金曜日は早くもなく遅くもない時間に会社を出て、家に帰ってメールサーバの設定などをいじっているうちに彼女が会社の部署の飲み会から帰ってきたので、約束通りカラオケに行きました。その前に少しだけ、彼女の妹の就職について電話で話をしてたのですが、東京に行ってから(引っ越してから)探すという無謀なことはとりあえずしないということに落ち着きそうです。見つかってから引っ越せば良いわけですしね。
カラオケはちょうど1ヶ月ぶりだったみたいです。彼女曰く。朝の4時近くまで遊んでボクは昼過ぎまで寝てました。彼女は昼から英会話教室、帰ってきてから美容室にパーマのやり直しに行ってきました。先週あてたパーマが弱かったようです。それからスーパーで買い物をして、約束通り、バレンタインデーのお返しにチーズケーキを作りました。久しぶりに作ったのですが、昔はもっとうまく出来てたような気がしないこともない。いずれはオーブンで焼くタイプのケーキにもチャレンジしてみたいとは思いますが、今回は基本的に混ぜて冷やすだけでよいレアチーズケーキを作りました。カスタードクリームを作るのだけは鍋で加熱したのですが。バナナカスタードクリームレアチーズケーキ、なかなか好評でした。夜にスカーレットレターと宇宙戦争を2本立てで見ました。
日曜日も昼過ぎまでたっぷり寝てしまって、家を出たのは夕方くらいでした。彼女の誕生日プレゼントを買いに梅田に。誕生日までにはまだ1週間あるのですが、まあ細かいことにはこだわらないでおこう。お目当てのコートをプレゼントして、タワーレコードでぶらぶらしてから韓国料理を食べに行ったのですが、以前に何度か入ったことのあるその店がどうも雰囲気が変わっていて、たとえば店の前に旗を立てて『食べ放題』とか書いてあるのです。えらい安っぽくなったなあと思っていたら、30分くらい待たされてから席についてメニューを見てみると、店自体がどうやら変わっていたようでした。同じ韓国料理だから気づきにくかったのだけど、帰りしなに表の看板を見たら全然違う名前になっていました。料理の方はというと、可もなく不可もなく。キムチ鍋を注文して辛さを選べたので彼女が4辛(1〜5)を選ぶと、それはもう真っ赤っかな鍋に仕上がりました。とても辛くて汗だくになって食べました。家に帰ってきてゲルマニウムの入った入浴剤を使ったらまた汗だくになって、体の中から悪いものが出尽くしたような気がした日曜の夜でした。
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会社の忘年会に引き続き、友達との忘年会に参加してきました。朝まで飲んで帰ってきて昼まで少し寝て、夕方に出かけて飲んできました。思ったより体調が良くなかったのか激しく酔ってしまいました。ふらふらになって帰ってきて昼までどっぷり眠りました。
忘年会ではコンピュータ書の営業をしているMさんにプログラムはなぜ動くのかを譲り受けました。他にもかなり久しぶりに会う人がいたりして、連れて行ってもらった鶴橋の韓国料理屋もおいしくてものすごく辛い唐辛子があったりしておいしかったです。サムギョプサルはやっぱり荏胡麻の葉がおいしいですね。辛味噌と香ばしく焼いた豚肉との相性はもうこの上ないくらい最高です。
そんなわけで久しぶりに仕事をしなかった週末になりました。いくつか調べたいことがあったのだけど(試したいことがあったのだけど)。
矢沢 久雄
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大阪城公園の太陽の広場で開催されていたワンコリアフェスティバルに行ってきました。去年に引き続きの参加です。
昼過ぎに着いたときにまず気づいたのは、人の数が去年よりも大幅に増えていることとステージがものすごく立派なものになっていたことです。そのステージでは韓国のミュージシャンのパフォーマンスが繰り広げられていました。歌手やバイオリン奏者の演奏を聴きながら、お腹が空いていたので軽く飲み食いしました(今年から食券制度になってました)。
