生まれの大阪育ちは2人、なのに何故かボクが焼いてましたね。評判も良く、自分ではあまり納得の出来ない焼き上がりのものもあったけど、まあ最後の方はうまく焼けたんじゃないかと思います。あとは同僚のnaeさんが焼きそばを作ってくれたのを食べてお腹いっぱい。ボクは前回の訪問時と同様にギターを弾いて遊べたので満足です。
 金曜日は1日仕事をして、夕方5時過ぎに会社を出ました。結局、出張の本来の目的はほとんど果たすことが出来ずでした。これはボク自身の段取りの悪さも原因の1つだと思いますが、『何しに東京に来てるかわかってるだろ? なのになんでいろいろボクに言ってくる?』という思いもないことはありません。やはり何かに集中しようとしても他のことでいろいろ声をかけられて時間がなくなってしまうというパターンがずうっと続いているので、きちんと時間を切ってこの期間はこのこと以外は一切何もしませんという環境を作らないとずうっとこのまま同じ事が繰り返されるような気がする。自分が時間を奪ってることを棚に上げて『開発が進んでない』とか言われても困るしね。新規の開発に集中する環境を作らないといつまでたっても何も出来上がらないことになるので、来週からとは言わずに連休明けから他の日常業務を一切シャットアウト出来るような環境を模索したいと思います。
 で、金曜の夕方に本社を出て、東京駅でお土産を買って、新幹線に乗り込んでとりあえず名古屋まで爆睡。隣の席のご婦人が棚を占領していたので足下が窮屈だったのと、隣の席のご婦人がコンビニで売ってる(ように見えた)冷やし麺を食べ出したのだけどタレというかドレッシングというかその匂いが強くて不快だったのと、同じ新幹線の別の車両で帰っていた同僚のnaeさんと京都の手前あたりで一緒に煙草を吸いに車両を移動したのを除けば何もありませんでした。京都で下りて北陸線のホームに移動して、30分くらい待ってる間に仕事の件で1つ忘れていたことがあったので同僚のyoshimaxさんに電話して対応していただきました。特急雷鳥に乗って金沢に向かっていると、大阪の自宅へ戻ると言っていた同僚のnaeさんが急遽予定変更で実家の福井に行くことになったとメールがあって、北陸線をボクより30分ほど遅れて走っているnaeさんと本社でサーバメンテをしていたyoshimaxさんと3人でメールをやりとりしながら11時過ぎにようやく金沢に到着しました。車で迎えに来てくれていた彼女と再会して、富山の彼女の実家へ。遅めの夜ごはんをいただいてから、丸太が底なし沼に沈んでいくのを見ている犬のように眠りました。

渋滞、岩盤浴とチューリップ、犬と猫

 土曜日の夜に大阪に帰ってきました。帰りは想像していたよりは高速道路の渋滞もなく、往路が1時間以上遅れたのに比べればほとんど問題なしでした。ただ気になったのは、往路ではサービスエリアでの休憩ごとに添乗員が乗客のチェックをしていたのが、復路ではそれらしき行動がまったく見えなかったこと。最初のサービスエリアでそのことを察知したので次のサービスエリアでは遅れないように気をつけました。だって、時間が来ればさっさと出発してしまうんだもの。悪しき思い出のある南条サービスエリアにも立ち寄ることになりました。
 連休中は金沢で岩盤浴に行ったり、砺波でチューリップフェアに行ったりしました。読もうと思っていた本は1ページも読まなかったけど、えいご漬けMOTHER3は少しやりこむことができました。往路のバスの中でもやってたしね。
 富山は天気が良くてだいたい半袖で過ごしました。最終日は彼女の実家のシャンプーとミイという名の犬と猫とたっぷり遊びました。猫はいつもなかなか懐いてくれないのだけど今回はゆっくり時間をかけたら向こうからボクの膝の上で横になって休んでくれたのでうれしかったです。実家に置いてある彼女の車にワックスがけしたり、彼女の幼なじみ(大学も一緒で大阪で何度か飲んだこともある)の家にお邪魔してビールとワインを飲みながら日本の政治を糾弾したりと、けして忙しかったというわけではないけどまったく何もせずに暇だったというわけでもなく、ほどよい連休だったのではないかというのが感想です。
 最終日はずっと家にいました。ずっと家にいて何をしていたかというと、彼女と24を見ていました。いつもボクひとりが見ているのだけど今回は珍しく彼女も横で見ていて気になったらしく、シーズン1を最初から見ることにしたのです。10時間分くらい立て続けに見ました。

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ゴールデンウィーク

 今日から連休が取れたので彼女の実家の富山に行ってきます。今日の昼に高速バスで大阪を出て、土曜日の夜に帰ってきます。その間はネットにつながらない予定ですので、音信はmixiフレパgreenplastic moblogのモブログで。
 とりあえず独習PHPV フォー・ヴェンデッタ自負と偏見を持って行きます。行きしなに梅田のヨドバシカメラで英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬けを買っていきます。週末にKさんに借りて家でやっていたのですが、思っていたより勉強になることがわかったから買うことに決めました。MOTHER3と英語の勉強をしようと思います。

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 2日は昼前に彼女のいとこ家族(おばさん家族)がやってきて、みんなで蟹鍋を囲みました。昼間っから豪華です。あとはテレビを見たりDSやジェンガをしたりして、わいわいにぎやかに過ごしました。夜ごはんに雑煮を食べたのですが、ボクの分には餅が4つも入っていました。
 一日中そのようにして過ごしたのでお風呂に入ったあとで散歩しようとシャンプー(犬)を連れて彼女と一番近くのコンビニまで歩いていったのですが、途中から雨が降ってきて帰り道ではずぶ濡れになりながら走る羽目になりました。気温が低くて雨もとても冷たかったです。犬は裸足で雪の上を歩いても冷たくないのでしょうか。

 3日は昼まで寝て、3時くらいに家を出るまでゆっくりと過ごしました。4時半に金沢を出るバスに乗るために3時過ぎに実家を出たのですが、滞在最終日になって雪が降り出していて車もスピードを出せず、到着したのはちょうど乗客が乗り込む頃でした。
 風が強く雪も降っていて、その上帰省ラッシュに重なるものだとばかり思っていたので定刻の9時10分に大阪に着けるはずがないと最初から思いこんでいたのですが、実際はちょうど9時10分に梅田に到着しました。寝ていたのでわからないのですが、渋滞らしい渋滞もなかったそうです。ただ風が強くてバスの車体が横揺れするのは感じました。近所のスタバで休憩してから家に帰りました。洗濯物がたまっていたのでさっそく洗濯機をまわして洗濯物を干しました。
 最近はずっと車で帰省していたので感じなかったのですが、今回はバスで帰ったので梅田からは電車で家まで帰ってこなければなりません。地下鉄に乗っていると分刻みで動いている電車や車内の広告などの情報量の多さなどが目に飛び込んでくるようでした。そのような情報過多な環境でふたたび働かなければならないわけですが、都会から離れてゆっくり過ごせたことにいつもながら感謝の気持ちでいっぱいです。