ボクたちの大きな目的のひとつは、なんといっても冬ソナのキム次長(権海孝:クォン・ヘヒョ)を見ることでした。ステージの予定が大幅に遅れているようで立ちっぱなしのボクたちも疲れてきたので休憩しようと人混みの後の方へと移動したのですが、ステージ横のテントの裏の方になにやら人だかりが出来ているのを彼女が見つけたのです。トイレに並んでるんじゃない? とボクは言ったのだけど、近づいてみるとそれらのテントは実は出演者の楽屋で、なんとそこにキム次長がいました。群がっている人のざわめきを聞きつけたキム次長はボクたちの方へと近寄ってきて握手をしはじめました。そのときは握手し損ねたボクたちでしたが、しばらくあとでまた同じようにしていたら近寄ってきてくれて、そのときはしっかりと握手することができました。彼女はえらく感激してキム次長と握手したあとふらっとどっかに行ってしまいそうになってました。
彼女の妹とその友達のKちゃん(たまたま富山から遊びに来ていた)がやってきてから少ししてステージにキム次長とジョンア姉さんが登場しました。妹たちはあまり興味がないようで(冬ソナをきちんと見てないので仕方ないのですが)、ボクと彼女のキム次長についての感激を共有できずにいました。キム次長とジョンア姉さんがMy Memoryを歌い終えてステージを降りたあと、寒くなってきたので会場をあとにしてコーヒーを飲みに行きました。
コーヒーを飲んだあと梅田に移動して、Kちゃんの帰りの切符を金券ショップで買ってからヨドバシカメラに行きました。売り場をぶらぶらして休憩して(スイーツを食べて)、それでKちゃんの電車の時間だったので大阪駅まで送っていって、ボクたちも家路につきました。
去年も行ったのですが、今年もこの日曜日に大阪城公園でワンコリアフェスティバルが開催されます。今年はあの冬ソナのキム次長(権海孝:クォン・ヘヒョ)が見られるということなので、彼女がえらく興奮していました。もちろん冬ソナ好きのボクも楽しみにしています。
去年は彼女と彼女の妹と3人でいったようです。ワンコリアフェスティバルで飲み食いして、それから梅田に移動して東通りで飲んだようです。なんとなく、イケてない東南アジア料理の店を覚えています。ヘンに南国風な店内でした。
というわけで、早速四月の雪を見て参りました。
韓国のドラマが新作から旧作まで連日テレビで放映されていたり、映画館やレンタルビデオショップでもドラマから映画までたくさんの作品がスタンバイされていて、またテレビCMによるところも大きいのだけど、近頃は韓国人俳優の顔を見ない日はないと言っても過言ではありません。冬のソナタは熱心に見たし、その他のドラマはきちんと見なかったけど映画館には何度か足を運びました。それでもやはりというべきか、そうだからこそというべきか、ペ・ヨンジュンという人を他の俳優とは異なる何か特別な存在として見てしまう自分がいます。なぜでしょうね。
この映画もヨン様主演ということで見に行きました。物語については軽く聞いていたし、ヨン様の記者会見やインタビューをテレビで見てだいたいどのようなトーンの映画なのかということは察していました。
不倫中に交通事故にあった男女それぞれの妻と夫の心の流れが静かに丁寧に描かれている印象を受けました。
交通事故にあった男女はそれぞれの配偶者に対して何らかの責任を負うべきだと思ったし、ヨン様が妻に男の死を告げたのは、妻の意識が戻ったらどうするか、と質問されたときに冗談めかして答えた『復讐』に他ならないだろう。はっきりとは描かれていないけど、最終的には妻から離れたのだと推測する(引越を匂わせる部屋のシーンや、最後の最後で2人がどこかへ行こうとしているシーンなど)。不倫相手の死を知って泣く妻と同じように、夫もまた妻の不倫によって妻を失っているのだ。だから結婚相手を失ったもの同士が結ばれるのは当然の結果だ、とは言わないけど。
面白かったのは(面白がってるのはボクだけかもしれませんが)、眼鏡をかけているときのヨン様は物静かで優しそうで柔らかな印象を受けるのに、眼鏡を外して服を脱ぐとその筋肉質な肉体とともに荒々しい男に変貌する、その対比がおかしくてたまりませんでした。まるで満月を見た狼男みたいになるのです。あと、韓国人は昼ごはんをカップラーメンで済ませるときでもキムチを食べるのだなと思いました。他に印象に残っているのは、酔ったヨン様が隣の部屋のドアをノックしていたこと、交通事故の被害者のところへ謝罪へ行く途中の田舎道に電信柱と電線がやたらと多かったことです。そして、実はもっとも印象に残っているのは冒頭の(おそらく妻の事故の知らせを受けて病院へ向かう途中の)車のフロントガラスに雪が舞い降りてくる映像です。
四月の雪
徹子の部屋にヨン様(ペ・ヨンジュン)が出てるのでびっくりしました。
思わずボクも全国の主婦に交じって見てたのですが、この人のいい人そうな仕草や真面目そうな人柄が(たぶん)けして演技ではなく、ホントに子供の頃から親にそのような育てられ方をしたんだなと思ったりしました。もちろん(本人の気づかないところで)少しはそういうこともあるかもしれませんが、でも素養として備わっているのだと思いました。
最後では黒柳徹子と抱擁していました。あれで黒柳徹子はかなりの数の主婦を敵に回したと思います。
土曜日に天満橋から天神橋筋商店街に抜けて、商店街を端から端まで縦断しました。
まず、天満橋のシティモで食事をして(バイキングの店に入ったのが間違いで、このあとずっと商店街で美味しそうな店を見つけるたびに『こっちにすればよかった』というフレーズが大流行になった)、雑貨屋をぶらっと見てから大川沿いを天神橋方面へ歩いて商店街に入りました。
ボクは通勤に南森町を利用しているので商店街も少しは詳しくなったのですが、端から端まで一気に歩いたのははじめてでした。途中(天三あたり)で韓国グッズショップ(のような店)で飲み物の試飲をさせてもらい(何十種類という食材が入っていて韓国では朝食代わりに飲まれている、穀物類も多く入っているので腹持ちがいいと力説されました)、店に入ってグッズを見て(ヨン様ボールペンがあった)インスタントラーメンを2つ買いました。再び北上を続け、JR天満駅前の薬局で買い物をしたあとは脇目も振らずひたすら北上しました。天六の交差点を越え、久しぶりに天六の映画館の脇を通りました。昔はよく見に来ていたもので、タルコフスキーの特集上映ではオールナイトにも来ました。てんひち(天七)の看板も越えてしばらく歩き続け、店がだんだんと少なくなっていくし、この先に何が待っているのかも期待できなくなってきたので、商店街の北端を確認しないままに引き返して(北端に何かがあるのかどうかもわかりませんが)、天六から地下鉄に乗って帰ってきました。時間にしたら1時間以上歩いたと思うので良い運動になったと思います。
夜は家で辛い物好きの彼女が辛さ30倍の激辛カレーを食べていましたが、さすがに付属していたさらに辛さを増すソースは使いませんでした。ボクは普通のカレーを食べたのだけど、激辛カレーを一口食べただけで汗がどっと吹き出してきました。歩きにカレーに、とにかくよく汗を掻いた1日でした。
花嫁はギャングスターを見ました。
まあなんてことはない、B級ギャグ・アクション映画です。『これ必要か?』という演出が随所に見られました。メイキングを見ていたら実際のアクションも主演女優本人がしていたことが分かるのですが、だからどうという感慨も特にありませんでした。ベタさと間抜けさの同居は笑えるかどうかの境界線上を一歩向こうに踏み出してしまっていた感じで、でもそれを一歩こちら側と受け取れる人には面白い映画なんだと思います。
そんな感じの映画です。
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昨日の夜は彼女より先に仕事を終えて家に帰ることが出来たので、夜ごはんを作りました。
ピビン麺。写真ではわかりにくいですが、韓国冷麺の麺に唐辛子味噌ベースのタレを絡めた冷麺です(たっぷりのスープに麺が使っているヤツではなくて)。
週末に野菜をたくさん買ったのでそれを消費するためにピビン麺に載せる具材を作りました。といっても、茹でたほうれん草と擂ったごまとごま油を混ぜてナムル風に、茹でたゼンマイもあったので同じようにして、キュウリは細切りにしておきました。半熟ゆで卵を作って具材は完成。あとは麺を茹でて氷水で冷やしてタレを絡めてお皿に盛りつけるだけです。
レタスも悪くなる前に食べてしまわないといけなかったので、ごま油と甜麺醤と擂りごまを混ぜたのをドレッシング代わりにして食べました。彼女はレタスを食べずにこのタレをピビン麺にかけて食べていました。
具が多かったこともあるのだろうけど、ピビン麺はけっこうなボリュームでした。うちでは辛ラーメン(韓国のインスタントラーメン)をよく食べるのだけど、日本のインスタントラーメンに比べると麺の量が多いような気がします。おいしいので問題はないのですが。
写真写りはあまりよくないですが、味はたいへん良かったです。
金曜日、仕事が終わったあとで名古屋出張から帰ってきた彼女と合流して、ボクの会社の近くの韓国料理屋に行きました。カルビやホルモン焼き、チヂミやキムチや参鶏湯(サムゲタン)などを食べました。ボクも彼女も体調がよろしくなかったので栄養のあるものを食べて元気になろうというコンセプトでした。少々値は張ったけど。
土曜日は彼女が午前中半日出勤、昼から英会話の振り替えクラス(金曜の夜のクラスに出張で行けなかったので)だったので、そのあとで待ち合わせて梅田にコンスタンティンを見に行きました。映画が終わってから彼女の買い物に付き合って、デパ地下で料理の鉄人作だというロールケーキを買って帰りました。夜ごはんに名古屋土産の味噌煮込みうどんを作って、デザートに鉄人ロールケーキを食べました。チョコレート・ロールケーキだったのだけど、チョコレートがクリーミーでさすがにおいしかったです。
日曜日は彼女は朝からTOEICを受検しに出かけていきました(英会話教室で受けられるそうです)。ボクは昼から祖母の家に行くことになっていたので、出かける準備をして近所のコンビニにお金をおろしに行ったらコンビニそのものがなくなっていて(建物そのものが)、仕方なく隣のATMでお金をおろして花屋に花を買いに行きました。祖母の家に行くのは祖母の誕生日に身内が集まるからなのです。バスに乗って電車に乗り換えてようやく到着しました。2時間くらいいて、ビールと梅酒を飲みました。とりあえず祖母のところに行くと食べ物や飲み物を勧められるのです。年寄りというのはそういう心配をするのでしょう。祖母の家を出て、彼女と合流して梅田に買い物に行きました。丸ビルのスタバで休憩してから彼女の買い物とボクの買い物を済ませ、天候が良かったので御堂筋をぶらぶらと本町まで歩いて帰ってきました。
オオカミの誘惑を見ました。
多くの女性と同様、彼女がカン・ドンウォンを見たいというのでついて行きました。まあなんというか、『私もこんな風になりたい(かっこいい男2人から奪い合われたい)』から『こんな風になるなんてあまりにもかわいそう(弟が死ぬ)』まで、定番メニューを揃えたという感じの物語でした。
さんざんブスといわれる主人公の女の子がどうしてイケメン2人に奪われることになるのかよくわからなかったけど(片一方には事情があるのだけど、それでも)、韓国の多くの女子高生がそうなることを望んでいるということなんでしょう……か?
まるっきり少女漫画の世界で、眼の中に星がきらめいていないだけまだ良かったくらいのものでした。
土曜の夜に友達と梅田の韓国料理屋に飲みに行きました。ボクと彼女とSさんとMさん。ふたりとも彼女の友達なのだけど、Sさんは同じゼミだったのでボクも仲良くさせてもらっています。
彼女が去年の10月に転職したのでその話と、それからSさんが年末に会社の部署が移動になったらしくて初海外出張を経験した話、Mさんはこの間卒論を提出してやっと卒業できそうだという話などに終始しました。それからスターバックスに移動してSさんのお母さんの話や文学・マンガの話などをして帰ってきました。
TSUTAYAにレンタルビデオを返しに行って、家に帰ってきてsex and the cityを見ていたら彼女が睡魔に襲われたようで先に寝てしまったので、ボクは金曜日からの懸案事項であったAWStatsの再設定に勤しみました。朝方まで作業をしてようやく動くようにはなったのですが、検索ワードの文字化けだけがどうしても解消できません。サーバのPerlのバージョンが5.6.1でEncodeモジュールが使えないことに原因があるようです。
日曜は昼間で寝て、家の掃除をして買い物に行って夜はたこ焼きを作りました。ホットプレート式のたこ焼き器を買ったのです。TSUTAYAの半額キャンペーン最終日だったので満を持して行ったのですが、DVD10枚借りたうちで半額になったのは3枚だけでした。もともと安いのは対象外だというのと、音楽DVDも対象外だと言うのです。それで彼女はずいぶんとお冠でした。たしかにそういうことは先に言っとけよと思います。そして、そんなところで細かな計算をしなくても、大盤振る舞いで行けよと思いました。キャンペーンなんだから。
マンション1階ロビーの郵便受けと、玄関の表札を作りました。表札は彼女のデザイン、郵便受けはボクのです。それから買ったばかりのプリンターでCDの盤面への印刷をやってみました。ネットで写真を探してきて試してみたのだけど、けっこうキレイにできるのですね。ふたりでちょっと感動してしまいました。年末に神戸に遊びに行ったときに街角で公開中の映画のDVDが露天で売られていたのですが、あのDVDのレーベルもこうやって作っているんだなと思いました。
そんなわけで、週末はグリプラを更新できませんでした。
僕の彼女を紹介しますを見ました。
どのような意味においても猟奇的な彼女を超えることができていない作品だったと思いますが、まあそれなりに楽しむことはできました。主演のチョン・ジヒョンは猟奇的な彼女のヒットのあと、同じような役を演じることが多くてそれにうんざりしているとどこかで読んだことがありますが、たしかに安易なキャラ設定ではあるなと思いました。
それでも見ていて涙腺を刺激されるような場面は(とくに終盤に)何度かあったのですが、一番最後のアレはちょっと解せないですね。あの安易さというか、そこまで猟奇的な彼女に追従してどないするねんと興ざめでした。
猟奇的な彼女
猟奇的な彼女 ディレクターズ・カット特別版
僕の彼女を紹介します
ワニ & ジュナを見ました。
韓国ソウル近郊(と思われる)の静かな一軒家で暮らす男女。デビューを目指して映画のシナリオを書くジュナ、アニメーション制作会社で動画の絵を描いているワニ。暗い過去を引きずっているためにジュナの愛に向き合いきることができないワニ。
都市の近郊の静かな街の一軒家で暮らすという設定がボクの心を貫きました。ああいう暮らしがしたい。
物語の最後が結局すべて良い方へと向かうハッピーエンドとなっているのが気になったくらいで(『そんなうまいこといくかいな』)基本的にはボクの好きな感じの映画です。好きな感じの映画というよりは、ああいう生活を送りたいということかな。静かな街の一軒家。庭があってカタツムリがいつのまにか家の中に入ってくる。
ワニ & ジュナ
土曜は彼女が半日出勤だったのでボクはひとりで昼頃まで眠りました。
彼女の帰宅に合わせて昼ごはんを作って、午後は洗濯したりしてのんびりと過ごし、夕方から出かけました。
難波の無印良品に行って水に浮くロウソクとポインセチア(安かったので3つ)を購入。MEAL MUJIでコーヒーを飲みました。MEAL MUJIに入ったのははじめてで、あそこまで食事が充実しているとは知らなかった。食べたいものばっかりだったので今度絶対来ようと決意したのでした。
梅田に移動して韓国料理屋へ。彼女は大学の後輩にあたるのですが、彼女の学年のメンバーの集まりにボクも呼ばれたので2人で参加したのです。でも集まったのはボクたちも入れて6人。よく知ってるのはTだけで、あとの女性3人は大学生の時に見たことのある顔という程度のものでした。そのうちの1人が早く帰らないといけないということで、店を予約していたのにもかかわらず30分くらい待たされて、結局1時間くらいしかいることができなかったのだけど、飲んで食べて適当にしゃべっていたのですぐに時間がたったという感じです。ときどき沈黙が訪れそうになるのでボクが適当な話題をふったりして、そういうことはキミがやれよとTに思ったりもしながら、短い時間だったのでとくに苦労もなかったです。女性3人と分かれた後で、ボクと彼女とTで喫茶店でコーヒーを飲んで帰ってきました。
寝る前に下妻物語を見てたら途中で眠ってしまいました。わりと最初の方だったと思います。
下妻物語 スタンダード・エディション
下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉
誰にでも秘密があるを見てきました。
先週土曜日公開のこの映画、彼女が行きたいというので(なんでも、先着カレンダープレゼントがあるという)公開日の初回上映に付いて行きました。土曜日なのに珍しく早起きしていたし、しかも平日よりもはやく起きていたという稀な朝だったので初回上映に間に合ったのですが、けっきょく、ボクらがチケットを購入したときにはカレンダーはすでになくなっていたということでした。ボクは見ていないのだけど、彼女が言うには『先着』と書いてあっただけで、いったい先着何名にプレゼントされるのかは明記されていなかったそうです。だから1名かもしれないし、3名かもしれないし、25名かもしれないのだけど、いずれにせよ、彼女はカレンダーをもらうことができませんでした。
映画は、まあおもしろかったです。短めで(2時間なかった)、物語が交錯していて(3姉妹それぞれの物語がある)、多少刺激的で(誰にでも秘密があるから)、ハッピーエンドで。
あとで、交錯している物語の描写の細部について彼女と話していたときに、ボクが見落としている部分が多々あって、良く見ているなあと感心しました。しばらくしたら、もういっぺん細部を見てみようかなと思っています。
オールド・ボーイを見てきました。
理由がわからずに15年間も監禁された男がその理由を探す過程を描いた作品。
謎解きの要素があって今後の物語の展開に想像を巡らす楽しみがあったし、幻覚を見たという過去の回想への移行が映像的に現在とシームレスになっていたり、忘却していた過去の出来事を思い出す場面では現在の男が過去の回想シーンの中にかつての自分とともに登場したりと、映像的にもいくつか面白い(けれども特別目新しいというわけでもない)ところがありました。
俳優陣もまた魅力的で、主人公を演じたのチェ・ミンシクの存在感は圧倒的でした。とにかく太かったです。何が太いのかよくわからないけど、とにかく太い。
対照的に主人公を愛するようになる女性を演じたカン・ヘジョンの美しさも他に類を見ないものでした。彼女は細かったのだけれどもとても固いので細いのに頑丈でそう簡単には折れない、というような印象を受けました。
良くできた映画だと思います。カンヌでグランプリを取ったことを知らないで見たのですが(あとになってこの文章を書くに当たってサイトを見たときにはじめて知った)、まあそうかなという気はしました。でもこの映画には賞云々は似合わないような、なぜかそんな気がしました。なぜでしょう。
夜はかれこれ10年来のつき合いになる友人に会いに出かけました。そのうちのKさんの地元で会うことになっていて、それはボクの地元ともすごく近いところなのです。同じ市内なので、一番早いと思われる交通機関バスで行ったら道が混んでいて待ち合わせに少し遅れてしまいました。
最初の行き先は、Kさんが家族で近所を散歩するときに立ち寄るという公園。そこには足つぼを刺激するために石を敷き詰めた一角があって、それがものすごく痛いのでみんなにもぜひ体験して欲しいという趣旨なのです。ボクはよく足の裏を彼女にマッサージしてもらったりしているので、たしかに痛いけれどもまあ許容範囲でした。Fさんも痛がってはいたけど、それよりもMさんの痛がりようは少し異常でした。最初に靴を脱いで足を踏み入れたとたん、こむら返りの予感に襲われたそうです。それからあとも、石の上を歩く姿は老人のそれのようでした。
その公園は、実はボクのおじいちゃん(故人)がかつて何度か問題を起こした場所でもあったのです。おじいちゃんは数年に一度くらいの割合で家に帰ってこなくなることがありました。そんなときは家族があちこち探しに出かけるのですが、発見されるのはいつもこの公園だったのです。お酒を飲むのが好きだった祖父は医者から飲酒を止められるようになると、家族に隠れて飲むようになりました。その分量が過ぎてしまうと、おそらく酔ったまま家には帰れないと思うのでしょう、この公園に来て時間を潰していたようです。おそらくこの公園に来てからも飲んでいたのかもしれません、そのうち祖父は眠ってしまうようです。この公園の名前はボクに祖父のそのようなエピソードとともに記憶されています。Mさんが足つぼを刺激する石の上を痛みに耐えながら腰を曲げて歩く姿は、ボクに祖父の存命の頃の姿を思い起こさせるばかりか、感傷的になった心に汗をかかせさえするのでした。冗談です。
足つぼを刺激したあと、映画血と骨の上映時間まで数十分あったのでコーヒーを飲んで時間をつぶし、7時から映画を見ました(greenplastic.net: 血と骨)。映画館が季節外れの空調設定でおそろしく寒く、ほとんどチルド状態で表に出たボクたちはとにかく温かい場所を求めてさまよい韓国料理を出す居酒屋に落ち着き、JINROのお湯割りを飲みました。ビール党でそういえば今まで一度もビール以外のものを飲んでいるところを見たことがないFさんも、最初の1杯はビールを飲んでいたけれども2杯目からはJINROのお湯割に切り替えていました。
居酒屋では映画の話や読むべき漫画の話などで盛り上がりました。高等な知識に裏打ちされたバカ話ほど楽しいものはありません。
そういえば、牡蠣のチヂミをはじめて食べました。とくに珍しいものでもなく季節ものだというので、お好み焼き屋のカキ玉みたいな存在なんだろうと納得しました。
映画血と骨を見てきました。
映画自体は見やすく作られていたと思います。物語がわりと丁寧に物語られているという感想を抱きました。
内容が暗いというか、ハッピーな人は1人も出てこない映画なので、おもしろかったとは思わないし、もう一度見ようとも思いませんが、映画との比較のために梁石日の原作を読んでみたいとは少し思います。ホントに少しだけ。
暴力が描かれている映画だと思うのですが、どうも何か判然としない気がするのです。うまく言えないのだけど、たしかに暴力がふるわれるシーンというのは随所に出てきます。でもそれは暴力がふるわれているのを見ていて、暴力というそれ自体じゃないなあという気がするのです。では、暴力それ自体を見るとはどういうことかと問われると答えることが出来ないのですが。
いずれにせよ、見ていて楽しい映画ではないです。でも、一度は見てもいいんじゃないかと思います。